『リコカツ』永山瑛太の感情爆発シーンが「切なすぎて…」数々の“揺さぶり”と残った想い

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金曜ドラマ『リコカツ』(TBS系金曜よる10時~)の第8話が放送された。今回、離婚してもなお高まる思いが咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)に嘘をつかせた。そんな2人にSNSでは「苦くて涙とまんねぇよ」「切なすぎて心臓苦しすぎ」「素直に想いを伝えられる時が来ますように」などの声が寄せられた。また咲の母、美土里を演じる三石琴乃が、主人公の月野うさぎの声を務めた『美少女戦士セーラームーンR』のエンディングテーマ『乙女のポリシー』を劇中で音痴に歌い、SNSでは大きく盛り上がった。

前へ進むために離婚の道を選んだ咲と紘一だったが、2人を取り巻く人物たちの“揺さぶり”により、切ない2人の想いだけが残る結果となった第8話。その切ない結果を魅せるために、前半はコメディタッチのシーンが多かったように思える。そこで紘一風に2人を揺さぶる人物たちにスポットを当ててみよう。

ひとつ、ドドン。小説家・連(白洲迅)の咲に対する思いは意外にも本物である。

前回、紘一に「あいつは俺がもらう」と宣言した連。しかし、連のことを認められない紘一に連は「じゃぁ、水口咲にふさわしい人って、誰?」と投げかける。この言葉が起点となって、紘一の咲にぴったりな相手を見つけるという暴走が始まったのだ。最初に紘一を揺さぶる原因を作ったのが連だったのである。とはいえ、連は咲に自分が親に捨てられた過去を告白。連の性格を考えると、よほどでなければ相手に自分の弱みを見せることなんてない。「俺、あんたのために書きたい」という連の表情は今までにない誠実なもの。咲に対する想いはマジなのであろう。

ひとつ、ドドン。筑前煮女の行動は恋するがゆえの過ちだったでござる。

これまで散々、咲にひどいことをしていた“筑前煮女”こと一ノ瀬(田辺桃子)だったが、ここへきて、咲にまさかの土下座。今まで自分の犯した過ちを涙ながらにカミングアウトすると「生まれて初めて人を好きになって、どうしたらいいのか分からなくなってしまって。私は決して許されないことをしてしまいました」と明かした。てっきり悪女かと思っていたのに、すべては恋に盲目となった乙女状態の罪。この後、一ノ瀬に会いにいった咲は彼女から「結婚したら夫のために仕事は辞めるつもりです」という言葉が咲の心を揺さぶったのである。

ひとつ、ドドン。元カレ貴也(高橋光臣)が紘一の実家を来訪する。

わざわざ紘一の実家まできた貴也は結婚しない主義を撤回したことを紘一に告げる。「いずれ咲さんが前を向く気持ちになれたら、あらためてちゃんとプロポーズしようと思っています」。やっぱり、貴也はなかなかいいオトコ。こんなの、離婚した相手に言う言葉じゃないから。察しのいい貴也は、まだ咲も紘一もお互いに気持ちが残っていることに気づいているということだ。だからこそ、正々堂々と咲への気持ちを紘一へ伝えたかったのであろう。

結局、何が言いたかったのかといえば、これらの周りの人たちの揺さぶりが、ラストで2人に嘘をつかせてしまったのである。

まず紘一は咲の幸せを願うあまり、貴也が咲にふさわしい相手かどうか見極めるためストーカー行為を開始。まぁ、サングラスをして変な帽子を被り、Tシャツとデニムで双眼鏡を持ちながら尾行する紘一は的外れだけど。そして連に会いにきた紘一は貴也こそ、咲にふさわしい相手だと告げる。しかも紘一は咲と貴也を呼び出し、“デイト”まで画策。ここで食事をして会話をする貴也をみると、貴也はやっぱり咲にぴったりな相手だということがわかる。

咲の話を聞いて「それだけケンカするってことはさ、緒原さんと真剣に向き合ってたからでしょ」。さすが貴也であると言いたい。一方、紘一は一ノ瀬と定食屋で食事。もりもり食べて、「おかわり」と息まであった2人。確かに性格や行動から考えれば、咲と貴也、紘一と一ノ瀬のカップルが一番しっくりとくるのは間違いない。でも、“好き”という気持ちは別。それが分かると余計、切なくなってくる。

終盤、紘一はあらためて一ノ瀬に「一ノ瀬三尉とお付き合いすることはできません」と、はっきり告げると咲の元へ駆けつける。「キミにとって何が一番いいのか、自分の心と向き合い、よく考えた」という紘一は、陽だまりのようにあたたかく穏やかで、いつも微笑んでいられるような相手が一番だという。ホントは自分がそうありたい、咲にとっての陽だまりのような存在になりたいと紘一も思っているはずだ。だからこそ「キミにはそういう居場所を見つけてほしい」と言ったとき、あえて貴也の名前をあげることはしなかったのだ。だが、「あなたはどうなの? あなたにとって一ノ瀬さんがそういう場所なの?」と聞き返した咲は、一ノ瀬こそ紘一にふさわしい相手だと言ってしまった。まさか咲の口から一ノ瀬の名前が出るとは紘一も思ってはいない。そう言われたときのうろたえた表情から、紘一がショックを受けていたことは確実。それから何かを吹っ切ったような顔をして「彼女と付き合うことにした」と嘘をつく紘一の目だけが少しうるうるしている。咲も目をうるませながら「良かったじゃない。良かった。私も紘一さんと同じ気持ち。あなたには陽だまりで微笑んでいて欲しい」。なんとか「ありがとう」という言葉だけをひねり出し、すぐに紘一は家をでていってしまう。

家を出て呆然と歩く紘一の手をつかんだのは咲、紘一を追いかけてきたのだ。「私、貴也とやり直す」という咲に「そうか、良かった」と笑顔を浮かべる紘一。再び1人になった紘一は「良かったんだ、これで良かったんだ」とつぶやくが、歩道のガラスに写り込んだ自分の顔を見て「お前、嘘ついたなぁ!!!!」と今まで抑え込んでいた感情が爆発。もう切なすぎて胸が締め付けられ涙があふれ出た。おそらく今までで一番、紘一の本音が出た瞬間だったのではなかろうか。「なにやってんだよ」と泣き崩れる紘一。一方、咲も偶然会った貴也に「私たちもう一度、もう一度、私と…私と…私と……」と言うも次の言葉が出てこない。「私、貴也とやり直せない」と貴也にはっきりと告げる咲だった。残りは9話と10話だけ。咲と紘一が幸せになれるか気になるんじゃぁ~!!

~今週の紘一さん~



あまりにも切なかったので、「今週の紘一さん」でほっこりしてもらおう。まずは実家を訪ねてきた貴也から「実は咲さんにやり直そうと言いました。結婚を前提に」と言われた紘一はお茶が口からマーライオン。それを見た貴也の「お茶から口」も重なって面白過ぎ!完全にコント状態。その後、すぐに撤回したという貴也に「さすが、女心がよくわかってらっしゃる」と言いつつ「しかし、そういうところが少し鼻がつく」って、全然貴也のこと評価していないから!と紘一にツッコミを入れた人も多かっただろう。

お次はいかに貴也が立派な人間が連に説明するところ。

「この目で見たので確かな情報だ」という紘一に咲は「見たの?」と聞く。本心は「ストーカーしたの?」と言いたかったのだろう。そんな咲に「見たよ」という紘一がコワ可愛かった。さらに額に手を当て「う~ん」と悩むふりをした紘一のバックに流れるのは、どこかで聞いたことのある曲。そう、古畑任三郎だ。古畑任三郎のモノマネが結構、似ていることにびっくり。また咲と貴也の“デイト”を画策して店を探す紘一は「ここなら半ライスはありそうだな」とポツリ。今週も可愛すぎる紘一だった。

文:今 泉

▼前回の第7話記事はこちら

『リコカツ』永山瑛太が思わず叫んだ“呼び方”の違いにキュン、離婚しても募る恋心

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■金曜ドラマ『リコカツ』
毎週金曜よる10:00~10:54

(C)TBS

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