【米ビルボード・ソング・チャート】BTS「Butter」初登場1位、オリヴィア・ロドリゴTOP10に3曲チャートイン

Billboard JAPAN



BTSの新曲「Butter」が1位に初登場した、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

5月21日にリリースした「Butter」で、通算4曲目のNo.1タイトルを獲得したBTS。初の首位獲得曲「Dynamite」(2020年9月5日付チャート)から「Butter」まで、4曲を1位に送り込んだ期間はわずか9か月で、グループとしては1970年にジャクソン5が記録した8か月2週間(1970年1月30日から10月17日)に次ぐ最短記録を約51年ぶりに更新した。

「Dynamite」(2020年9月5日、12日、10月3日)
「Savage Love(with ジェイソン・デルーロ&ジョーシュ685)」(2020年10月17日)
「Life Goes On」(2020年12月5日)
「Butter」(2021年6月5日)

1年以内に4曲のNo.1タイトルを獲得したのは、2007年に7か月2週間という記録を打ち出したジャスティン・ティンバーレイク以来約14年ぶりで、以下の6組に続く歴代7組目の快挙となる。

ビートルズ / 4か月 (1964年2月1日から5月30日)
ザ・スプリームス / 7か月1週間 (1964年8月22日から1965年3月27日)
ジャスティン・ティンバーレイク / 7か月2週間 (2006年9月9日から2007年4月21日)
ジャクソン5 / 8か月2週間 (1970年1月30日から10月17日)
BTS / 9か月 (2020年9月5日から2021年6月5日)
マライア・キャリー / 9か月3週間 (1990年8月4日から1991年5月25日)
ポーラ・アブドゥル / 1年 (1989年2月11日から1990年2月10日)

4曲のうち、リミックスのゲストとしてクレジットされた「Savage Love」を除く3曲はいずれも初登場で1位を獲得。初登場1位獲得曲の最多記録はアリアナ・グランデの5曲だが、グループで複数のタイトルをもつアーティストはBTSのみとなる。

初登場1位獲得は「Butter」が史上54曲目で、2021年では7曲目のタイトル。2021年に1位を獲得したタイトルは計10曲で、6月時点ではMRCデータ(元ニールセン・ミュージック)が1991年から集計をスタートして以来の最速記録で、歴代最多記録を更新した昨2020年の12曲に迫りつつある。

「Butter」は、初週242,800を売り上げてデジタル・ソング・セールス・チャートでも1位に初登場。セールス・チャートでの首位獲得はグループとして最多の通算7曲目で、週間セールスは「Dynamite」が初登場週で記録した300,000以来の最高売り上げとなった。

ストリーミング・ソング・チャートでは初週3,220万回を記録して4位に、エアプレイ・チャートでは1,810万回を記録して39位にそれぞれデビュー。エアプレイ・チャートのランクインは「Dynamite」に続く2曲目で、同曲がデビューした49位を上回る初登場の最高位も更新している。

発売翌週の5月28日には同曲のリミックス・バージョン「Butter (Hotter Remix)」がリリースされていて、そのセールスとストリーミングが反映される次週6月12日付チャートも上位をキープする可能性が高い。

先週No.1デビューしたオリヴィア・ロドリゴの新曲「good 4 u」は2位にダウンしたが、今週のアルバム・チャート“Billboard 200”で1位に初登場したデビュー・アルバム『サワー』のリリース効果を受けて、ストリーミング・ソング・チャートでは45%増加の6,270万回を記録して1位をキープした。

また、前シングル「deja vu」も前週の13位から3位に最高位を更新し、ストリーミング・チャートでは79%増加の3,280万回を記録して20位から2位にジャンプアップしている。関連曲では、同曲の歌詞に引用されたビリー・ジョエルの「アップタウン・ガール」が1983年11月に同3位を記録し、「deja vu」というタイトルでは2006年にビヨンセ&ジェイ・Zが4位、2016年にJ.コールが同名曲で7位にTOP10入りしている。

アルバム『サワー』からは、2曲目に収録された「traitor」も今週9位にデビューしていて、オリヴィアはデビュー作から3曲をTOP10に同時ランクインさせた初の快挙を達成した。本作からは、1月8日にリリースしたデビュー曲「drivers license」も1月23日付チャートから通算8週のNo.1をマークしていて、4曲連続でTOP10デビューを果たした初のアーティストという記録も打ち出している。

以下、デュア・リパの「レヴィテイティングfeat.ダベイビー」は3位から4位に、シルク・ソニックの「リーヴ・ザ・ドア・オープン」は4位から5位にそれぞれ順位を下げたが、各ポイントは安定している。「リーヴ・ザ・ドア・オープン」は、週間8,900万回を記録してエアプレイ・チャートで7週目、R&Bソング・チャートで10週、R&B/ヒップホップ・ソング・チャートでは5週目の1位をキープしている。

ジャスティン・ビーバーの「ピーチズfeat.ダニエル・シーザー&ギヴィオン」は6位をキープし、ザ・ウィークエンド&アリアナ・グランデの「セイヴ・ユア・ティアーズ」は9位から7位、ドージャ・キャットの「キス・ミー・モアfeat.シザ」は10位から8位にそれぞれ上昇した。前述の「traitor」を9位に挟み、10位には先週の11位からマスクド・ウルフの「アストロノーツ・イン・ジ・オーシャン」がTOP10復帰している。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは6月4日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「Butter」BTS
2位「good 4 u」オリヴィア・ロドリゴ
3位「deja vu」オリヴィア・ロドリゴ
4位「レヴィテイティング」デュア・リパfeat.ダベイビー
5位「リーヴ・ザ・ドア・オープン」シルク・ソニック
6位「ピーチズ」ジャスティン・ビーバーfeat.ダニエル・シーザー&ギヴィオン
7位「セイヴ・ユア・ティアーズ」ザ・ウィークエンド&アリアナ・グランデ
8位「キス・ミー・モア」ドージャ・キャットfeat.シザ
9位「traitor」オリヴィア・ロドリゴ
10位「アストロノーツ・イン・ジ・オーシャン」マスクド・ウルフ

当記事はBillboard JAPANの提供記事です。

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