皆既月食のあと警報級の大雨に警戒 あす27日は滝のような雨 風も強く関東ヒンヤリ

日直予報士

今夜(26日)、皆既月食のあとは西から雨の範囲が広がります。あす(27日)は全国的に雨で、西日本・東日本では激しい雨が降り、九州などでは警報級の大雨の恐れ。沿岸部を中心に風が強く、関東などでヒンヤリしそうです。

●激しい雨の時間帯

今夜(26日)皆既月食のあとは、大雨に警戒が必要です。梅雨前線が西から北上、前線上に低気圧が発生し、あす(27日)にかけて西日本から東日本を通過する見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発に。九州や四国などでは1時間に50ミリ以上の滝のような非常に激しい雨が降り、27日夕方までに予想される雨量は多い所で250ミリです。5月1か月の平年の雨量は福岡で134ミリ、高知で280ミリ、大阪で136ミリなので、1か月分の雨量が一日で降るような大雨です。関東も午後はバケツをひっくり返したような激しい雨が降り、風も強まるでしょう。
【激しい雨のピーク】
九州:27日未明~朝の通勤・通学の時間帯
中国:27日明け方~朝の通勤・通学の時間帯
四国:27日午前
近畿:27日朝~昼過ぎ
東海:27日昼前後
関東:27日午後

●5月として記録的な大雨

先週5月20日~21日は活発な梅雨前線の影響で、九州や四国、近畿などにライン状の発達した雨雲がかかり、5月としては記録的な大雨となりました。熊本県の球磨川などで一時、氾濫危険情報も発表されました。今月に入ってから、西日本では雨の日が多く、きのう(25日)までの前20日間の雨量は、熊本349.5ミリ(平年比321%)、松山182ミリ(平年比209%)、大阪259.5ミリ(平年比279%)など、平年より2~3倍多くなっています。統計開始以来最も多い5月の降水量は、大阪で360.9ミリ(1965年)ですが、あす(27日)は大阪府内の多い所で100ミリの雨が予想されているため、記録を更新する可能性があります。
西日本では度重なる雨で地盤が緩んでいる所があります。少しの雨でも土砂災害などに警戒が必要です。

●風が強まりヒンヤリ

全国的に雨で、西日本・東日本でも最高気温が25℃以上の夏日の所は少ないでしょう。特に、関東はきょう(26日)より大幅に気温が低く、20℃に届かない予想です。東京はきょう(26日)で4日連続で25℃以上の夏日となりましたが、あす(27日)は朝からほとんど上がらず昼間でも上着がないとヒンヤリしそうです。沿岸部を中心に風が強まり、体感温度はもっと低く感じられそうです。服装でうまく調節しましょう。

当記事は日直予報士の提供記事です。

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