新垣結衣と星野源が5月19日に結婚を発表。2人は2016年の大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で夫婦役を演じており、今年1月に放送されたスペシャル版での再共演で距離を縮めたといわれている。結婚発表後、Twitterでは祝福コメントが飛び交うとともに“逃げ恥婚”がトレンド入りするなど、大きな盛り上がりをみせた。
また、新垣は結婚発表に併せて、所属事務所「レプロエンタテインメント」との専属マネジメント契約が終了したことも報告。当面は「レプロ」がマネジメント契約を一部継続しながらも、今後は個人で活動していくといい、同事務所が運営していた新垣のファンクラブサイトは年内を目途に終了するという。
レプロのタレントが“奴隷契約”を告発
新垣が所属していた「レプロ」といえば、現在“のん”として活動している能年玲奈の“独立・洗脳騒動”で世間を騒がせたことがある。能年は2015年1月、レプロに無断で個人事務所を設立し、恩師とされる女性と同居生活を送っており、この女性に洗脳されていると一部メディアで報じられた。
さらに、同年4月28日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、能年がレプロ社長・本間憲氏から冷遇されており、2013年度上半期のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』出演時には月5万円しかギャラが支払われていなかったと伝えた。独立騒動以降、休業状態だった能年は、2016年にレプロを退所。その後、徐々に映画やCMなどに出演するようになったものの、今も地上波ドラマへの出演はゼロだ。
また2017年には、レプロに所属していた清水富美加(現・千眼美子)が芸能界引退と宗教団体「幸福の科学」への出家を発表。清水の出家に際して、幸福の科学は会見を開き、清水とレプロについて<芸能界にしばしば見られる奴隷契約、そうした雇用、就労関係があった>と主張。以下のような具体例を挙げていた。
<当初は歩合制であったものの、事務所は何もしてくれなかった。次第に稼ぐようになったら、事務所から月給制を持ち出された。お父様から事務所に『厳しいのではないか?』とお話ししたところ、仕事を干された>
<清水さんは『仮面ライダー』シリーズのオーディションに自分で申し込み、役を射止めましたが、睡眠時間3時間で1カ月31日働いても月給制。ボーナスは支給されなかった>
<嫌な仕事の典型は、水着のDVDであった。嫌で事前に拒否していたにもかかわらず、『もう決まっている』と無理に入れられてしまった。仕事を断ると干されるという恐怖の中で仕事をしていた>
なお、これについてレプロ側は、事実と異なるとして反論している。
ここ数年、所属タレントとの対立が目立っているレプロ。新垣は当面の間レプロのサポートを受けるということで双方の関係は円満であるようにも思えるが、今後はどうなっていくのだろうか。