ファミコンカセット全1053タイトル収集のYouTuber、25万円で落札した品も

日刊SPA!

 先月、レトロゲームに関する動画をYouTubeで公開しているSOMARI(Twitter:@smr_an_fami)さんのツイートが反響を呼んだ。それは、これまでに発売されたファミコンカセット(以下。カセット)全1053タイトルを箱・説明書付きで集め、コンプリートしたというもので、現時点で8800いいね以上を獲得している。

今回はコレクションのコンプリートに20年と3ヶ月を費やしたというSOMARIさんに取材を敢行。収集の道のりなどについて伺った。

◆幼い頃に憧れだったファミコンを大人になってからコレクション

1987年生まれのSOMARIさん。いわゆるファミコン世代ではないにも関わらず、カセットを収集し始めたきっかけは何だったのか。

「幼少期は家に唯一あったゲーム機の『スーパーファミコン』で遊ぶことが多かったんですが、あるとき友達の家で『ファミリーコンピュータ』(以下、ファミコン)をプレイして、強い憧れを抱くようになりました。

そして中学生のとき念願のファミコンを手に入れ、地元の中古ゲームショップで安価なカセットを買ううちに自然と収集癖がつきましたね(笑)」(SOMARIさん、以下同)

学生時代は友人にカセットを譲ってもらうことも多かったというSOMARIさん。本腰を入れて収集するようになってからは、ひたすら目当てのタイトル探して買い求めるようになったという。

「ゲームショップはもちろん、ネットオークションやフリマアプリ、通販も活用しました。また、2020年から収集過程をYouTubeで投稿し始めたところ、コレクターの方から探していたカセットを譲ってくださり、専門店で店員さんから『探していたら協力します』と声をかけてもらうようになりました」

◆百戦錬磨のコレクターが選ぶ、最レア&最高額カセットは?

全1053タイトルのなかで、いちばん入手に苦労したカセットはどれなのか。

「レア過ぎたのは『けいさんゲーム』です。このシリーズは対象となる小学生の学年別に5本発売されており、なかでも『1年』と『5・6年』の2本には苦しめられました……」

◆25万円のプレミア価格で落札!

「最も高額だったのは流通量が少ない『データック バトルラッシュ』です。ネットで25万円のプレミア価格で落札しました。まあ、過去には中古品に50万円近い値がつくこともあったので十分お買い得ですよ (笑)」

入手困難なタイトルもコンプリートしてきたSOMARIさんに、お目当て品をゲットするコツを伺った。

「電話やメールで在庫状況を問い合わせ、実店舗ならできる限り何度も足を運ぶことですね。ネットオークションやフリマアプリの場合は、欲しいタイトルが出品されたら通知が届くよう登録しておくのがオススメです。

また、誤った名称で出品されることを想定して複数のワードで検索します。例えば、ファミコンの『スノーブラザース』は、他機種で発売された際の『スノーブラザーズ』の名称で出品されることが多いので、必ず両方の名称で検索しました」

◆人生の苦楽を共にしてきたパートナー

最後にSOMARIさんに、ファミコンへの想いを語ってもらった。

「この先ゲームがどんなに進化を続けても、ファミコンをはじめレトロゲームを愛する気持ちは変わらないでしょう。もはや人生の苦楽を共にしてきたパートナーです。そんなパートナーと末永く付き合っていけたら、こんなに嬉しいことはありません!」

——子供の頃の憧れにお金をかけて手を伸ばせるのは大人の特権。お家時間が増えた今、懐かしのホビーを買ってみるのもいいかもしれない。<取材・文/A4studio>

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

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