翼のトランスフォームっぷりがスゴい。陸と空を制するeVTOL機「ASKA」

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Image: ASKA

フライト・モードとドライヴ・モードにトランスフォーム!

流線形のボディーと4つの車輪を持ち、翼が可変し6枚のプロペラで飛行できるeVTOL機「ASKA」。これはイスラエルとカリフォルニアのスタートアップ企業、NFT社が開発を続けているもので、新しいコンセプト・デザインのお披露目と共に予約が開始されました



中央で機体を横切る翼が特徴的ですね。垂直離着陸時は縦になればプロペラも上を向き、横に倒せば揚力を伴い、STOL(短距離離着陸機)として飛行できるようになります。これだとプロペラが全て上を向いているドローン型より、エネルギー効率が良くなるわけです。

SUVサイズで陸空を制覇


「ASKA」は4人乗りで、飛行できる距離はおよそ100~241km。ですが化石燃料、もしくは水素燃料を使ったレンジエクステンダーを稼働させれば400kmまで飛べるのだそうです。そして最高時速240kmでこれに乗れば、各都市の中心部を1時間ほどかけ、ドア・ツー・ドアで移動することが可能になります。

車体はSUVサイズとのことで、ドライヴ・モードなら一般的な自動車よろしくインホイール・モーターを使って道路を走り、特定の離発着場から空へとアクセスします。飛行にあたっては免許証が必要ですが、目的地をプログラムして半自動的に飛ぶので操縦はシンプルなのだそうです。

ダッシュボードはタッチパネル

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Image: ASKA

インパネから助手席まで、ダッシュボードはタッチパネルになっており、これがドライヴ・モードとフライト・モードでインターフェイスを変える仕組みになっています。地上を走る場合はナビや、後方カメラでサイドミラーのように左右の様子が映し出され、空を飛ぶと高度計などの計器類や地図などが表示されます。それでも助手席部分は映画などエンタメが楽しめるようですけどね。

飛ぶのは2022年で売り出すのは2026年予定


本格的な試験飛行は、2022年に行われる予定で、最初に製造されるのは1,500機。その価格はなんと8,600万円…ですがそこには、飛行士免許の取得代やナンバープレートの取得代も含まれているのだそうな。そして現在はFAA(アメリカ航空局)からの承認を待っているところで、納車を2026年に始めたいと考えているようです。


実は共同設立者でCOOは日本人のカプリンスキー真紀さんという方で、エンジニアにも日本の方がチームとして数名参加されています。となると応援したくなっちゃいますね。早く実機が見たいものです。

Source: YouTube, ASKA via NEW ATLAS, INTERESTING ENGINEERING, Forbs JAPAN (1, 2)

当記事はギズモード・ジャパンの提供記事です。

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