片づけたいけど、どうすればいいかわからない!

OTONA SALONE



じっとしているのが苦手、集中が続かない、衝動的に行動してしまう…ADHDと診断されていなくても、このような特性をかかえることで「生きにくさ」を感じている人は多くいます。今回は、臨床心理士による著作「ADHD脳で困っている私がしあわせになる方法」から、「ツライ」を「楽」に変えるヒントをお送りします。【ADHD女子#16】


3つの脳のクセが複合的に重なってどうにもならない汚部屋になる


ADHDの汚部屋問題はなかなかに深刻です。

床には脱いだ洋服の山、 雑誌や本の山、 ペットボトルの丘が形成されて床が見えない。

モノがじゃまでドアはあかない、 もしくは閉まらない。

キッチンには使った食器が山積みになり、ソファは乾いた洗濯物に占拠されて人間は座れない。

平日は仕事で疲れているから、 休日に片づけようと思っているのに、

汚い部屋にうんざりして遊びに行ってしまう。

そんなわけで常に散らかっているのです。

部屋が散らかる最大の原因は、 使ったものを元に戻さないこと。

使えば使いっぱなし、 脱げば脱ぎっぱなし。

使い終わった瞬間に興味が消えるので、 気持ちからも視界からも消えうせます。

しかも 「ほしい」 と思ったら衝動的に買ってしまうので、 モノは増殖するばかり。

これらはすべて抑制制御の障害です。

散らかしても定期的に片づければいいのですが、

そこは 「先延ばし」 です。

だって、 散らかっていても死なないから。

食事の準備をしないとおなかがすくし、

何日も洗濯をしないと着る服がなくなるから、

生活に直接かかわるデメリットが生じます。

でも片づけや掃除にはそれがない。

いえいえ、実はあるのですが、 見えにくい。

だから行動に移せない。そう、 これは報酬遅延の障害です。

そして時間処理の障害も関係しています。

「この本棚の片づけくらいなら30分もあればすむかな。

そうしたらそのあとはテレビ棚も片づけよう。

2時間もあればリビング全部片づけられる」

なんて、 甘い見積もりで計画を立ててしまうけど、

実際にはその3倍は時間がかかってしまう。

計画どおりに片づけられないと、 やる気もなくなるのです。
ADHDの特性を持つことで「生きにくさ」を感じて苦しむ大人の女性はたくさんいます。自らADHD脳という臨床心理士の中島美鈴先生からの超驚きの具体的な解決法とエールが満載です。


ADHD脳で困っている私がしあわせになる方法

中島美鈴・著 主婦の友社・刊

当記事はOTONA SALONEの提供記事です。

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