【米ビルボード・ソング・チャート】ザ・ウィークエンド&アリアナ・グランデ首位獲得、両者にとって6曲目のNo.1

Billboard JAPAN



ザ・ウィークエンド&アリアナ・グランデの「セイヴ・ユア・ティアーズ」が首位を獲得した、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

アルバム『アフター・アワーズ』から4曲目のシングルとして昨年8月にカットされた「セイヴ・ユア・ティアーズ」は、今年1月に公開されたミュージック・ビデオと、翌2月に開催された【第55回スーパーボウル】のパフォーマンス効果を受け、2月13日付チャートでTOP10入りした後、約3か月を経て登場20週目で首位に到達した。首位獲得まで20週以上要したのは、昨年8月に同20週で1位に到達したハリー・スタイルズの「ウォーターメロン・シュガー」以来となる。

今週各ポイントが急増したのは、クレジットにもあるアリアナ・グランデをフィーチャーしたリミックスが4月22日にリリースされたため。前週から265%増加の18,000を売り上げ、デジタル・ソング・セールス・チャートでも先週の19位からジャンプアップして1位を獲得した。セールス・チャートでの首位獲得は、ザ・ウィークエンドにとって6曲目、アリアナ・グランデは8曲目のタイトル。

週間再生数は111%増加の3,040万回まで上昇し、ストリーミング・ソング・チャートでも17位から2位に急上昇。エアプレイ・チャートでも先週に続き同2位をキープした(6,730万回)。

Hot 100での首位獲得は、ザ・ウィークエンド、アリアナ・グランデ共に通算6曲目で、アリアナは初登場1位ではない初のタイトルを獲得した。ザ・ウィークエンドは、カナダ人アーティストとしてドレイク(8曲)、ジャスティン・ビーバー(7曲)に次ぐ歴代3番目に記録を更新。なお、両者が初めて首位を獲得したのは2010年、ザ・ウィークエンドは2015年で、期間記録では6曲のザ・ウィークエンドが最多となる。

ザ・ウィークエンド 首位獲得曲
3週「キャント・フィール・マイ・フェイス」(2015年)
6週「ザ・ヒルズ」(2015年)
1週「スターボーイfeat.ダフト・パンク」(2017年)
1週「ハートレス」(2019年) ※初登場1位
4週「ブラインディング・ライツ」(2020年)
1週「セイヴ・ユア・ティアーズwithアリアナ・グランデ」(2021年)

アリアナ・グランデ 首位獲得曲
7週「thank u, next」(2018年) ※初登場1位
8週「7 rings」(2019年) ※初登場1位
1週「スタック・ウィズ・ユーwithジャスティン・ビーバー」(2020年) ※初登場1位
1週 「レイン・オン・ミーwithレディー・ガガ」(2020年) ※初登場1位
1週 「ポジションズ」(2020年) ※初登場1位  
1週「セイヴ・ユア・ティアーズwithザ・ウィークエンド」(2021年)

アリアナ・グランデは、これでデュエット曲によるNo.1タイトルを3曲に更新し、女性アーティストとしては初、同3曲をもつポール・マッカートニーと記録を並べた。

共同制作者のマックス・マーティンにとっては、ソングライターとして24曲目、プロデューサーとしては22曲目の首位獲得で、ソングライターの記録ではそのポール・マッカートニー(32曲)、ジョン・レノン(26曲)に次ぐ歴代3番目、プロデューサーとしてはジョージ・マーティン(23曲)の最多記録にリーチをかけた。

アルバム『アフター・アワーズ』からは、これで「ハートレス」(2019年)、「ブラインディング・ライツ」(2020年)、「セイヴ・ユア・ティアーズ」(2021年)の3曲が、3年にわたって首位を獲得した。同じアルバムから3年にわたりNo.1ヒットを生んだのは、1989年、1990年、1991年で達成したジャネット・ジャクソンの『リズム・ネイション1814』以来30年ぶり、歴代2作目。

なお、2010年代には以下の6作が3曲以上のNo.1ヒットを輩出している。

3曲 リアーナ『ラウド』(2010年)
5曲 ケイティ・ペリー『ティーンエイジ・ドリーム』(2010年)
3曲 アデル『21』(2011年)
3曲 テイラー・スウィフト『1989』(2014年)
3曲 ジャスティン・ビーバー『パーパス』(2015年)
3曲 ドレイク『スコーピオン』(2018年)

チャートに戻り、シルク・ソニックの「リーヴ・ザ・ドア・オープン」は先週に続き2位をキープ。若干数だがオンエア数を上昇させ、エアプレイ・チャートでは3週目、R&Bソング・チャートでは6週目、R&B/ヒップホップ・ソング・チャートでは2週目の首位をそれぞれ獲得した。ジャスティン・ビーバーの「ピーチズfeat.ダニエル・シーザー&ギヴィオン」も3位に留まり、エアプレイを21%増加の6,150万回に上昇させて今週のAirplay Gainerを獲得した。

3週前に1位を獲得したポロ・Gの「Rapstar」は4位にダウンしたが、ラップ・ソング・チャートでは3週目の首位をキープしている。先週5位にランクアップしたデュア・リパの「レヴィテイティングfeat.ダベイビー」は今週も5位を死守し、ドージャ・キャットの「キス・ミー・モアfest.シザ」は8位から6位に最高位を更新。リル・ナズ・Xの「モンテロ(コール・ミー・バイ・ユア・ネーム)」は主要ポイントを維持できず、4位から7位にランクダウンした。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは5月7日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「セイヴ・ユア・ティアーズ」ザ・ウィークエンド&アリアナ・グランデ
2位「リーヴ・ザ・ドア・オープン」シルク・ソニック
3位「ピーチズ」ジャスティン・ビーバーfeat.ダニエル・シーザー&ギヴィオン
4位「Rapstar」ポロ・G
5位「レヴィテイティング」デュア・リパfeat.ダベイビー
6位「キス・ミー・モア」ドージャ・キャットfeat.シザ
7位「モンテロ(コール・ミー・バイ・ユア・ネーム)」リル・ナズ・X
8位「アストロノーツ・イン・ジ・オーシャン」マスクド・ウルフ
9位「Up」カーディ・B
10位「drivers license」オリヴィア・ロドリゴ

当記事はBillboard JAPANの提供記事です。

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