世界的なヒットが前提の戦略?! ONE OK ROCK「Renegades」

Billboard JAPAN



4月28日公開のHot 100では、ONE OK ROCKの新曲「Renegades」が4位にチャートインした【表1】。大ヒットアルバム『Eye of the Storm』以来、2年ぶりのリリースとなるこの曲は、もともと親交があったというエド・シーランとの共作になっており、グローバルに活動するバンドらしいスケール感たっぷりの楽曲に仕上がっている。4月頭にリリースが発表されると同時に大きな話題となったが、実際に4月16日に配信リリースされ、同日にミュージックビデオも公開されたことにより、4月21日公開チャートでは一気に8位にまで上昇した。

しかし、初動だけでないのが、ワンオクの底力だ。ダウンロードは2週連続1位という熱心なファンの圧倒的な根強さを見せつけただけでなく、ストリーミングでは先週の43位から7位、動画再生数では85位から8位、そしてラジオのオンエア回数では36位から2位へと大幅なチャートアップとなっているのはさすがだ。このあたりは、ある程度計算済なのだろうが、なかでも動画再生数があっという間に870万回を超えているのは、彼らの強みだろう。エド・シーランの話題性だけでなく、4月23日から公開中の映画『るろうに剣心 最終章 The Final』の主題歌というタイアップが、このチャートアクションの背景にあるのは大きい。まだしばらくこれらの話題は引っ張れるだろうし、彼らの場合はワールドワイドでの展開も期待できるだけに、さらに大きなチャートアクションの波が起こる可能性もある。

久しぶりのリリースであるからこそ、話題となる切り口を複数準備し、それらを活用しながらしっかりとチャートアクションに繋げ、グローバルなロングヒットを狙う。「Renegades」には、さすがはONE OK ROCKと思わせる戦略がしっかりと練られているのを感じさせてくれるのだ。

当記事はBillboard JAPANの提供記事です。

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