成田凌と大倉忠義のBL!?男同士のピュアな恋愛に思わず心が震える『窮鼠はチーズの夢を見る』を絶対見るべき理由

うちのテレビは映らない。

こんにちは、ライターの藤間紗花です。

我が家の43インチの液晶テレビには、地デジ放送が映りません。チャンネルボタンを押しても映るのは暗闇だけ。

ではなぜ液晶テレビがあるのかといえば、大きな画面でAmazonプライムビデオなど動画配信サービスを楽しむためです。

この連載では、テレビでネット動画を楽しむ私が、個人的おすすめをレビュー&レコメンドしていきます。

BL、お好きですか?

突然ですが、みなさんは男性同士の恋愛をテーマとした“BL(ボーイズラブ)漫画”ってお好きですか……?

アニメや漫画への興味が深くなり、すっかりオタク女子になりつつあった高校時代。まわりのオタク友達にはBL作品が好きな子も多く、「藤間が好きそうなキャラが出てくるよ」と勧められ、私もBL漫画を読むようになりました。

それまで、恋愛漫画といえばいわゆる学園モノの少女漫画しか読んだことがなかった私。初めてBL漫画を読んだときの衝撃は忘れられません。

“恋愛は異性同士のもの”というそれまでの私の偏った価値観は崩れ、現実での自分の恋愛よりも、物語の中の彼らの恋愛に夢中になったものです。

大倉忠義くん、成田凌くんが恋人役ですか!?

最近ではあまりBL漫画を読むことはなくなりましたが、いつものようにAmazonプライムビデオを眺めていると、懐かしいタイトルがおすすめ作品として表示されました。

それは、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』。

原作は、水城せとな先生による女性向け漫画。実際にはBLレーベルから出版されていたわけではないものの、まさに私が高校生だったあの頃、BL作品好き女子たちの話題を集めていた作品でした。

 

 

当時私は読んでいなかったのですが、「実写化されてたのか~」と思いながら何気なくキャストを観てみると、なんと関ジャニ∞の大倉忠義くんと成田凌くんが主役の2人を演じているではないですか!! しかも、レビュー評価も4.5点とかなり高い……!

俄然興味が湧いてしまった私。というわけで今回は、『窮鼠はチーズの夢を見る』をチェックしてみることにしました!

不倫のもみ消しからはじまった、不安定な関係。

まずはあらすじをご紹介。

ある日、サラリーマンの大伴恭一(大倉忠義)のもとに、大学時代の後輩・今ヶ瀬渉(成田凌)がやってくるところから、物語ははじまります。

7年ぶりに会う今ヶ瀬は、おもむろにある書類を恭一に渡してきます。それは恭一の不倫の調査記録を示したものでした。今ヶ瀬は現在探偵であり、偶然にも恭一の妻から調査の依頼を受けていたのです。

調査結果をごまかしてほしいという恭一に、今ヶ瀬はキスを要求してきます。実は今ヶ瀬は大学の頃ずっと恭一に片思いしており、今もその想いを燻らせていたのです。

今ヶ瀬とのキスと引き換えに、なんとか難を逃れた恭一でしたが、ある日妻の方から別れを告げられます。不倫調査の結果とは関係なく、自分に執着せず、何も要求してこない恭一に妻はすでに愛想を尽かせていたのでした。

やがて、離婚を機にひとり暮らしをはじめた恭一のもとに、今ヶ瀬がよく遊びに来るようになりました。自分を慕う今ヶ瀬に対し、恭一も徐々に体を許していくように。

恋人ではない、けれど友達でもない微妙な関係が続いていくなか、恭一は偶然にも大学時代の元カノ・夏生(さとうほなみ)と再会するのでした……。

今ヶ瀬、幸せになってくれ。

映画を再生してから気づいたことだったのですが、『窮鼠はチーズの夢を見る』はR15指定。

予想以上に濃厚なベッドシーンも多く、うっかり家族の前で再生してしまった私は「それが何か?」的な表情を取り繕うことに必死でした。

しかし、物語が進むごとにそんなニュートラルな姿勢を貫くのも難しくなっていきました。

成田凌くん演じる今ヶ瀬に感情移入するあまり、恭一やライバルとなる女性陣に対して「わかってあげてよ!」「なんでそんなこと言うの……!?」などと声を荒げずにはいられなくなってしまったのです。

というのも、今ヶ瀬は7年のブランクの間に彼氏を作ってはいたものの、ずーっと恭一に恋い焦がれていたんですね。

その一方で、恭一は「好きだ」と言われたらついつい関係を持ってしまう流されやすい性格で、大学時代のあだ名は“流され侍”。見ての通り顔が超カッコいいため女性にもかなりモテてしまい、流されるままにさまざまな女性となし崩しに関係を持ってしまうものの、心から人を好きになったことはありません。

異性愛者にも関わらず恭一が自分を拒むことがないのは、そんな流されやすい性格のせいだと思っている今ヶ瀬。彼は、恭一がいつかほかの女性に心変わりしてしまうという不安を常に抱き続けているのです。

どうしてそんなクズな恭一がそんなにも好きなの……?」と不思議に思ってしまいますが、今ヶ瀬は入学して間もないの頃に一目惚れして以来、ずっと恭一のことが好きなんです。そこに説明できる理由などありません。でも人を本気で好きになるのって、理屈じゃないですよね……。わかるよ!!

とにかく健気な今ヶ瀬に感情移入してしまうシーンがいくつもあるのですが、その中でも印象に残ったのは、今ヶ瀬の誕生日のシーン。ここからは少しだけネタバレを含みます……!

ついに恋人同士となった今ヶ瀬に、恭一が「誕生日に何が欲しい?」と訊ねたとき、今ヶ瀬は「北京ダックが食べたい」と答えていました。お店を予約しつつも、そのほかにサプライズプレゼントとして、今ヶ瀬の生まれ年のワインをこっそり用意する恭一。

日付が変わり誕生日を迎えた瞬間、ワインをプレゼントすると、今ヶ瀬は子どものように無邪気な表情で喜びます。さらには「これは開けません!だって なくなっちゃうし」と宣言。それに対し恭一は、「だったら来年またあげるから」と諭します。

え、それって、来年も誕生日を祝ってくれるってこと……!?

恭一がその場を離れたあと、ひとりワインを抱きしめながら瞳をうるませる今ヶ瀬。なんてピュアなんだ……。

果たして、今ヶ瀬のピュアな恋心は実るのでしょうか?恭一は流され侍を卒業し、今ヶ瀬だけを愛せるようになるのでしょうか?

『窮鼠はチーズの夢を見る』が気になった方は、ぜひチェックしてみてくださ~い!!

『窮鼠はチーズの夢を見る』はコチラから!

 

WRITER

  • 藤間紗花
  •        

  • 自然と犬を愛するフリーライター。埼玉県出身、東京都在住。山に登る以外は、だいたい家で動画を観ています。

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