Little Glee Monsterのさいたまスーパーアリーナ公演をレポート

Billboard JAPAN



5人組の女性ボーカルグループLittle Glee Monsterが、4月18日にさいたまスーパーアリーナにて、キャリア最大規模となる全国アリーナツアー【Little Glee Monster Arena Tour 2021“Dearest ∞ Future”】のファイナル公演を行った。

リトグリは今年1月20日に全49曲を3枚のCDに収録した初のベストアルバム『GRADATI∞N』をリリース。1月27日、28日の東京・日本武道館公演を皮切りに、有観客による全国アリーナツアーをスタートさせた。二度目の緊急事態宣言を受けて、広島と仙台の公演はやむなく中止となったが、大阪城ホール、日本ガイシホール、さいたまスーパーアリーナ(全て2デイズ)公演を実現。昨年12月から体調不良のために活動を休止している芹奈が不在の中、かれん、MAYU、manaka、アサヒのメンバー4人で全国アリーナツアーを完走した。

ライブはリトグリの歌声やハーモニーの魅力が存分に詰まったエールソング「I BELIEVE」で躍動感たっぷりに幕を開け、CMソングとしてヒットした「世界はあなたに笑いかけている」や「青い風に吹かれて」など、会場に集まった大勢の観客の笑顔とクラップを引き起こす楽曲を続け、ライブならではのオーディエンスとの一体感を生み出した。そして、NHKラグビーテーマソング「ECHO」では右手を高々と掲げて赤く燃える情熱を歌ったあと、アサヒは会場をぐるりと見渡し、「この広さ、感動しますね。しかも、今日はツアーファイナルということで感慨深いです」と語ると、かれんは「皆さんと直接、顔を見ながらライブができる幸せに気づきました」と感謝の気持ちを伝えた。ここから、ファンキーなディスコチューン「Be My Baby」や「Baby Baby」、ラテンビートの妖艶なR&B「move on」や「SPIN」など、洋楽的アプローチにチャレンジした楽曲で年齢や経験を重ねた上で獲得した新たな一面を見せ、全編英語歌詞のダークなエレクトロニカ「Waves」では、生の多重コーラスと深みと激しさを増した歌声で観客を圧倒した。

衣装を着替えた後半は振ると音が鳴る“コーレスバルーン”を持って登場。中学生のメンバーもいた頃の初期の楽曲をメドレーで明るく元気にパフォーマンスした後、カラオケ人気の高い「いつかこの涙が」や世界的なアカペラグループのペンタトニックスとコラボした「Dear My Friend」を感情たっぷりに歌い上げた。仲間との出会いや別れ、再会の約束を込めた2曲のバラードに続き、manakaが「新生活で不安を抱えている方もいらっしゃると思いますし、頑張れる日ばかりではないと思います。私たちもそんな日がありましたけど、歩き続けたら、そんな日も大切に思える自分がいるなと、メンバー5人で話していて歌詞を使った曲があります」と語り、メンバー作詞による「足跡」をドラマチックに歌唱。さらに、「STARTING OVER」「青春フォトグラフ」と、この7年間の歩みを振り返りながらも未来に目を向けた楽曲で凛としたハーモニーを響かせ、ベストアルバムに収録された新曲で、「私たち5人と一緒に前を向いて歩いていけたらいいな」(MAYU)という願いを込めた「VIVA」でオーディエンスに感動を誘う歌声を届け、大きな拍手とコーレスバルーンが会場に鳴り響く中でメンバーはステージを後にした。

アンコールではかれんが「日々、生きていれば、楽しいことや嬉しいことばかりじゃなく、悲しいことやしんどいこともあると思います。でも、私は悪いことの次には、いいことがくるといつも信じています。一度きりの人生、限られた時間の中、下を向くのではなく、前を向いて笑って生きていたいと思ってます」というメッセージを伝え、最後にリリース前の新曲「君といれば」を初披露。観客のペンライトによる満天の星空の下で未来に向けた次の一歩を示し、コロナ禍とメンバー不在という試練と困難を乗り越えた初の全国アリーナツアーは幕を下ろした。

◎【Little Glee Monster Arena Tour 2021 “Dearest ∞ Future“】セットリスト
01.I BELIEVE
02.世界はあなたに笑いかけている
03.青い風に吹かれて
04.ECHO
05.Be My Baby
06.Baby Baby
07.move on
08.SPIN
09.Waves
BAND Inst 「I Feel The Light」
10.メドレー
全力REAL LIFE
Hop Step Jump!
Don't Worry Be Happy
11.いつかこの涙が
12.Dear My Friend
13.足跡
14.STARTING OVER
15.青春フォトグラフ
16.VIVA
17.君といれば

当記事はBillboard JAPANの提供記事です。

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