Googleさん、Wear OSについてどう思ってます?

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Photo: Victoria Song/Gizmodo US
Photo: Victoria Song/Gizmodo US

嫌いなの、そうなの?

Googleが提供するスマートウォッチのプラットフォームWear OS。GoogleはWear OSをどういう位置付けにしてるんでしょう。ぜんぜん力いれてないですよね。というかむしろ放置に近いような。スポットライトが当たってないのは明らかですが、それにしてもその放置っぷりがひどいような。ついには、Wear OSユーザーにとってアプリインストールすら不便になってしまうという複雑な状況に陥っており…。

2017年、Googleはユーザーがスマートウォッチにサードパーティ製アプリをダウンロードする場合のWear OSの仕様を変更。スマウォアプリとスマホアプリをバンドル連携していた仕組みから、スマートウォッチ版のアプリストアを立ち上げる方針になりました。これは、スマウォでの機能をなるべくスマホに頼らなくてもいいようにという目的で導入されたのですが、従来の方法(バンドル型)もオプションとして残されていました。なので、インストールしたアプリを、Googleプレイストアのから(Apps on Your Phoneで)確認できたわけです。

しかし、先月になってGoogleはこの仕様変更をデベロッパに通達。いわく、3月10日付で従来のやり方は使えないようになるよと。非スマウォユーザー向けにAPKの内容を変更したので、その仕様はなくすよと。やり方が変わることで戸惑うユーザーも多いと思いますが、本当の問題は変更の結果、以前の方法でインストールされたアプリがGoogleプレイストアで表示確認できなくなってしまうところ。その上、スマートウォッチ版のアプリストアでも見つけられないと…。

スマートウォッチ版のアプリストアが悪いわけではなく、問題はその使い勝手。たとえば、UberやGoogle Mapsなど、絶対にWear OS版アプリがあるとわかっているアプリでも探すのに一苦労するのが嫌。小さな文字盤の上ではタイピングは非常にやりづらいですから。必要なアプリが1つ2つならまだ我慢できますが、それならスマウォ導入の意味も半減しちゃうし。お手持ちのスマートフォンから、ウォッチにもいれたいアプリを選んでインストールできれば楽ちんなのに…。すべてを手首だけで処理しろというのは、スマートウォッチユーザーにとっては酷なインタフェースだと思いませんか? というかあまりに不親切では?

Wear OSの不便さはまだあります。たとえば、スマートフォンを買い替えた場合。手持ちのWear OS ウォッチを連携させようとすると、工場出荷状態にリセットしなければいけない場合があるという大問題。一部のユーザーから、Dexcom G6アプリでグルコース値を管理していたのにPixel 5にしたらモニタリング連携ができなくなったという切実な声もあがっています。もちろん、なんとかする方法はあるにはあるようですが、問題はガジェットに詳しくないユーザーの多くにとっては難しく、泣く泣く出荷状態にするしかないという…。

Googleだけでなく、仕様変更連絡を受けてアプリデベロッパ側もアップデートで対策をする必要はあります。ありますけれど、Googleだってエンドユーザーによってのプラットフォームの使い勝手をもう少し考えてくれたってさ。そもそも、Google自身がWear OSよりApple Watch優先させてる状況で、Wear OSのデベロッパにやる気出せというのもねぇ。自前の「Hey Google」のトリガーすら不具合でて放置されてるってさ…。デベロッパにアプリアップデートがんばれという方が無理。モチベでないっす。

てことで、Googleさん、Wear OSのことどう思ってるんですか?

今のぞみをかけるとしたら、それはライバルであるはずのSamsungのTizen。SamsungのスマートウォッチがWear OSにカムバックする噂があるので、それがプラスに働いてくれないかなぁ。人気の端末が対応することで、Wear OSのモチベーションがあがることを祈るばかり。

ライバルにお尻を叩いてもらわないとなこの状況含め、Wear OS本当にどう思ってるんですか?

Source: Androidpolice, 9to5Google

当記事はギズモード・ジャパンの提供記事です。

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