これも庵野秀明作品なの?エヴァだけじゃない!作品イッキ見しよう

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2021年3月8日(一部の地域では4月から)から全国公開が開始された『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。

“追告”という形でYouTubeにアップロードされた動画が、たった2日で200万回以上再生されるなど、大変な注目を集めています。

ご存知の方も多いと思いますが、『エヴァンゲリオン』を手掛けた庵野秀明監督は、その他にもアニメ・実写問わず、たくさんの作品を生み出しています。

庵野監督の面白い作品は『エヴァンゲリオン』だけじゃない! 今回は、庵野秀明さんが監督や脚本を務めた作品をご紹介しましょう。

 

彼氏彼女の事情

『彼氏彼女の事情』は、少女漫画雑誌『LaLa』に1996年から2005年まで掲載されていた津田雅美さんの漫画。1998年~1999年にアニメ版が放送されましたが、それを手掛けたのが庵野秀明監督。

優等生を演じる主人公2人の恋愛と成長を描いた作品ですが、主人公のひとりである有馬の“陰の部分”の表現は、視聴者に「怖い」と思わせるほど。庵野ワールドの特徴でもある“鬱展開”を存分に楽しめるはずです。

 

■あらすじ

進学校の「県立北栄高校」に通う1年生の宮沢雪野は、文武両道で容姿も端麗な優等生。しかし、彼女は見栄を張らずにはいられない性格。実は優等生を演じる裏で物凄い努力をしていたのだった。

そんな雪野の前に立ちはだかるイケメン優等生・有馬総一郎。総一郎は雪野の油断から彼女の本性を知ることに。その弱みにつけ込んで自分が所属する委員会の仕事を手伝わせるものの、彼にもまた、知られてはいけない裏の顔が存在していて……。


■声優:榎本温子(宮沢雪野)、鈴木千尋(有馬総一郎)、私市淳(浅葉秀明)、新谷真弓(芝姫つばさ) ほか
■放送時期:1998年10月~1999年3月
■制作:GAINAX、J.C.STAFF
■原作:津田雅美(白泉社『LaLa』連載)
■視聴できるVOD:AmazonPrimeバンダイチャンネルGYAO!ストアdアニメストアU-NEXT

 

ふしぎの海のナディア

『ふしぎの海のナディア』は、フランス作家ジュール・ヴェルヌの作品「海底2万里」と「神秘の島」を原案に制作されたオリジナルアニメ。総監督を庵野秀明さんが務め、1990年~1991年に放送されていました。

一見、鬱要素などないSFファンタジー作品ですが、ストーリー中盤で展開される事故シーンでは、「大勢を救うために少人数を犠牲にすべきか」という展開を入れ込み、視聴者にトラウマを植え付けたことでも有名です。「あなたならどうする?」という庵野監督のメッセージを感じませんか?

 

■あらすじ

1889年、フランス・パリでは万国博覧会が開催され、世界中の科学や文化が集結していた。

同じ頃、世界の海では謎の巨大生物“海獣”が出没。その巨大生物によって父親が行方不明になった少年ジャンは、万国博覧会の会場でナディアという謎の少女と出会う。

この出会いをきっかけにナディアたちの冒険が始まる……。


■声優:鷹森淑乃(ナディア)、日高のり子(ジャン)、水谷優子(マリー)、桜井敏治(キング) ほか
■放送時期:1990年4月~1991年4月
■制作:東宝
■視聴できるVOD:AmazonPrimeバンダイチャンネルNHKオンデマンドHuluU-NEXT
■公式サイト:http://www.nhk-character.com/chara/nadia/

 

トップをねらえ!

『超時空要塞マクロス』や『エースをねらえ!』といった名作アニメのパロディ的要素を含んだ、庵野秀明監督初の商業監督作品。

『トップをねらえ!(全6話)』は1988年~1989年に、続編となる『トップをねらえ2!』は2004年~2006年にOVAとして発売されました。

名作としても名高く、2006年には1と2が再編集された『トップをねらえ!&トップをねらえ2!合体劇場版!!』が、2020年11月には改めて『トップをねらえ!』を前編後編に分けて公開されるほど。

宇宙と地球の時間の流れ方が違う(宇宙の時間の方が遅く、地球の人の方が早く年を取る)という「ウラシマ効果」を作中に登場させた濃密な科学設定や、後の『エヴァンゲリオン』にも繋がる、画面にドンと映し出されるテロップなど、庵野監督らしさを随所に感じられる作品です。

 

■あらすじ

21世紀初頭。人類は宇宙へと進出するようになり、宇宙怪獣と呼ばれる謎の宇宙生命体の脅威にさらされていた。

その宇宙生命体の脅威に対抗すべく、人類は決戦兵器「ガンバスター」の建造に着手。宇宙パイロットに憧れるタカヤノリコは、おねえさまやコーチに見守られながら厳しい特訓に励み才能を開花させていく。

パイロット候補生となったノリコは、宇宙へと旅立ち宇宙怪獣との死闘に臨むのだった。


■声優:日髙のり子(タカヤノリコ)、佐久間レイ(アマノカズミ)、川村万梨阿(ユング・フロイト)、若本規夫(オオタコウイチロウ) ほか
■放送時期:1988年10月~1989年7月(トップをねらえ!)、2004年11月~2006年8月(トップをねらえ2!)
■制作:GAINAX
■視聴できるVOD:AmazonPrimeバンダイチャンネルdアニメストアHulu
■公式サイト:https://www.khara.co.jp/2020/11/06/top_ova/

 

Re:キューティーハニー

1973年~1974年に『週刊少年チャンピオン』で連載された『キューティーハニー』(永井豪)。この作品をベースにOVAとして制作されたのが『Re:キューティーハニー』で、総監督を庵野秀明さんが務め、2004年に3部作として発売されました。

アラートマップやキャラクター映し出すスクリーンなど、所々に“エヴァっぽさ”を感じながらも、『キューティーハニー』の良さを壊さないアレンジのうまさが光ります。

 

■あらすじ

近未来。変幻自在の「Iシステム」を狙う謎の武装集団「秘密結社・パンサークロー」に父親を奪われ、復讐を誓ったキューティーハニーは、パンサークローと死闘を繰り広げていた。

キューティーハニーの闘いに参戦する秋夏子や、闘いを見守る謎の新聞記者・早見青児。それぞれの想いが交錯し、愛の戦士・キューティハニーと怪人たちとの戦いが幕を開ける。


■声優:堀江由衣(如月ハニー)、野田順子(秋夏子)、石川英郎(早見青児)、伊倉一恵(シルタージル) ほか
■放送時期:2004年9月~2004年12月
■制作:東映アニメーション
■原作:永井豪(秋田書店『週刊少年チャンピオン』連載)
■視聴できるVOD:AmazonPrimeGYAO!ストア
■公式サイト:http://www.toei-anim.co.jp/shop/dvd_recutie/re_cutie.html

 

シン・ゴジラ

 

庵野秀明さんが監督と脚本を担当し、これまでの「ゴジラ」シリーズとは違う全く新しい世界観を描き出した『シン・ゴジラ』。2016年に映画が公開され、興行収入86億円以上の大ヒットを記録しました。

「現在日本にゴジラが現れた場合、日本はどうするのか?」を作品テーマとし、ゴジラ作品ではおなじみの、‐200℃まで瞬間冷凍できる「超低温冷凍メーサー」などの化学兵器は登場しません。

あくまでも現代兵器にこだわり、政治家たちの対応にスポットを当てたリアルへの挑戦と、ラストで事後が気になる演出を入れるあたりが庵野監督らしさを出しています。

 

■あらすじ

ある日、東京湾アクアラインでトンネル崩落事故が発生。政府は海底火山か熱水噴出孔によるものと断定して対応を進めるが、内閣官房副長官の矢口蘭堂はそのことに疑問を抱いていた。

そんな中、海中から巨大な尻尾らしきものが現れ、政府は巨大生物の存在を認め、防衛出動を発令。

人類の前に初めて姿を現したゴジラVS日本政府・自衛隊の総力戦が始まる……。


■出演:長谷川博己(矢口蘭堂)、石原さとみ(カヨコ・アン・パタースン)、大杉漣(大河内清次)、竹野内豊(赤坂秀樹) ほか
■映画公開:2016年7月
■脚本・演出:庵野秀明(総監督)
■原作:ゴジラ(東宝)
■視聴できるVOD:NetflixAmazonPrimedTVHuluU-NEXTYouTube
■公式サイト:http://shin-godzilla.jp/

 

シン・ウルトラマン

1966年~1967年にTV放送された、円谷プロダクション制作の特撮ドラマ『ウルトラマン』をベースに、企画と脚本を庵野秀明さんが、監督を『シン・ゴジラ』の樋口真嗣さんが務めています。

現在、鋭意制作中で「公開日調整中」とのこと。公開日については“未定”です。

内容についても明かされていないので詳細は分からないものの、YouTubeにアップされた動画を観る限り、オーバーテクノロジーの兵器は見当たらず、『シン・ゴジラ』にも似た人物描写。

『シン・ゴジラ』と同様に、現在日本にウルトラマンと怪獣が現れたという設定でいくのかも知れません。どんな内容になるのか、公開が楽しみです!


■出演:斎藤工、長澤まさみ、有岡大貴、西島秀俊 ほか
■映画公開:未定
■脚本・演出:庵野秀明
■原作:ウルトラマン(円谷プロ)
■公式サイト:https://shin-ultraman.jp/

 

シン・仮面ライダー

初代仮面ライダーがTV放送されたのは1971年。

それから50年……。生誕50周年を記念した『シン・仮面ライダー』の制作が2021年4月3日に発表されました。監督・脚本に起用されたのが、庵野秀明さんです。

同日にYouTubeで公開された東映公式動画は、急上昇ランキング8位にランクされるなど、さっそく話題を呼んでいます。

映画の公開予定は2023年3月頃。主要キャストやストーリーなどの詳細は今のところ不明です。

発表会見では、庵野監督が「仮面ライダーの世界を現代に置き換えた作品」とコメントしており、オリジナル仮面ライダーの世界観を活かしつつも、現実的な世界観で非現実的な内容を映し出す、庵野作品らしいものになるのではないでしょうか。

庵野監督が仮面ライダーをどう描くのか、「エヴァっぽい」演出があるのかなど、色々と気になりますね!


■出演:未定
■映画公開:2023年3月予定
■脚本・演出:庵野秀明
■原作:石ノ森章太郎

まとめ

紹介したように、アニメーションのみならず特撮モノの監督まで務める庵野秀明監督。

現在公開中の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で庵野秀明作品に興味を持った方は、改めて庵野作品に触れてみてはいかがでしょうか?

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