渕上舞&能登麻美子もドキドキ『ガルパン最終章』第3話ネタバレトーク 

ファン待望の『ガールズ&パンツァー 最終章』第3話が、現在絶賛上映中! 前半戦となる大洗女子学園と知波単学園の戦いに続き、後半では準決勝の試合がスタート。大洗女子学園の次なる対戦校は、『劇場版』から登場し、謎に満ちた行動で目を惹いてきた継続高校。今回は、主人公の西住みほ役の渕上舞さんと継続高校の隊長であるミカ役の能登麻美子さんのお二人に、『最終章』第3話の感想や見所についてネタバレ解禁状態で話をうかがった。

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(※このインタビューは、『ガールズ&パンツァー 最終章』第3話のネタバレを含みます)

――『劇場版』での登場以来、謎に包まれていた継続高校がついにフィーチャーされることになりましたね。

渕上 トーナメントでの継続高校の勝ち上がりは、渕上的には予想通りの展開であり、何となく心構えができていたので、ワクワク感が勝っている状態ですね。サンダース大学付属高校に勝利することも想定内。ただ、継続高校との対戦に対して心構えはできていたものの、どういう動きを見せてくれるのか全くわからないので、ワクワクしながらもちょっと怖いなという気持ちもあります。気になっている学校ではあるので、戦い方に注目していきたいですね。

能登 今回は謎が少し垣間見えるというか、試合を通していろいろと知ることができる部分があるので、それは個人的にもすごく楽しみでした。あと、いよいよ大洗さんと戦えるということ、そして継続高校がちゃんと戦うところを観ることができるという部分にもすごく興奮していました。

――ミカは出番が少ないながらも人気のあるキャラクターですが、お二人はミカに対してどのような印象をお持ちですか?

▲チューリップハットがトレードマークの継続高校戦車道チーム隊長・ミカ。(C)GIRLS und PANZER Finale Projekt (C) GIRLS und PANZER Film Projekt (C) GIRLS und PANZER Projekt

渕上 「謎」。そのひと言に尽きるなと思っています。本当にミステリアスで、いつも何か気になる言葉を残していくものの、私自身はその真意を理解できないままでいたんです。さらに最近になって、「この人は試合の時以外もこうなのかな?」と気になり始めています。今まではごく一部しか見ることができなかったので、ミステリアスであり、冷静かつテンションもあまり変わらない印象が強いんですよね。だから、ちょっと心をかき乱される瞬間とかないのかなと。今後はまた新しい表情が見えてくると楽しいなと思っているんですが、どうなんでしょうね。

能登 もの凄く飄々としていて、私自身が演じる上でも難しいキャラクターだなと思っています。その分、逆にいつも一緒にいるアキやミッコの存在が大きいなとも思いますね。ああいった感じのミカを、ある意味とても的確にサポートしてくれている。3人のバランスでひとつに丸く調和されているというか。各シーンでもそんな形で考えるようにもしています。ミカの持つ空気感というか、あまりテンションが変わらず、どこかとらえどころのない感じというのは、みなさんも何となくおわかりになるかと思いますが、某キャラクターがミカのイメージになっているので(笑)、それを念頭に置いて演じていました。

渕上 ミカは、高校生だけど人生を何周もしていそうですよね?

能登 そうだね(笑)。ミカさんはきっと人生を積んでいるんだろうなと。

渕上 これだけのキャラクターがいる中で、ひとり突出して「大人」だし。

能登 実は300歳くらいなんじゃないかな?

渕上 そう言われても「ですよね~」って思っちゃうくらい(笑)。

――第3話での試合の内容や結果に関しては、どのような感想を持たれましたか?

渕上 まず、知波単学園との試合に関しては、お話的に折り返しの部分なのでここで負けるわけはないだろうと思っていましたが(笑)、勝てたことへの安堵感が強いですね。そういう意味では、まあいい結果だったのではないかなと思っています。
他の学校で個人的に一番気になったのは黒森峰女学園です。今回、エリカさんの心境の変化、戦車道というものに対しての意識の変わり方みたいなものが明確に見えつつ、ちゃんとトーナメントを上がってきてくれているので、個人的には大洗対黒森峰っていうのを最後に見たいですね。あくまでこれは個人的希望のお話をしているんですが(笑)。
でも黒森峰と戦うとなると、継続高校に勝たないといけない。でも、ああいう気になる終わり方をされてるので、大洗的にはちょっと不穏な流れではありますよね……本当に全然先が読めないな、と。

能登 私は台本を読んだときに「サンダースに勝っちゃった!」と正直驚いてしまいました(笑)。次にいよいよ大洗とやれるんだ、と純粋にワクワクしていました。今後が非常に楽しみなのですが、サンダースとの勝敗も一瞬にしてつけてしまう謎のキャラクターの存在を知って、非常に心かき乱されていまして……。

――大洗女子学園と継続高校の試合の序盤に関しては、どこが見所だと思われますか?

渕上 今回、クリスマス的な雰囲気の中での雪上試合ということで、TVシリーズのプラウダ戦を思い出してしまうんですよね。あれはかなり苦戦したし、大洗女子学園の試合全体の中で、唯一と言っていいくらいチーム全体が精神的にも追い詰められた戦いでもあったので……。今回はあの時の暗く重たい雪景色とはちょっと違っていて、クリスマスの華やかな感じもあるし、北欧の可愛らしい雰囲気ではあるんですが、やはり雪景色の中で戦うところに若干のトラウマがあるというか。同じ雪景色が、どのように試合に関わってくるのかが気になります。

能登 試合が始まる前に、継続高校の様子を知ることができる唯一ちょっとほっこりとできるシーンがあるんですよね。アキとミッコと一緒に雪だるまを作っているんですが、その時のセリフに「冬ごもりの準備は済ませてあるよ」と言うんですよ。

(C)GIRLS und PANZER Finale Projekt (C) GIRLS und PANZER Film Projekt (C) GIRLS und PANZER Projekt

渕上 ああ、怖い、怖い!

能登 このセリフがとても怖いなというね(笑)。

渕上 ほら、怖い! やっぱりまた精神的な話になるのかな?

能登 今、渕上さんの話を聞くと、そんなに追い込みたくないとは思うんですけれどね(笑)。

渕上 みんなトラウマが甦っちゃうから。あの雪だるまさえ怖い!

能登 なかなかしびれる戦いになってくるのではないでしょうか。

――では、『最終章』第3話全体の感想はいかがでしたか?

渕上 大洗女子学園としては、無事知波単学園に勝利できて良かったなという安心感があるんですが、作品全体としてはもの凄く意表を突かれたストーリー展開だったのが印象的でした。知波単学園との試合は、ある意味で錯覚をうまく使った作戦というか、試合展開だったなと思っていまして。結局、知波単学園はあんこうチームを撃破することに力を注いでしまっているけれど「試合の目的はそうじゃないよね?」と。

それは、台本を読んで、映像チェックをして、アフレコをしてと何度も台本を読んだり、見たりしている側の人間でも、最初は知波単学園が何に騙されたのか理解できないくらいにナチュラルにお話が進んでいるので、最終的に「何で大洗女子学園が勝ったの?」ってなるほど、ストーリー展開が秀逸だなとすごく思わせてくれる内容でした。
結果として大洗学園が勝利して、知波単学園が負けてはいるんですが、知波単学園は勝てないと思っていた、ある意味憧れのあんこうチームを撃破するということが達成できている。だから、勝った、負けたという形で試合の結果は出てしまうんですが、どこか清々しくて。観ていて気持ちのいいお話だなと思いましたね。

映像的にも、夜戦というシチュエーションの中で、閃光弾を撃つシーンがありますが、それもすごく綺麗なんですよね。これまで無かった、「夜」というところが今回の肝だと思うので、そうした部分も注目して観て貰えたら嬉しいなと思います。

能登 自分の演じるミカという役柄から離れたところになるんですが、継続高校と同じく『劇場版』から登場した学校ということもあって、個人的に知波単学園にすごく思い入れがあったんです。『劇場版』の時には戦いのシチュエーション的にものすごく間違っていても「突撃!」っていう感じだった知波単学園が、第2・3話での大洗との試合の運び方がものすごく変化していたのが印象的でした。最後には負けてしまいましたが、試合終了後の帰りの列車の中で大洗女子学園のみんなにお礼のお手紙を書いていたり……すごく胸が熱くなってしまいました。

勝ち負けだけではなく、相手をきちんとリスペクトする。それがいわゆる「戦車道」だと思うんですが、何かそれをすごく感じましたね。もう、歳をとって涙もろくなって、それだけで涙ぐんでしまいますね(笑)。胸が一杯になっちゃって。何ていい子たちなんだろうなと。第3話の後半は、継続高校の試合もあるんですが、知波単学園と大洗の戦いというのは、とてもいいものを見せてもらったなと思いましたね。

渕上 手紙に書く漢字が間違っていたりするのもいいですよね。

能登 そう、そういうところも何かすごく可愛い。

――あの福田が書いた手紙に「来年は大洗に勝ちたい」と書かれていますよね。あんなに頑張っているなら、今度は勝つ試合も観たいという気持ちにもなりますよね。

能登 そうなんですよ。とてもいじらしいのがいいんですよね。それこそ、知波単学園が主人公でもいいような。でも、そう思わせてくれるのがこの作品のすごいところですよね。それぞれの学校に同じくらいドラマ性がありますからね。

――これから作品を観る方、そしてすでに作品を楽しんだというファンのみなさんにメッセージをお願いします。

渕上 皆さん、『最終章』第3話を楽しんでくれていらっしゃいますか? 思わず見入ってしまう戦車同士の戦い、胸が熱くなる勝負の決着、クリスマスのキラキラした可愛らしい映像美のあとには継続高校との緊張感ある展開と、毎回1話にいろんな要素が詰まっている『ガルパン』の中でも、かなり見応えのあるお話になっていると思います。ぜひ心ゆくまで何度でも楽しんでいただけたら嬉しいです。
あと、あのラストは本当にモヤモヤしちゃいますよね。しばらく先になるかと思いますが、さらなる展開が待っている第4話もお楽しみに!

能登 「一体どういう学校なのか?」「どんな戦い方をするのか?」といわれてきた継続高校を、この第3話から第4話にかけて思う存分皆さんに楽しんでもらえると思います。第3話ではものすごく意味深な終わり方をしていますが、第4話でキーマンとなる新キャラクターの正体が明かされるなど、ますます目の離せない話になっていきます。とりあえずは第3話を楽しんでいただきつつ、首を長くして続きを待っていただければと思います。

渕上 まだまだ気を付けなければならない状況ですが、無理のない範囲で、感染対策をしっかりして、ぜひ劇場に来ていただければと思います。

▲大洗VS継続高校、勝利を手にするのはどちら!? (C)GIRLS und PANZER Finale Projekt (C) GIRLS und PANZER Film Projekt (C) GIRLS und PANZER Projekt

渕上 舞(ふちがみ・まい)
福岡県生まれ。主な出演作に『ドキドキ!プリキュア』(四葉ありす / キュアロゼッタ)、『カードファイト!! ヴァンガード』(日比野エスカ)、『魔術士オーフェンはぐれ旅』(ドーチン)など。

能登麻美子(のと・まみこ)
石川県生まれ。主な出演作に『Re:ゼロから始める異世界生活』(エルザ・グランヒルテ)、『ゴールデン・カムイ』(インカㇻマッ)、『かつて神だった獣たちへ』(エレイン・ブルーレーク)など。

(C)GIRLS und PANZER Finale Projekt (C) GIRLS und PANZER Film Projekt (C) GIRLS und PANZER Projekt

当記事はアニメージュプラスの提供記事です。

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