つらい。結婚に対する無言のプレッシャーを回避するコツ



恋の悩みは永遠ですよね。

「どこにも答えはない」

「どうすべきかは分かるけど、それができない」

暗い森の中をあてもなくさまよっているようだと思いませんか。

このコラムは、そんな貴女に「解決法」をお伝えする――ことはしません。周りのアドバイスで変わるくらいなら、既に迷いの森から脱出できているでしょうから。

その代わりに「美しく迷う方法」を提案しようと思うのです。

たとえ正解のない恋に悩まされていたとしても、美しく迷うことならできそうじゃありませんか。そこで発見できることもあると思うのです。

どうせ恋に迷うなら、光の方に迷ってみませんか?

■本日の迷いの森

「正直、今の生活で満足してる。恋愛や婚活をする気に今はなれない。周りは恋愛しなくてはいけない空気を出してくるけど、私って間違ってるのかな……」

こういう種類の悩みもあるものですよね。

恋の悩みというよりは、そもそも「恋をする気になれない」のが悩みというわけです。

いろんな理由があるでしょう。現代社会は楽しいものに溢れていますから。恋愛以外にも夢中になるものがあるだとか、夢を追い掛けるのに忙しいだとか、仕事が忙しくて(やりがいがあって)恋愛の優先度を下げざるを得ないだとか。

なのに、周りは「どうして恋しないの?」「好きな人いないの?」「そろそろ結婚のことも考えたら?」と投げ掛けてくるのですね。

言葉にしなくても、周りの女性たちが結婚したり、子どもを授かったりという報告を耳にするたびに、無言のプレッシャーを感じることもあるでしょう。テレビドラマの中でさえ、主人公はいつだって、恋をかなえようと努力しています。

さらには、こうしている間にも、母親から「ねえ、同級生の○○ちゃんも結婚したんだって」と、意味深なLINEが送られてくるのかもしれません。ドキッとする瞬間ですよね。

正直、焦りますよね。私は悪いことをしているのかな、と。

好きなように生きているだけだし、この日常に満足している。誰かに迷惑を掛けているわけでもないし、無理に恋をするのも違うと思うんだけど、それなのに謎の罪悪感を覚えてしまう――。

好きに生きたいだけなのに、どうしても恋愛や婚活をしなくてはいけないのでしょうか? 窮屈さを感じながら、いつまでも迷いの森を歩くばかりです。

■この森に迷いがちな女性のタイプ

ズバリ言うと「他人の目を気にしがちな女性」になります。

当たり前の話ですが、どんな女性にも気にしがちな側面はあるものです。

とはいえ、その傾向が強い女性ほど、この森に迷いやすくなるのですね。周りの意見と、自分の人生は別のはず。なのに、つい他人の意見が気になってしまうのです。

もちろん、周りのことを気に掛けずに生きるのは不可能です。

ですが、「他人は他人、自分は自分」というのも真実なはずです。このことを、どれだけ理解できているか(アクションに生かせているか)が人生を歩む上でのコツなのかもしれません。

そうでないと、他人が「貴女はこう生きた方がいいと思う!」と書いた脚本を生きることになってしまいますから。

このタイプの女性は迷いの森に入ると、流されるか、身動きがとれなくなりがちです。他人の書いた脚本をとことん気にしてしまうから。オリジナルを貫けなくなるのですね。

そして日々を過ごしながら、「ああ、やっぱり私が間違っているのかな。それとも――」と、窮屈さを感じては、迷いの森を進むことになるのです。

■迷いの森の美しい歩き方

初めにお伝えした通り、どうこうすべきだなんてアドバイスはしません。

恋をするも恋をしないも、人それぞれだと思うから。極論、私たちは他人の人生に口出しをする権利を持っていないのです。

ここでは、その代わりに、より美しく迷う方法を提案させてください。

その森の中で「人と関わる楽しみを増やす」というのはいかがでしょう?

確かに、貴女の毎日は充実しているかもしれません。毎晩趣味にのめり込んだり、いつもの友人と出掛けたり、日々仕事に打ち込んだり。それは、すばらしいことです。

とはいえ日々の満足も、どんどんルーティン化していくものです。週末はいつものメンバーと女子会になったり、よく考えたら部屋にこもってSNS巡回ばかりしていたり、というように。

もちろん、それも自由ではあります。

しかし、少しくらいは「率先して、新しい人と関わる楽しみ」を増やすように心掛けるのも大事だと思うのです。快適な部屋も、時には窓をあけて風を吹かせた方がいいように。

どんどん新しい人と出会って、いろんな経験をして、多くのことを感じて。

忘れがちですが、これが人生の楽しさでもあるはずです。この点さえ忘れなければ、恋愛なんて、してもしなくてもいいんじゃないでしょうか。

大事なのは「人生を開いておくこと」だと思います。

もしかすると、すてきな人が現れるかもしれません。積極的に恋の道を進まなくても、あなたのもとにやってくる人なら、受け入れてみてもいいじゃないですか。そこまで気張らなくとも、出会いを増やすことが悪いはずありませんよね。それくらいの感じですよ。

迷いの森の奥に、ちらりとでも光がのぞいたなら幸いです。美しく迷ってくださいませ。

(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:はヤせあヤき)

当記事はマイナビウーマンの提供記事です。

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