閉店間際のパチンコ遊タイム狙いは本当に得か? 記者が実戦してみた

日刊SPA!

◆閉店間際の遊タイム、あなたならこの台打ちますか?

遊タイムが浸透し、昼間にふらっとパチンコ屋に行っても、なかなかオイシイ台を見つけることができなくなりました。朝一の遊タイム狙いも半年前と比べると争奪戦が激化。今となっては朝一の抽選より、夜に行って、次の日の朝一に狙われる台の先取りをした方が勝率は高いかもしれません。また、閉店後にラムクリアを行う店が増えたこともあり、夜のハイエナの方が確実に期待値を上げることができるでしょう。

◆「閉店時間」を相手に戦う覚悟を持つ

ただそうなったときに、新たな敵である「閉店時間」との戦いをしなければならない局面がやってきます。通常時の回転数の消化時間をしっかり逆算し、それと同時に確変取り切れるかどうかの問題もあるわけで。これは相当ハイレベルな戦いです。この勝負に敗れるものがいるからこそ、今も数台は朝一に遊タイム直前の台が拾えるわけですからね。

そこで今回は、私セールス森田が実際に経験した、閉店時間との戦いをした遊タイム記を紹介します。

◆ケース1『 P 真・北斗無双3』

閉店まで残り1時間20分 遊タイムまで残り220回転

これはとても悩みました。時間を気にしない期待値ならば、ボーダー通り回って12000円ほどの期待値があります。ただ閉店時間までに消化さえできればいいって話ではなく、まとまった出玉を取れないと意味がありません。私の予想としては、仮に初当りは取れず遊タイムまで直行するとして、消化時間はだいたい1時間。問題はその後の20分でどのくらい取れるか。遊タイムとしては一種二種混合タイプなので、少しハマったとしてもすぐに当たってくれます。 RUSH中は残り4回転の最終決戦までに当たり続ければ、かなり早いスピードで出玉を取れるでしょう。それでも時間は少ないので、取りきれないことを覚悟して打ち始めました。

打っているときは、「すぐ当たるのなら当たってくれてもいい」という気持ち。普段なら「絶対当たるな」ですけど、早めの段階で当たって最終決戦突破できなくても諦めがつきますからね。途中、赤保留や決戦リーチなど、当たりそうもない長めのリーチにイライラしていましたが、結果的に大当りを引くことなく220回転を消化。その時点での時間は、閉店まで残り35分でした。長めのリーチは3回ほどありましたが、いつもだったら保留3個でキッチリ止めるところも回転効率優先である程度は回し続けてこの時間です。閉店間際だと、こういうところにも弊害が出ますね。

◆ラスト35分で1万発オーバー!

そして遊タイム突入。遊タイムはすぐ当たりRUSHへと突入しました。そして見事に継続率90%を引き続け、14連目の大当りを引いたところで閉店時間に。取りきれなかったどころか、残りの保留で引いた10Rをも取りこぼしました……。それにしても、たった35分で11870玉を獲得。ただ、このRUSHでラッキーだったのは、一度も残り4回転の最終決戦にいかなかったこと。これにより相当時間短縮できたと思います。

収支はプラス28530円。もちろん期待値以上の結果となりましたが、取りきれなかったことを考えると損した気分にもなれば、挑戦をしたことでプラスになったとも考えられます。打った私からすると、心臓に悪かったので「打たなくてもよかったのかな」というのが素直な感想。結果だけは満足していますが、運の要素が多分にあったため、同じ状況になったとしても打たないと思います。

◆ケース2 『P とある魔術の禁書目録』

閉店時間まで残り1時50分 遊タイムまで残り289回転

この場合、閉店時間を考慮しない期待値は5000円ほどといったところでしょうか。北斗無双と異なるのは、ST機ということ。いくら高速消化とはいえ、遊タイム1214回転フルに回すとなると20分くらいはかかると思われます。良い点は「いくら早く当たってくれてもいい」と思える点。出玉の振り分けは全然違いますが、100%STのため、直前で当たってもそこまで大きなダメージはありません。だからこのケースなら、勝つにはとにかく早く当てる、289回転以内に当たらなかったとしても”負けを減らせる可能性が高い”というイメージで臨むのがいいでしょう。

そのようなモチベーションで打ち始めると、50分後の210回転で大当り。普段なら「ここまできたら遊タイム行って欲しかった~」と思うところですが、今回はこれでオッケーです。そして閉店時間まで残り1時間で連チャンスタート。ST120回転ですが、高速消化のため離席さえしなければ1時間でも十分に取り切れるでしょう。もちろん、2万発3万発の夢はなくなるので、時間に余裕があることに越したことはないのですが……。そして連チャンが伸びるにつれ、当たって出玉がほしい気持ちと、取り切りたいから終わってもいいという気持ちに揺らされ続けます。昼間なら感じることない独特の気持ちでSTを消化し続け、なんと怒涛の13連チャン。しかも最後のSTを閉店1分前に消化し終えるというミラクル! 要は13連するのにかかった時間はぴったり1時間でした。閉店間際すぎて店員さん全員に見送られながらの退店は、爽快そのもの。収支はプラス35400円で、理想的な形での勝利となりました。

◆プラス収支になるも同じケースでは……

以上の2ケースを紹介しましたが、実際に遭遇した場合、あなたなら打ちますか? 期待値だけの話なら打った方がいいかもしれませんが、メンタル的にあまりオススメしません。もし、遊タイム直前で大当りという最悪パターンに見舞われた場合、普段以上にショックが大きいですからね。そして、上記の2ケースの場合、回らなかったら即捨てた方がいいです。閉店間際の遊タイム狙いは回転効率も命なので。こういった経験を踏まえて考えると、夜に遊タイムを狙うなら20時前くらいがベストだと思います。同じようなケースに遭遇したら、しっかりと閉店時間までの逆算を行ってから挑みましょう。

取材・文/セールス森田

【セールス森田】

平成生まれのパチンコライター。CS放送のパチンコ番組などに出演する際は、信頼度のパーセンテージを他の事柄に例えるネタを披露している。現在はweb媒体を中心に活動中

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

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