圧倒的没入感で炎からパワーをもらえそう!? チームラボプラネッツが新作公開


アート集団チームラボによる、東京・豊洲の「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM」(以下、チームラボ プラネッツ)。水の中を歩きながら圧倒的な没入感を楽しめる「チームラボ プラネッツ」に、4月7日より、炎を描いた2つの作品「空から噴き落ちる、地上に憑依する炎」と「憑依する炎」が登場する。

"超巨大な作品空間に、他者と共に、身体ごと、圧倒的に没入する"――「Body Immersive」というコンセプトの「チームラボ プラネッツ」だが、この新作もまた、鑑賞することで自分の体と作品の境界があいまいになるような、そんな不思議な感覚を楽しめる。

○時間を変えて何度でも見に行きたくなる"空から落ちる炎"

「チームラボ プラネッツ」敷地内の屋外に展示される「空から噴き落ちる、地上に憑依する炎」は、入館しなくとも誰でも鑑賞できるパブリックアートだ。巨大な柱から、デジタルの炎が細い線になって落ちてくる。

この作品では、燃焼によって発生する光や熱の現象である「炎」を、燃焼する気体の分子の流体シミュレーションをもとに描いた線の集合体で表現している。以前より滝や波といった流れの表現を行っているというチームラボだが、今回は力強い「炎」がテーマだ。

空から噴き落ちて流れる炎が、地上に憑依していくというこのアート。地上の枠のなかに閉じ込められた炎の上に立つと、"黒い絶対的な存在"が生まれ、炎の形状が変化していく。自分の動きで変化する様子は、己もアートの一部になったような感覚を体験できる。

なお、「空から噴き落ちる、地上に憑依する炎」を鑑賞する際のポイントを制作した方に聞いたところ、「その日の空模様や時間帯によって見え方が変わります。時間の変化や季節など、何度でも楽しんで欲しいです」とのこと。

筆者が「チームラボ プラネッツ」に到着したときはまだ明るい時間帯だったものの、過ごしているうちに日が落ちていった。暗い時間帯に鑑賞すると上部が夜空と同化して見えるため、さらに力強く、リアルに炎が降ってくる感覚がある。誰でも気軽に立ち寄れる屋外の展示なので、様々な炎の表情を楽しめそうだ。
○ずっと見ていたくなる「憑依する炎」

「チームラボ プラネッツ」は、裸足になって水の中を歩きながら鑑賞できるアート空間だが、今回登場したもうひとつの作品「憑依する炎」もまた、水の感触を楽しめるゾーンで鑑賞できる。

この「憑依する炎」は「空から噴き落ちる、地上に憑依する炎」と同じく炎をテーマにしており、燃焼した気体の分子の動きによって線が描かれる作品。炎の内部にある黒い絶対的な存在によって、常に形が変化していく。

この作品にチームラボは「炎は、燃焼することによって発生する光や熱の現象であり、物質ではなく、燃焼と呼ばれる化学反応を見る時の私たちの感覚的な経験である。人々は、感覚的な経験である炎をひとつの物体のように認識し、時にはそこに生命を感じる」とメッセージを寄せている。空間に閉じ込められ、天井や床にぶつかると動きを変える炎を見ていると、次第に炎が生命を持っているように感じてくる。

手前には座れる場所もあるので、足を水に浸しながら鑑賞することも。炎の動きをじっと見ていると、作品の中にどんどん没入していく不思議な感覚も楽しめるだろう。
○春限定で、桜が舞い散る作品も

炎をテーマにした2作品以外にも、4月30日までの期間限定で、常設の2作品において春らしい桜の演出が行われる。

来場者が裸足になって水の中を歩く作品「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and People - Infinity」では、無限に広がる水面に桜の花びらが舞い散る。

足元の水面を鯉が泳ぎ、鯉に当たると桜の花びらとなって散っていく。鯉の動きや、鯉の泳いだ後が鮮やかな軌跡となって線が描かれていく様子はコンピュータプログラムでリアルタイムで描かれているので、その時にしか見られれない景色が鑑賞できる。

また、巨大なドーム空間に四季折々の花が広がる「Floating in the Falling Universe of Flowers」でも桜の花が出現する。鏡面になった床に寝転んだり座ったりすることで、球体のなかを浮遊し、自分が作品と一体化したような感覚だ。

なお、フードスタンドでも季節限定のメニューを提供する。春らしい「桜と苺のどら焼き」(500円)、ほんのり甘じょっぱい「桜とベリーの抹茶ラテ(HOT/ICED)」(500円)も楽しめる。この季節限定メニューの提供は4月30日まで。

新たな作品が加わった「チームラボプラネッツ」。コロナ禍で人との距離感が難しい今だからこそ、圧倒的な没入感を感じ、"作品や他者との境界線があいまいになる"チームラボの作品で不思議な感覚を体験してみては?

●Informaion
「チームラボプラネッツ TOKYO (teamLab Planets TOKYO) DMM」
東京都江東区豊洲6-1-16 teamLab Planets TOKYO
営業時間:4月1日~23日 平日10:00-18:00/土日祝9:00-19:00
4月24日~5月9日 9:00-19:00
* 最終入場は閉館の30分前

当記事はマイナビニュースの提供記事です。

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