オーディションを経た16名の俳優が演じる、新国立劇場の演劇『斬られの仙太』が開幕 

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2021年4月6日(火)に新国立劇場の演劇『斬られの仙太』が初日を迎え、舞台写真、コメントが到着した。

本作は、多くの人々に愛され続けている日本の名作を届ける、新国立劇場のシリーズ「人を思うちから」。第一弾となる本作は、劇作家・三好十郎が、幕末から明治にかけての激動期を描いた超大作。物語の舞台は江戸末期。常陸の国の農民・仙太郎は、あまりの凶作に年貢の減免と取立て猶予を申し出た兄へのひどい仕打ちに絶望し国を後にし、江戸で剣の使い手となる。故郷へ向かう道すがら、ひょんなことから水戸天狗党の絡む一大騒動へと巻き込まれていく……。
これまでも新国立劇場で数多くの話題作を生み出してきた上村聡史が演出を担い、総勢80名余に上る登場人物を、6週間に及んだオーディションを経た16名の俳優が演じる。
(右から)伊達 暁、陽月 華  撮影:宮川舞子
(右から)伊達 暁、陽月 華  撮影:宮川舞子

演出:上村聡史 コメント


念願の本作を演出でき、大変嬉しいのと同時にお客様が4時間近くを集中してご覧になられていて、勇気を頂きました。今の時期、劇場に足を運ぶことさえ大変なのに、三好十郎さんが32歳の時に書いたこの大作が、今のこの時代だからこそ、こんなにも響く力を持っているんだなと改めて実感しました。なかなか上演されることのない作品であることも含め、是非劇場に足をお運び頂けたらなによりです。

仙太郎役:伊達 暁 コメント


フルオーディション企画第3弾の『斬られの仙太』、いよいよ初日を迎えました。キャスト決定したのが一年前。コロナ禍を経て、百姓仙太郎の世を憂う叫び声はより痛烈に響ま す。緊急事態宣言下での気の抜けない稽古場でしたが、集ったメンバーは意欲的に三好十 郎の重厚な戯曲に挑み、きつく傾いた八百屋舞台で汗をかいてきました。さて、どうなる ものか。千穐楽まで力を尽くして幕末の水戸を駆け抜けたいと思います。

本公演は新国立劇場 小劇場にて、4月25日(日)まで上演される。

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