高知と関西の架け橋になりたい 藤川球児氏がスポーツ観光大使に就任

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 元阪神タイガース投手である藤川球児氏(40)の「関西・高知スポーツ観光大使」委嘱式が、プロ野球の21年開幕日である3月26日、大阪新阪急ホテル(大阪市)で開催された。

藤川氏は、80年の高知県高知市生まれ。少年野球チームで野球を始め、高知商業高校に進学。高校2年のときには甲子園に出場し、98年に阪神タイガースに入団した。メジャーリーグ退団後の15年、プロ野球独立リーグの高知ファイティングドッグスで再スタートし、地元を盛り上げた。20年の現役引退後の現在は、阪神タイガースのスペシャルアシスタントに就いている。

スポーツと観光の振興について関西と高知の橋渡しとなるのが、関西・高知スポーツ観光大使。高知県の濵田省司(58)知事は藤川氏を大使に委嘱することについて、「前向きでアクティブ。誰からも好かれる人柄に感動した。高知県出身で、阪神タイガースで活躍されたという経歴だけを見ても、藤川さんしかいない」と高知の盛り上げ役を求めた。それに対して藤川氏は、「高知という地元のために、未来の子どもたちのために、さらに苦しんでいる地場産業のために、大好きな地元の素晴らしさを関西の皆さんに伝えて、架け橋になれればと思っている」と応えた。

フォロワー10万人超という自身のSNSで、藤川氏は18歳で離れた地元・高知のことをたびたび取り上げてきた。「自分が行ってみたいところ、子どもの頃に行きたくても行けなかったところ、大人になって行ってみたかったところを実際に回った。現役生活後もこういった楽しみ方があるというのを見せたくて、SNSを始めた。今年の夏には四万十川の沈下橋に行くつもりだ」と故郷の名所に触れた。

郷土食についてもアピール。安芸市の漁港で捕れるシラスをご飯にたっぷりと載せた釜揚げちりめん丼について、「土佐弁で生シラスをドロメというが、選手達はすごく好き。自分は18歳まで食べたことがなかったので、これはお前の地元の食だぞと怒られた記憶がある。今でもみんなに愛されていて、健康面でもいい」と訴えた。キャンプ地に来た選手やトレーナーたちを高知市内に連れて行って、名物であるカツオの塩たたきを食べさせたこともあるという。「感動して忘れられない、また連れて行ってくれと言われた。その彼らが、今度は家族を連れて来てくれるはず。僕が今からやるべきことは、自分がまず行って楽しんで、高知の素晴らしいといえるものを増やしていくこと」と意気込んだ。

当記事はOVOの提供記事です。

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