【魔法の言葉】帰りたがらない子どもが納得して帰ってくれる声のかけ方『子どもの自己肯定感が高まる天使の口ぐせ』



「ちょっとまって」「これにしたら?」子育て中に、ついこんな言葉を使っていませんか? 実はそれって子どもの自己肯定感を下げてしまう悪魔の口ぐせなんです。白崎 あゆみ・著『子どもの自己肯定感が高まる天使の口ぐせ』(マキノ出版)より、親子の自己肯定感を高める天使の口ぐせを実際にあったエピソードとともにご紹介。
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【促し方のお悩み】帰りを促すために先に帰るふりをする

幼稚園で延長保育を利用した日はいつもより遅くなるため、ななみちゃんのお母さんは、仕事後に急いで迎えに行きます。

小さな弟もいるため一刻も早く帰りたいのですが、迎えに行くとななみちゃんはバッグを地面に投げ出し、園庭の鉄棒に猛ダッシュ。「3回だけね!」と言ったものの、3回が終わっても「やだ! もっと!」とななみちゃん。

お母さんは「先に帰るからね!」と言い捨て、背中を向けて先に帰る素振りを見せると、ななみちゃんは「待ってー!」と泣きながら追いかけてきます。
悪魔の口ぐせ

「先に帰るからね!」

天使の口ぐせ

「あと20秒遊べるよ」

子どもの帰りを促すのに、お母さんが苦戦するケースは数多く見られます。

ただ、先に帰ると言って、振り返らずに進んで行ってしまうお母さんの背中を、子どもはどんな心境で見ているのでしょうか。恐怖心? 疑い? いずれにしても、適切な対応ではありません。ななみちゃんは、初めてできた逆上がりを、お母さんに見せたかったのかもしれません。今日は友人と遊び足りなかったのかもしれません。

こんなときは、時間を正確に共有することで、お互いに余裕が生まれやすくなります。「10分だけ遊んで帰ろうね」と約束し、残り時間を見ながら「あと20秒遊べるよ」と、残り時間をその子が数えられる範囲で示してあげましょう。タイムチャレンジのような雰囲気になり、うまくいくことが多いでしょう。限られた時間で、猛ダッシュで遊ぶ姿にほほえましく感じることも。

また、お母さんの思う「早く」は何分に相当するのかも考えてみましょう。30分遅れるのは困るけれど、15分なら大丈夫だと具体的に判断することで、やみくもに「早く!」と焦っていた気持ちに、少し余裕が生まれます。
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次回の内容は……?
「汚いよ!」の一言では説明不足…【触ってほしくないときの止め方】についてお届けします。
書籍『子どもの自己肯定感が高まる天使の口ぐせ』について
★こんな〝悪魔の口ぐせ″使っていませんか?

「何回も言ったよね? 」「こっちにしたら? 」「ちょっと待って」

★無意識に使いがちな悪魔の口ぐせをへらし、天使の口ぐせを増やせば、子どもも親も自己肯定感が高まる

ふだんの口ぐせを変えるだけで、子どもたちの心への響き方だけでなく、お母さんが見る世界も大きく変わります。

何気なく使っている言葉が、親と子の自己肯定感を低下させる「悪魔の口ぐせ」ではないか、確かめましょう。

本書では、お母さんが口にしがちな「悪魔の口ぐせ」を、実際の事例を参考に紹介します。

そして、そのような場合に口にするといい「天使の口ぐせ」を、具体的に示しています。「こんな言葉がけもあるんだな」と、参考にしてください。

著者プロフィール

白崎あゆみさん

1981年6月27日、福井県鯖江市生まれ。

上智大学外国語学部フランス語学科卒業後、アビームコンサルティング株式会社を経て、NRO北陸放送でアナウンサーとして10年勤務。出産後はコーチングに転向。マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー取得後、実績の高さから講師育成トレーナーとなる。TSC認定プロフェッショナルコーチの資格も取得し、コーチングセッションや保育園・幼稚園・こども園向けのナーサリーコーチングなどを行うほか、大手企業で管理職向けコーチング研修やエグゼクティブコーチングを提供している。

白崎あゆみ公式サイト:https://ayumishirasaki.com

(文:白崎 あゆみ『子どもの自己肯定感が高まる天使の口ぐせ 』(マキノ出版)より/加筆修正:マイナビ子育て編集部)

当記事はマイナビウーマンの提供記事です。

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