『るろうに剣心』大友啓史監督、第1作は佐藤健と「心中するつもりで会社やめた」

 実写映画『るろうに剣心』シリーズを手掛けた大友啓史監督が2日、都内で開催された本作の過去作一挙上映記念トークショーに登場。10年に渡ってたずさわった本シリーズにまつわるエピソードや、主演の佐藤健、シリーズの主題歌を担当したONE OK ROCKに対する思いを語った。

本イベントは、『るろうに剣心』シリーズ10周年記念プロジェクトの一環で開催。当日は、4月2日より1週間限定で公開される、シリーズの原点である第1作目『るろうに剣心』と新作『るろうに剣心最終章 The Final』の2本立て上映の合間に行われた。

シリーズ全5作の監督をつとめた感想を問われて「スタートした時は、フリーランスになって1作目だった。とにかくいい形で着地させることしか考えていなかった」と述懐。「今でこそ佐藤健君は佐藤健君だけど、当時は抜てきだった。22歳の若者と、ある意味心中するつもりで会社をやめた。宣伝も含めて走り回った。成功を目指してとにかく一生懸命やった」と話した。

最終章の製作にあたって、約5年ぶりに緋村剣心を演じた佐藤について「衣装の袖に腕を通すその姿を見たとき、『剣心が戻ってきた』とまず僕らが興奮した。健君の求心力、彼の心の中に剣心という役が潜んでいる」と称賛。最終章を製作するにあたって佐藤とのやり取りは「あまり思い浮かばない。お互いにやることをわかり合っていた」と信頼感を口にした。

ONE OK ROCKに関しても「彼らはアーティスト。僕が『この映画に合わせてこうしてくれ、ああしてくれ』という人たちではない。映画を見て彼らの中で芽生えた感動や感情、色んなものを作品として作り上げてくれる。そこへの信頼関係は揺るぎない。全く心配していない。毎回そうだけど、今回も『すげー曲来ちゃったな』という感じ。絶妙に針の穴を通してくれる。押しつけることもない。テーマを傷つけることもない。ワンオクは大切なパートナー」と語った。

最終章2作は「胸を張るものができた」。「間(ま)が苦手で、(映像編集でも)隙間を埋めまくるんですよ。今回(最終章)がそれのピーク。次からはコロナ時代にふさわしい距離をとった三密(を避ける)映画を作ります。今日(の『The Final』)は千密、万密の映画になっている」と笑った。

映画『るろうに剣心 最終章 The Final』は4月23日より、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日より全国公開。

当記事はクランクイン!の提供記事です。

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