2021年1~3月のジャニーズリリース楽曲をジャニオタが総括!

 

いよいよ春。衣替えしました? 冬ドラマ&冬リリースに「2021年1月~3月」と、ラベルを貼って心にしまう季節ですね。

個人的に冬が好きなもので、毎年、冬のリリースが楽しみなんですよ。昨年の話になっちゃいますけど言いたい、King & Princeの『I promise』、ぶっちゃけ好きオブ好き案件でした。久しぶりに芯まで刺さった冬うたでしたね。日々「刺さった」「死ぬ」と、やかましい令和の弁慶こと私なので(弁慶様に詫びろ)、あてにならないかもしれませんが本当に刺さったんです。

今回は1月~3月の楽曲総括を通して、各グループへの期待を寄せたいと思います!

 

関西勢が歌ヂカラで圧倒

関ジャニ∞『キミトミタイセカイ』ジャニーズWEST『週刊うまくいく曜日』に加えてアルバム『rainboW』をリリース。関西勢が歌のチカラで圧倒した冬でしたね。WESTはいよいよギアをトップに入れてきたか……?という、実況者みたいな心境です。だって情報が多いんだ、日々。ジャス民さん、嬉しい悲鳴ですね。おめでとうございます。

関西弁混じりのトンチキ曲、ユニーク演出ありのコミックソング……なんでもやりまっせなスタイルで、いかなるときも全力だからこそ、いざバラードやメッセージソングを歌ったときの威力が半端じゃないんですよね。もちろん歌唱力、音楽と真摯に向き合う姿勢、努力あっての賜物なのは言わずもがなですが、そもそも歌に乗せるパッションが色濃いように感じます。関西勢って。

関西ジャニーズJr.の活躍もめざましい今ですが、いわゆる「関西イズム」の始まりは関ジャニ∞だと認識しています。(KinKi Kidsも「関西人」を求められていた時期はありましたが、年齢や下積みを鑑みると別枠かな、と)

どうしても、東京との距離が活躍を阻むこともあって、けれど、そのぶんお客さんと近い距離でのパフォーマンスを重ねることで、得るものってあったんじゃないかな。ステージでの一挙手一投足がファンを笑顔にすることも、思いは絶対に届くっていうことも彼らは知っているはず。それこそ松竹座での日々や関西ローカルでのロケを通して、思いを届け合う経験を積み重ねていっての今なんじゃないかな、と。だから送るし、届くし。

縦のつながりも深い関西勢ですから、音楽的な影響が下の子たちにも受け継がれていくといいなと思っていますし、繋がっていると感じます。

 

Sexy Zone『LET’S MUSIC』

↑ 自分たちの世界観を分かりまくっているSZが好きです。初期のトンチキグッズも面白かったけどな…。

 

ビビッドな赤に負けない、SZの美しさと華に見惚れるMVも必見の1曲。

思わずクラップしたくなる、踊りたくなるパーティチューンでありつつ、軽すぎず重すぎないファンク。懐かしいサウンドという印象を受けたんですけど、SZと同世代にはきっと新しく響くんだろうなって思います。こうして音楽の流行って廻っていくんだなぁって、SZのリリースに気付かされること、よくあります。

そもそもSZの「Sexy」には、マイケル・ジャクソンのようなセクシーさという意味を託されていたはず。その時点で、普遍的なポップスはもちろん、MUSIC&DANCEを体現する使命を背負っていますしね。音楽志向の高いメンバーも多いので、ジャンルレスに飛躍してほしいなと期待しています。

現在、レーベルは変わりましたが『one Sexy Zone』って本当に名盤だと思っていて。たとえば『IF YOU WANNA DANCE』は(本当にジャクソン5を目指すんか……?)と、まだ過半数が変声期を迎えていないグループにこういう曲を持ってくるんだな!とワクワクしましたし、それでいて『Silver Moon』『スキすぎて』など、ジャニーズの伝統的な楽曲ラインもしっかり押さえている。贅沢な1枚だし、「こういう曲を歌わせよう」とジャンルを固めていないんですよね。なんでも歌っていい、なんでも踊っていい、そういう可能性や期待に満ちたグループという印象を受けました。

前にも言ったけど……あれだけの素材が集まったらそりゃあ、なんでも試してみたくなるよな……。

大人になったSZは年々、より一層、主体的に音楽に取り組んでいるように感じます。いつか絶対に花開く子たちだと思っているので、まったく焦ることなく、届けてくれるものを受け取り続けたいと思っている次第です。

 

SixTONES『僕が僕じゃないみたいだ』

↑ こちらも自分たちを分かりまくっているSixTONES。ていうかここ数年、ジャニーズのグッズがおしゃれ化してない?

 

ダンスパフォーマンスなしのポップロックチューン。ロックを歌うSixTONESも、アイドルなSixTONESも好きな私は『僕が僕じゃないみたいだ』、好きです。何年か経ったころにはバンドパフォーマンスしてみてほしいなぁなんて妄想している。

なんだろな……日本語の曲っていうのもいい。ポジティブな意味で受け取ってほしいんですけど、世界を目指すグループだって掲げているからこそ、日本語を大事にしてくれたら嬉しいな、とも思いますし、この曲を表現する彼らの表情や声色がとても良かったなって。

もともと、歌声で感情を可視化できる京本大我くんや、繊細な表現で聴かせるジェシーくんのパートはやはり惹かれますし、聴くたび新鮮に刺さります(また刺さってる)。

田中樹くんや森本慎太郎くんは、本当、器用というか自分の持ち味を分かってますよね。フルサイズ歌唱の機会が少ない分、2番歌い出しの樹くんパートが広まらないのは寂しくもありますが、ラジオで存分に美声を響かせていたので良しでしょうかね(笑)しかし慎太郎くんの声(ファルセット&しゃくり)、パート、楽曲にマッチしすぎ問題な。

高地優吾くんの声はやっぱりグループにおけるスパイスで、この声があると「あ、SixTONESだな」って思う。まさに高地くんの存在そのものですね。それに、とても表現が豊かな人だなって、ここ数年はとくに感じます。ご本人に振り幅がある分、引き出しが多いのかな。

松村北斗くんは、主演映画『ライアー×ライアー』の主題歌、それも歌いだしを担うという、さまざまなプレッシャーがあったことと思います。けれど松村くんがグループにもたらした経験は、きっとSixTONESの大きな一歩になりましたよね。

勢いで走れる1年目とは違って、2年目っていろんな意味で難しいことがあると思うけど、それぞれ色が違う6人だから、それぞれの場所での輝きをグループに持って帰ってくることで、おのずと大きく強くなっていくんじゃないかな。引き続き期待しています。

「ジャニーズ好きなの?」って聞かれるたびに「ジャニーズという文化が好きなんです」と答えるめんどくさい私ですが、音楽ももちろん、ジャニーズを好きな理由のひとつ。もはやジャンルですからね、「ジャニーズ」という。

ああ、なんかまためんどくさいことを言ってますね……

そんなジャニオタですが何か?

WRITER

  • シンアキコ
  •        

  • 80年代生まれのフリーライター 。まるっと事務所推し。ジャニーズという文化を愛しています。著書に『なぜ90年代J-POPはあんなにアツかったのか?』(出版:株式会社NOTE-X)

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