江口のりこ、演技力でブレイクした神作5選。「ソロ活女子」で初主演も

女子SPA!

 1月クールドラマでは『その女、ジルバ』(東海テレビ・フジテレビ系、土曜午後11時40分~)と『俺の家の話』(TBS系、金曜午後10時~)の2作にレギュラー出演し、バイプレーヤーぶりを遺憾なく発揮した女優・江口のりこ(40)。

さらに4月からは日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS系、日曜9時~)に加えて、『ソロ活女子のススメ』(テレビ東京系、土曜0時52分~)で連ドラ初主演を果たすなど、大ブレイクを果たしています。

昨年の『半沢直樹』(TBS系)での印象的な演技も記憶に新しい江口のりこ。役によって全くの別人になりきって存在感を発揮する、彼女の真髄が見られるドラマや映画を5作紹介します。

◆パロディを超えたオリジナリティを見せた『半沢直樹』

まずは、彼女をバイプレーヤーから人気女優へと一気にステップアップさせるきっかけとなった『半沢直樹』(TBS系、2020年放送)での白井亜希子役について語っておかないといけないでしょう。

同作で演じたのは、元キー局アナウンサーという肩書きを持つクールで嫌みったらしい国土交通大臣・白井。熱い半沢をクールに突き返す対立シーンはもちろん、会見で人差し指を突き出して「い・ま・じゃ・ない」と言い放った場面を覚えている人も多いでしょう。

明らかにモチーフとなる人物をパロディ的に演じながらもオリジナリティ溢れる演技は、個性豊かな脇役の中でもひと際目立っていました。

◆『わたし、定時で帰ります。』では歯切れのよい中国人店員を熱演

存在感を放った作品でいえば『わたし、定時で帰ります。』(TBS系、2019年放送)も挙げられるでしょう。

江口のりこが演じたのは、吉高由里子演じる主人公の結衣が仕事終わりに立ち寄る中華料理店『上海飯店』の中国人店主・王丹。

片言の日本語とまくしたてるように話す中国語で主要キャストたちに絡んでいく姿は圧巻でした。視聴者の中には、本物の中国人女優だと勘違いした人もいたそうです。

◆無表情でもインパクト絶大だった『時効警察』のサネイネ

シュールさがウリだった深夜ドラマ『時効警察』シリーズ(テレビ朝日系、2006年ほか)でも、その薄い顔と妙な雰囲気を存分に生かして江口節を発揮していました。

彼女が演じていたのは、時効管理課に所属する女性警察官・サネイエ。常に無表情で飄々としており、何を考えているのかサッパリ分からないものの、ごくまれに熱い一面を覗かせるミステリアスな役どころは、ドラマのシュールな世界観をより引き立てていました。

◆主演を務めた映画『月とチェリー』ではベッドシーンも

2001年に初めてテレビドラマに出演して以降、基本的には脇役ばかりを演じてきた江口のりこですが、『月とチェリー』(2004年公開)という映画では主演に抜擢されています。

同作では官能小説サークルに所属する唯一の女性部員・真山葉月を好演。優柔不断な童貞の新入生を弄ぶ不思議な魅力を放つ女性を演じていました。

なんとベッドシーンではヌードも披露。彼女のそこはかとない艶っぽさを堪能できる貴重な一作です。

◆がさつでファンキーな恋敵を演じた『愛がなんだ』

また、恋愛映画で恋敵を演じた『愛がなんだ』(2019年公開)も見逃せない一作です。同作では、岸井ゆきの演じる主人公・テルコが好意を寄せるマモル(成田凌)が恋する年上女性・すみれを演じています。

普通のOL・テルコとは対照的なくわえタバコが似合うアラサーのファンキーな女性に扮して物語の中盤以降に深みを与えており、あまりにも自然なヤサグレ演技は見ものです。

上記の作品を全て見れば、彼女の“カメレオン女優”としての才能を垣間見ることができるはずです。このまま勢いを加速させてゴールデンタイムの連ドラで主演を張る江口のりこも見たい気もしますが、脇役として異常なほどの存在感を発揮し続ける姿を見続けたいと思うのは私だけでしょうか……。

<文/木田トウセイ>

【木田トウセイ】

テレビドラマとお笑い、野球をこよなく愛するアラサーライター。

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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