平野レミ「幸せなら料理は自由でいい」料理に目覚めたきっかけ、亡き夫・和田誠との思い出を語る

TOKYO FM+

アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」。3月24日(水)の放送は、料理愛好家・シャンソン歌手の平野レミさんが登場。3月9日(火)にエッセイ集「家族の味」(ポプラ社)を出版した平野さんが、2019年に亡くなった夫・和田誠さんとの初デートの思い出について話してくれました。



平野レミさん

◆「おいしければ、なんだっていい」

坂本:エッセイ本「家族の味」、いろんな愛に溢れる1冊でした。

平野:巻末にうちの夫との対談があるんだけど、うちの夫は私との対談なんて一度もしたことがなかったのに、たった一度これが、最初で最後の対談になったのね。あとは、みっちゃん(清水ミチコさん)と阿川佐和子さんとの3人でしゃべっているのも載せて、料理好きのルーツを話したの。“お料理なんかみんなできるよ”ってことを、いっぱい書いちゃったの。

坂本:お料理を頑張ろうと思われたきっかけが、和田誠さんとのご結婚だったんですね。

平野:そうそう! 和田さんと知り合ったとき、和田さんが「料理なんて、ゴックンしておいしければ何だっていいんだよ」って考え方だったから、「それでいいんだ!」って思って。

最初に教えてくれたのが、牛乳とトマトジュースを1:1でコップに入れて、バジルをぶっこんじゃって、塩とオリーブオイルを入れるの。おいしいビシソワーズみたいなものができちゃって、すっごくおいしくて! “こういうのでいいんだな”って目から鱗だったの。そこで“幸せなら料理って自由でいいんだ”って、私のなかに芽生えましたね。

◆和田誠との初デートの思い出

坂本:和田さんは、初デートのときから、レミさんがお料理好きだと見抜いていたそうですね?

平野:そうそう! 最初に和田さんとデートしたとき、しゃぶしゃぶ屋さんに行ったのね。しゃぶしゃぶのタレがすごくおいしかったの。(当時は料理のことを)なにも知らないんだけど、私がそこにいる人に「このタレはどうやって作るんですか?」って根掘り葉掘り聞いていたのを見て、和田さんは「この人は料理のことを真剣に考えている。この人の料理はうまそうだな」って思ったんですって。

坂本:見抜いていたんですね!

平野:結婚したときに、和田さんが「レミの料理を死ぬまでにどれくらい食べられるかな」って言っていて。そんなの無限で果てしないし、数えられないくらいいっぱい食べてもらえると思っていたんだけど、考えてみたら何千回なのよね。生涯に食べられる回数って。食をとても大事にしている人だと思ったから、私も頑張って“よし! この人のためにお料理をいっぱい作っちゃおう!”って思って、それでガンガン作るようになっちゃったねぇ。

(和田さんは)料理を作ったときに、絶対に「まずい」って言わないのよ。いつも「レミの料理はおいしいね」って言ってくれるから、それを聞いちゃうと、私もついその気になってどんどん作るようになって(笑)。

*

平野レミさんの家族と料理への愛情が詰まったエッセイ集「家族の味」(ポプラ社)は現在発売中です。ぜひチェックしてください!

次回4月5日(月)のゲストはゴスペラーズ・酒井雄二さん、6日(火)は山田邦子さん、7日(水)はTENDREさん、8日(木)は崎山蒼志さんです。どうぞお楽しみに!

<番組概要>
番組名:坂本美雨のディアフレンズ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週月~木曜11:00~11:30
パーソナリティ:坂本美雨
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/dear/

当記事はTOKYO FM+の提供記事です。

あなたにおすすめ

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ

あなたにおすすめ