『シャーマンキング』リメイク版いよいよスタート!2001年アニメ版を今こそ見直しておくべき理由

うちのテレビは映らない。

こんにちは、ライターの藤間紗花です。

我が家の43インチの液晶テレビには、地デジ放送が映りません。チャンネルボタンを押しても映るのは暗闇だけ。

ではなぜ液晶テレビがあるのかといえば、大きな画面でAmazonプライムビデオなど動画配信サービスを楽しむためです。

この連載では、テレビでネット動画を楽しむ私が、個人的おすすめをレビュー&レコメンドしていきます。

生まれて初めてハマった少年漫画。

少女時代から、少女漫画よりも少年漫画を好んで読んでいたという話は以前の記事でもお話ししましたが、私が人生で初めてハマった少年漫画は『シャーマンキング』でした。

 

 

私が小学生だった1998年から2004年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されていた作品で、2001年から2002年にかけては地上波でアニメも放送されていました。

私が夢中になったのは、アニメが放送され始めた頃。当時私はとにかくオバケや幽霊といった類のものが苦手で、そういったものが登場する作品は問答無用で“ホラー作品”に分類していたのですが、“霊の力を借りて戦う”というシャーマンキングのバトルスタイルに、子どもながらに衝撃を受けたんです。

実際、作品の中にはホラーに感じる部分や残酷な描写もあるのですが、そういったものも含めて壮大な“魂の物語”として完成されており、まだ生や死というものをきちんと理解できていなかった私は、その世界観に魅了されていったのでした。

シャーマンキングが蘇るぞ……!

2004年に一度は未完のまま終了したものの、4年後に描きおろしを加えた完結版が刊行され、最終回を迎えたシャーマンキング。未だ名作の呼び声高いこの作品が、なんと13年経った今、再度アニメ化されるのです!

う、うれし~~~~~~~~!!!!!!

テレビアニメのクオリティってこの十数年で信じられないほど進化していると思うのですが、現代の技術で大好きだった思い出の作品が蘇るって、ものすごくうれしいことじゃないですか!?

それでいて、キャストのほとんどは2001年版のまま。林原めぐみさん、高山みなみさん、朴璐美さん、子安武人さんなど、アニメ好きでなくてもその声を聞いたことはあるであろう豪華な声優陣がまた一堂に会するなんて……!

キャスト陣と製作陣の作品への愛を感じずにはいられません。

今回は、現在アマプラで配信中の2001年版についておさらいしましょう。20年経った今も名作アニメとして語り継がれるその魅力をご紹介します!

 

霊の生前の力を呼び覚ます、シャーマンの力。

まずはあらすじをご紹介。

主人公は、森羅学園中等部に転校してきた少年・麻倉葉(あさくらよう)。常にヘッドフォンを着け、便所サンダルを履き気ままに過ごすユル~いキャラの彼には、霊とさまざまな交流ができるシャーマンの力があります。

葉のクラスメイトである小山田まん太は、ある日の帰宅途中に墓場で幽霊たちと戯れる葉の姿を見て以来、彼のことが気になるように。しかし、葉と出会った墓場を再度訪れたまん太は、墓場を溜まり場にしていた不良グループに襲われてしまいます。

怪我をしたまん太と、墓石を破壊された幽霊・阿弥陀丸(あみだまる)の復讐のため、不良グループのリーダーである“木刀の竜”たちの前に現れた葉。阿弥陀丸の魂を自身の体に“憑依合体”させた彼は、あっという間に竜たちを打ちのめしてしまいます。

実は、生前の阿弥陀丸は“千人斬り”“鬼人”などの異名を持つ侍。葉はシャーマンの力で自分の体を阿弥陀丸に預け、生前の彼の力を現代に蘇らせていたのです。

この件をきっかけに、葉とまん太は親友と呼べる存在に。

500年に一度行われるシャーマン同士の戦い“シャーマンファイト”に勝ち抜き、“シャーマンキング”となって「楽に生きられる世界を作る」という夢を持つ葉を、まん太はそばで見守っていくことになるのでした。

葉と出会い、成長していくキャラクターたち。

生と死という相反する世界の交流を描いたシャーマンキング。なんといっても魅力的なのがキャラクターの豊かさ!現世に生きるシャーマンたちだけでなく、彼らの“持ち霊”である幽霊たちもとても魅力的なんです。

500年に一度行われるシャーマンファイトの開催地として日本・東京が選ばれたため、出身地である島根県出雲市から転校してきた葉。彼のほかにも各国から名だたるシャーマンが東京に集まってきます。国籍も年齢も、シャーマンキングを志す理由も異なる彼らの交流やバトルが本当におもしろいんです!

たとえば、アニメ第3話で葉の前に現れるのは、中国からやってきたシャーマンの少年・道蓮(タオレン)というキャラクター。ここからは少しだけネタバレを含みます……!

中国の歴史の陰で暗躍してきた道家の御曹司である彼は、持ち霊のことを「道具」と捉えています。自身の持ち霊である阿弥陀丸のことを「友達」だと思っている葉と彼は対立することに。

「シャーマンは自分1人だけでいい」「シャーマンの力を引き出す道具である霊を友達と言うなんて、胸クソ悪い」などと暴言を吐く蓮。しかし、馬孫と100%憑依することのできる彼の力は葉を遥かに上回るもの。

蓮によれば、葉が阿弥陀丸を道具として支配できていないから、阿弥陀丸の力を10%程度しか引き出せていないそう。

葉を打ちのめし阿弥陀丸を奪おうとする蓮。蓮に奪われるくらいならと阿弥陀丸に成仏するよう促す葉。しかし、阿弥陀丸は「拙者にはまだ葉殿という未練がある」と言い、その場を離れようとしません。

「何があっても離れない」と気持ちを一つにした2人は100%憑依を実現。蓮は2人の固い友情を前に破れてしまうのでした……。

復讐に生きる道家の御曹司である蓮は、これまでにもたくさんの人間を殺めており、友達ができたことなど一度もありませんでした。

しかし、葉に出会ったことで、人間のあたたかさを少しずつ知っていくように……。その中で、自身が“道具”として扱っていた馬孫との関係も変化していきます。

蓮だけでなく、葉と出会ったキャラクターはみんな、少しずつ人間として、そしてシャーマンとして成長していきます。物語の進行とともにそれぞれの成長が見られるところも、シャーマンキングの大きな魅力なんです!

葉と蓮、そしてそれぞれの持ち霊たちの関係はどうなっていくのでしょうか? そして、葉はシャーマンキングとなることができるのでしょうか?

2001年版アニメでは、原作とは異なる最終回が描かれています。
ぜひ、最後までチェックしてみてくださいね!

 

『シャーマンキング』が気になった人はコチラから!

WRITER

  • 藤間紗花
  •        

  • 自然と犬を愛するフリーライター。埼玉県出身、東京都在住。山に登る以外は、だいたい家で動画を観ています。

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