野菜と果物の意外な違いとは? チコちゃんが各省の見解に迫る

しらべぇ




13日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ、「野菜と果物の違いって何」が注目を集めている。なんとなく呼び分けてはいるが、正確な違いについて知っている人は少ないのではないだろうか。

■基準はバラバラ


葉や根っこを野菜、木になるものを果物といった風潮もあるが、チコちゃんの回答は「バンラバラ 」という。野菜か果物か判断している基準がいくつもあり、どの基準を用いるかでバラバラの判定になるようだ。

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■実際に検証


同番組では、農林水産省・文部科学省・園芸学者の3団体の代表を集め、「野菜or果物サミット」を実施。議題の「いちご」「スイカ」で文部科学省のみ果物と答え、他2つは野菜と回答した。

一方で、「パイナップル」は全ての団体で果物と回答。一致するものとしないものがあるようだ。

■分類基準は…


農林水産省では、「1年で種まきから収穫を終える草本植物」を野菜に分類しているようだ。一方で、2年以上栽培して果実を食べるものを果物と定義。甘さなどは一切考慮しない。

文部科学省では、「草になるものは野菜」という定義こそあるものの、「通常の食生活で果物として食べられるもの」は果物に分類。デザートなどでもよく見ることからいちごやスイカは果物に分類されているようだ。

文部科学省が作る食品成分表は、管理栄養士などの参考書として参照されることが多いため、実際の食事に合わせた分類なのだという。園芸学では「食用にする草本植物は野菜」という定義であるため、農林水産省と同じ見解を示した。

■定義づけの目的が違う


団体によって定義付けが違うと厄介にも見えるが、それぞれ定義するための目的が違うため、仕方ないという。

文部科学省では、食品別の栄養成分情報を提供し、実際の食生活に反映させる。農林水産省は生産面がポイントとなっており、農産物によって政策が変わってくるため、栽培期間を重要視している。

これ以外にも厚生労働省は食品安全、総務省は消費動向把握など、目的が様々であるため、分類が変わってくるのは当然のようだ。どの食べ物か野菜か分類方法によって変わってしまうため、どれがどちらに当てはまるのか難しく考える必要はないのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・Aomi

当記事はしらべぇの提供記事です。

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