2年間薬物に溺れた女性、人生をやり直すも「平坦な道のりではない」(スコットランド)

2年間、毎日薬物を使っていた女性が今から約1年前、ある出来事をきっかけに薬物を断つことを決意した。女性はこれまでの決して一筋縄ではいかない闘いをFacebookに綴っており、昨年11月には『The Scottish Sun』『Metro』などのメディアに取り上げられて注目を浴びた。

スコットランドのフォッシャバーズに暮らすデミ=ニコール・ダンロップさん(Demi-Nicole Dunlop)は昨年10月末、自身のFacebookで「薬物を2年間、毎日使用していたの。でも5か月前からヘロインとコカインには一切手を出していないわ」と衝撃の告白をした。

デミさんはそのなかで「今、リハビリのために入院していて、これまでには考えられないような管理された生活を送っているわ。メサドンを使った薬物療法を受けているけど気分は最悪で、冷や汗、筋肉痛、うつの症状に苦しんでいる。一人で寂しいし、悲しくて仕方ないのよ」と肉体的、精神的にもギリギリの状態であることを明かしていた。

また薬物依存で顔の肌が荒れ、赤い大きな吹き出物がいくつもできている姿や、げっそりして目の焦点が定まらない衝撃的ともいえる写真を添え、治療を始めてからの自身の姿と比べてみせた。

そして「『自分が価値ある存在』と気付くまでに長い時間がかかったけど、ここまで頑張ることができて誇りに思う」と綴り、薬物を断つきっかけとなった出来事について、次のように説明した。

「毎日薬物を使ってすさんだ生活をしていた私はある日、妊娠していることに気付いたの。そのうち体調が悪くなって12週間入院し、娘のハーリン(Harlynn)が予定日より5週間早く誕生したの。とても元気にね。」

「でもその後、ハーリンは私の薬物中毒のせいで離脱症状に苦しみ出したわ。そんな娘の姿を目の当たりにした私は自分を責め、『もう二度と薬物は使わない』と決意したの。」

「ただ気付いた時はもう手遅れだった。娘は私から引き離されて里親のもとに送られ、7歳の息子は私の母に託された。悔しかったけど、あの頃の私は子供を育てられる状態ではなかったことは認める。自業自得だもの。どうにもならないわよね。だから誓ったの。私は絶対、娘を取り戻してみせるとね。」

なおデミさんはその後も頻繁に近況を報告しており、ある時は自分の苦しみを次のように吐露した。

「調子がいい日があれば悪い日もある。どんなに疲れていようとも眠れない日もある。涙が止まらない日もある。『やればできる』と思える日があれば、『もうあきらめてしまおう』と全てを投げ出したくなる日もある。前向きなコメントは嬉しいけど、ネガティブなコメントにはくじけそうになる。でも私はそれをバネに進むしかない。」

そして最初の投稿から約4か月が過ぎた今月、デミさんはこんな告白をしたのだった。

「長期にわたり薬物を使っていた私が、身体的、精神的な依存から完全に抜け出すことは容易ではないわ。だって時々、昔のデミが現れて私を誘惑するのよ。」

「1週間前、私は一度だけ薬物に手を出したの。あれだけ元の自分には戻らないと誓ったのに…。依存症との闘いは決して平坦な道のりではない。だから私はすぐに助けを求めたの。『薬物になんか負けるものか』ってね。」

ちなみに最近の投稿でデミさんは、もうすぐ1歳になるハーリンちゃんと連絡を取っていること、長男には毎日会っていることを明かして、こんなメッセージを残した。

「薬物はあなたを愛さない。でもあなたが薬物を断つのを待っている子供たちは、あなたを愛してくれるのよ。」

画像は『The Scottish Sun 2020年11月12日付「FRESH START Ex-heroin addict mum-of-two, 27, shares stunning before-and-after addiction photos」(Credit: Demi-Nicole Dunlop facebook)」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 A.C.)

当記事はテックインサイトの提供記事です。

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