『呪術廻戦』作者・芥見下々の“BLEACH愛”が重すぎる! 久保帯人との対談が話題

まいじつ



『呪術廻戦』1巻(芥見下々/集英社)

漫画家に限らず、あらゆる作家は同時代の優れた作品から影響を受けるもの。『呪術廻戦』の作者・芥見下々の場合は、それが『週刊少年ジャンプ』の人気マンガ『BLEACH』だったらしい。3月4日発売の『呪術廻戦 公式ファンブック』では、そんな芥見による〝BLEACH愛〟が存分に発揮され、ネット上で大きな反響を巻き起こしている。

『呪術廻戦 公式ファンブック』は大ヒット中の「呪術廻戦」について、さまざまな角度から読み解いていく一冊。とくに注目を集めているのが、「BLEACH」の作者・久保帯人と芥見による対談コーナーだ。芥見は小学生の頃に読んだ「BLEACH」に多大な影響を受けたそうで、対談では長年にわたって温めてきた想いの丈を打ち明けていく。

そして話題は、「BLEACH」の中で好きなシーン・セリフの話に。並のファンなら「斬魄刀」や「卍解」を挙げそうなところだが、そこで芥見が挙げたのは鬼道の「雷吼炮」というマニアックなチョイスだった。

さらに、鬼道の「黒棺」についても強いこだわりをアピール。黒棺といえば「滲み出す混濁の紋章」から始まる長文の詠唱で知られるが、芥見は「詠唱破棄」こそ映えるのだと主張。20行にわたって黒棺の美学について語り、久保を「すげえファンじゃん」と感嘆させていた。

「BLEACH」を愛しすぎた漫画家


黒棺は「BLEACH」の中でも人気のある技で、ファンの間で熱く議論が交わされることで有名。しかし作者本人に向かって黒棺を語った人物は、恐らく前代未聞だろう。

対談の内容について、ネット上では《黒棺のこと語る芥見先生めちゃめちゃオタクですっごいかわいい》《黒棺の話になるとオタク特有の早口になる芥見先生最高だな》《芥見先生の熱量がすげぇ。絶対早口で言ってる!》《黒棺は詠唱破棄こそ至高だと熱く語る芥見先生、純然たるただのオタクで信頼しかない》《これ原作者相手に早口で語ってるんだよな…と思うとオタクがすぎて笑う》といった反応が相次いでいる。

これまでも芥見は、ことあるごとに「BLEACH」の魅力を語ってきた。とくに有名なのは、『JUMP新世界漫画賞』の審査員を務めた際のエピソードだ。そこで「言葉選びで参考にしているものはありますか?」と尋ねられた芥見は、「BLEACHを読んでください」と回答。自作そっちのけで「BLEACH」を紹介していた。

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『青春兵器ナンバーワン』の長谷川智広など、「BLEACH」の影響を公言しているジャンプ作家は多い。しかし黒棺の詠唱破棄に価値を見出しているのは、おそらく芥見くらいだろう。「呪術廻戦」が人気を博しているのは、そうした異質なセンスが作中に発揮されているからなのかもしれない…。

文=猿田虫彦
写真=まいじつエンタ

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