長瀬智也演じる寿一、マスクで涙を拭う姿に「コロナ禍の演出として100点満点」

長瀬智也が主演を務め、宮藤官九郎が脚本を担当する金曜ドラマ『俺の家の話』(TBS系、毎週金曜22:00~)。3月5日に放送された第7話では、コロナ禍だからこそ生まれた“マスク”に関する演出に称賛の声が集まった(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は長瀬と宮藤がTBS連続ドラマ11年ぶりのタッグを組み、濃すぎる家族が織りなす王道のホームドラマ。長瀬演じるピークを過ぎたプロレスラーが、能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退し、名家の長男として家族と謎の女性介護ヘルパーを巻き込んで介護と遺産相続を巡る激しいバトルを繰り広げていく。

ある日、観山寿一(長瀬)は義弟の寿限無(桐谷健太)からあることを知らされる。寿三郎(西田敏行)が、資産価値100万円の家宝・顰の面(しかみのおもて)がないと大騒ぎしたらしい。しかし、それは本人の手から、元カノA・望月ちはる(田中みな実)に渡しているもの。その一連の行動を忘れているというのだ。そのほかにも価値のある家宝がなくなっており、寿三郎は警察に連絡するよう促してきた。もちろん、泥棒に入られた可能性もあるものの、彼が女性に家宝を配って忘れているということも十分にありうる……。

認知症患者の行動には、親族にしか分からない伏線があると言うケアマネージャーの末広涼一(荒川良々)は「見逃していない? 回収して伏線!」と観山家を刺激。それぞれがわいわいと答えを出す中、居合わせたプリティ原(井之脇海)は「明るくていいっすね」と一言。彼の思わぬ言葉に、寿一は「そうか。うちは明るいんだな」とつぶやく。末広も「泣きながらやっても、笑いながらやっても介護は介護ですからね」と明るく答えた。

その後、家宝が紛失したのは、本当に泥棒に入られた盗難事件であることがわかった。ちはるに渡したことを忘れていたのも演技だったらしい。ホッとしたのも束の間、寿三郎に要介護2という判定が降りる。

ショックを受ける寿一は、寿三郎が、稽古を受けにくる孫の秀生(ジャニーズJr./羽村仁成)を特に可愛がっていたことを思い出す。

そこで、元妻・ユカ(平岩紙)のもとへ。これまでのことを償うと謝罪しつつ「せめて親父が死ぬまでは、稽古を続けさせてやってください」と土下座した。彼の言葉や行動に突き動かされたユカはそれを了承した。

そのとき、ユカの現在の夫・早川トオル(前原滉)が参加している授業参観で、秀生が走り回っているとの連絡が入る。寿一が迎えに行くと、ぐったりしたトオルの姿が。また、授業で読む父親にあてた作文を、秀生は2枚用意していたと教えてもらった。寿一に向けた作文には、自分の父親が元プロレスラーで、いまは能をやっていること、寿一と踊った舞の思い出を綴っている。そして最後にこう書かれていた。

「考えてみたら、お父さんがプロレスラーの時は、僕もプロレスラーに憧れ、お父さんが能を始めたら、僕も能をやってみたくなったので、僕はお父さんみたいになりたいんだと思います。なんだかんだ言って、僕のお父さんはカッコいいと思います」

作文を読んだ寿一の目はみるみる充血し、最後には泣き顔をマスクで隠すように涙を拭った。

ネット上では、末広の介護に関する考えに「泣いても笑っても介護、凄いなこれ」「なんだか妙に心に残る」「まだ介護には縁のない私でも泣けてしまう」との声が。

また、最後の作文で涙するシーンについては「コロナ禍の演出として100点満点」「マスクで涙を拭う。今を正しく表現している今しか出来ない表現」と感動のコメントが多くあった。

次回第8話は3月12日に放送。寿一がアキレス腱を断裂。寿三郎と共に車椅子生活を余儀なくされる。

当記事はテレビドガッチの提供記事です。

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