益若つばさ、中学生の息子との2ショットに驚きの声「お母さん若..
めるも編集部
こんにちは、ライターの藤間紗花です。
我が家の43インチの液晶テレビには、地デジ放送が映りません。チャンネルボタンを押しても映るのは暗闇だけ。
ではなぜ液晶テレビがあるのかといえば、大きな画面でAmazonプライムビデオなど動画配信サービスを楽しむためです。
この連載では、テレビでネット動画を楽しむ私が、個人的おすすめをレビュー&レコメンドしていきます。
私が長年お世話になり続けているAmazonプライムビデオでは、会員ならば無料で視聴できる“プライム配信”作品が定期的に入れ替わります。
毎月「今月はどんな作品が配信されるかな?」と楽しみにしているのですが、2月の配信スケジュールを見たときには思わず喜びの声が漏れました。
なんと、私の大好きな作品『新テニスの王子様』が配信されているではないですか~~!!!
『新テニスの王子様』は、2009年より『ジャンプスクエア』で連載中のテニス漫画。1999年から2008年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『テニスの王子様』の続編となる作品で、2012年にはテレビアニメ化もされた超人気作品です。
今回Amazonプライムビデオで配信されることになったのは、地上波で放送されていたアニメ第一期と、OVAとして発売された第二期・第三期。
実は私は発売当時DVDをすべて購入していたのですが、今の家に引っ越してからはDVDを再生できる機械がなくなってしまったため、観られなくなってしまったんですよね……。なので、ネット配信で好きなときにすぐに再生できるようになったというのは本当にうれしいことなんですよ!
私がテニスの王子様、通称“テニプリ”と出会ったのは高校生の頃。『NARUTO』にハマったのをきっかけにジャンプを毎週購入するようになった当時、テニプリに夢中だった友人に勧められて読むようになったのでした。
ジャンプで連載されていた『テニスの王子様』のストーリーは、アメリカのJr.大会で名を馳せていた天才テニス少年・越前リョーマが、帰国後にテニスの名門中学「青春学園中等部(通称:青学)」のテニス部に入部し、先輩レギュラー陣とともに全国制覇を目指すというもの。
しかし、私が読み始めたとき、もはや本誌の展開は全国大会決勝の最後の試合に入ろうとするところでした。なんと最初からクライマックス……!
「このまま最終回を読むのはよくない!」と思った私は、友人にコミックスを借りて猛スピードで最新巻まで読破。すると、主人公のリョーマがさまざまな試合を通して成長していく姿や、次々に登場するライバルキャラクターたちの強烈なキャラクター性に魅せられ、一気にテニプリファンになってしまいました。
しかし、ファンになった頃にはすでに連載はクライマックス。無事リョーマたち青学メンバーは全国大会制覇の夢を叶えたものの、私の心は早すぎる彼らとの別れに打ちのめされていました……。
そんな私を救ってくれたのが、翌年連載開始された『新テニスの王子様』、通称“新テニ”だったのです!
まずは新テニのあらすじからご紹介しましょう。
時は、夏の全国大会から数ヶ月が経った秋のこと。全国大会で活躍を見せた選手たちに、“高校日本代表(U-17選抜)合宿”の召集がかかります。全国大会後、再び日本から姿を消していたリョーマも、合宿のため帰国することに。
再び顔を合わせることになったリョーマと青学レギュラー陣、そして各校の個性豊かなライバルたち。しかし、合宿には彼ら中学生だけでなく、高校生選手も多く参加していました。
ただならぬ高校生たちのオーラに圧倒される中学生たち。U-17選抜に入り世界大会の舞台で戦うためには、ツワモノの高校生たちにも勝利しなければならないのです。
果たしてリョーマは合宿を勝ち抜き、U-17選抜メンバーとして世界大会の舞台へ進むことができるのでしょうか?!
さて、先ほど「テニプリ完結で打ちのめされた心を、新テニに救われた」とお話ししましたが、その理由はこのU-17合宿という新たな舞台にあります。
とにかくテニプリはどのキャラクターも個性的でかっこよく魅力的なのですが、これまでテニプリで登場したキャラクターたちが一同に会する合宿は、いうなれば“オールスター感謝祭”状態。
テニプリ本編では青学との試合の際にしか見られなかった他校のキャラクターたちの新たな一面が描かれていますし、「えっ!このキャラとこのキャラが仲良くなるの!?」なんていう意外な交流も見られます。
それだけでなく、テニプリ本編では絶対に見られなかったであろう、“仲間同士の戦い”が見られることも、新テニの大きな魅力。ここから少しネタバレを含みます……!
合宿がスタートして間もなく、コーチの斎藤より「好きな相手と2人組を作ってください」と指示された中学生たち。「ダブルスの試合をするのか」と解釈した彼らは、ダブルスの相棒や、親しい相手とペアを作っていきます。
しかし、すべてのペアが完成すると、斎藤コーチが驚きの一言。「それでは、これからシングルの試合をはじめます」
そう、実はこれは“負けた方は脱落”という合宿の生き残りをかけた同士討ちの課題。中学生たちは、よりによって仲間同士で争わなくてはならなくなってしまったのです。
シングルスを得意とする選手の多い青学レギュラー陣の中で、“黄金ペア”と呼ばれるほど息のあったプレーを見せてきた菊丸英二と大石秀一郎の2人も、シングルスとして争うことに……。
最後の全国大会を終えた3年生の菊丸は、「合宿に参加すれば、もう一度大石とダブルスが組める」と思っていたのに、大石と組んでしまったことで、一度もダブルスの試合をすることなく合宿が終わってしまうことを悲しんでいました。
試合が始まっても本気を出すことのできない菊丸に対し、「例え敵味方で戦うことになっても全力で戦う!それが本当の黄金ペアだ」と諭す大石。
この言葉でやる気を取り戻した菊丸。そして2人は真っ向から激しいラリーを繰り返し、厳しい勝負にも関わらず楽しそうな表情を見せるのでした……。
戦いを通してさらに絆を深める黄金ペア、アツすぎる……!
さて、黄金ペアの試合はどちらの勝利で幕をとじたのでしょうか?そして、ダブルスを苦手とするリョーマは誰とペアを組んでいたのでしょうか?そしてその驚きの結果とは……!?
気になる方は、Amazonプライムビデオで『新テニスの王子様』をぜひチェックしてみてください!
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