【米ビルボード・ソング・チャート】オリヴィア・ロドリゴ7週連続首位、クリス・ブラウン&ヤング・サグ3位へ上昇

Billboard JAPAN



オリヴィア・ロドリゴの「drivers license」が7週目の首位をキープした、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

初登場(2021年1月23日付チャート)から7週連続でトップの座を死守した「drivers license」は、ストリーミングが若干減少したものの、セールスは前週から38%増加の13,000、エアプレイは13%増加の6,730万回にそれぞれ上昇。デジタル・ソング・セールス・チャートで8位から2位、エアプレイ・チャートでも5位から2位にランクアップして、それぞれ今週のSales Gainer、Airplay Gainerを獲得した。Airplay Gainerは6週連続の快挙で、2016年6月から7月にシーアの「チープ・スリルズfeat.ショーン・ポール」が同6週を獲得して以来、約5年ぶりに記録を並べた。

前述の通りラジオが好調で、今週はポップ・エアプレイ・チャートでも2位から1位に最高位を更新した「drivers license」。初登場から首位に到達するまでの期間はわずか7週で、2017年にエド・シーランが「シェイプ・オブ・ユー」で達成した7週と並ぶ最速記録となる。

ポップ・エアプレイ・チャートに初めてランクインした曲が首位を獲得したのは、ファン.の「ウィー・アー・ヤングfeat.ジャネール・モネイ」(2012年7月)以来約9年ぶりで、ゲストを含まないタイトルとしては50セントの「イン・ダ・クラブ」(2003年7月)以来約18年ぶり、女性ソロ・アーティストとしてはブルー・カントゥレルの「ヒット・エム・アップ・スタイル(ウップス!)」(2001年7月)以来20年ぶりの記録。

1位に初登場した曲が7週以上首位を獲得したのは歴代7曲目で、自身が唯一クレジットされている初の首位獲得曲としても最長記録となる。

16週 マライア・キャリー&ボーイズIIメン「ワン・スウィート・デイ」(1995年~1996年)
14週 エルトン・ジョン「キャンドル・イン・ザ・ウインド」(1997年~1998年)
11週 ドレイク「ゴッズ・プラン」(2018年)
11週 パフ・ダディ&フェイス・エヴァンス「アイル・ビー・ミッシング・ユーfeat. 112」(1997年)
10週 アデル「ハロー」(2015年~2016年)
8週 マライア・キャリー「ファンタジー」(1995年)
7週 オリヴィア・ロドリゴ「drivers license」(2021年)

今週各ポイントが上昇した理由のひとつとして、彼女のバースデーである2月20日に放送された米NBCの人気番組『サタデー・ナイト・ライブ』で取り上げられたことが挙げられる。

先週5位にランクダウンしたカーディ・Bの「Up」は、初登場(2月20日)の2位に最高位復帰した。週間ストリーミングは8%増加の2,430万再生、エアプレイは20%増加の2,280万回にそれぞれ上昇し、ストリーミング・チャートで3位から2位、エアプレイ・チャートでは41位から33位に大きく順位を上げている。セールスは17%減少(9,000)したが、他曲の売り上げが伸び悩んでいるため、セールス・チャートでも5位から4位にランクアップした。R&B/ヒップホップ・ソング・チャートとラップ・ソング・チャートでも、初登場週に続き2週目の首位に復帰している。

そのR&B/ヒップホップ・ソング・チャート、ラップ・ソング・チャートで先週それぞれ1位に初登場したリル・ティージェイの「Calling My Phone feat. 6LACK」は、ストリーミング・チャートで2週目の首位をキープしたものの、R&B/ヒップホップ・ソング・チャート、ラップ・ソング・チャートではカーディ・Bに敗れ、Hot 100でも3位から8位に急落している。

一方、先週8位にランクインしていたクリス・ブラウン&ヤング・サグの「ゴー・クレイジー」は、2月19日にリリースされたフューチャー、リル・ダーク、ムラート参加のリミックス効果を受け、今週3位に最高位を更新した。週間再生数は74%増加の1,320万回を記録して、ストリーミング・チャートで50位から12位に上昇。ラジオの週間オンエア数は7,760万回を記録して、エアプレイ・チャートでは7週目の首位をキープした。R&Bソング・チャートでは3週目の1位に、セールス・チャートでも35位にリエントリーを果たしている。なお、今週はリミックスのアクティビティがオリジナルを上回らなかったため、ゲストの3者はクレジットされていない。

クリス・ブラウンのTOP3入りは、2008年に最高位2位を記録した「フォーエバー」以来約13年ぶりで、ヤング・サグはゲストとして参加したトラヴィス・スコット「フランチャイズfeat.ヤング・サグ&M.I.A.」(2020年)以来約4か月ぶり、リード・アーティストとしては初のランクインとなる。

ミュージック・ビデオのリリース効果で先週2位に上昇したアリアナ・グランデの「34+ 35」は4位に、ザ・ウィークエンドの「ブラインディング・ライツ」は4位から5位にそれぞれダウンした。なお、アリアナは9位に「ポジションズ」、ウィークエンドは6位に「セイヴ・ユア・ティアーズ」をそれぞれ2曲同時ランクインさせている。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは3月5日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「drivers license」オリヴィア・ロドリゴ
2位「Up」カーディ・B
3位「ゴー・クレイジー」クリス・ブラウン&ヤング・サグ
4位「34+35」アリアナ・グランデ
5位「ブラインディング・ライツ」ザ・ウィークエンド
6位「セイヴ・ユア・ティアーズ」ザ・ウィークエンド
7位「ムード」24kGoldn feat.イアン・ディオール
8位「Calling My Phone」リル・ティージェイfeat. 6LACK
9位「ポジションズ」アリアナ・グランデ
10位「レヴィテイティング」デュア・リパfeat.ダベイビー

当記事はBillboard JAPANの提供記事です。

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