鈴木伸之、オファーの絶えない存在感「今まで何作品、不良役をやったんだろう」<ドラマ『お茶にごす。』インタビュー>

 

俳優の鈴木伸之さんが、Amazon Prime Videoにて3月5日(金)より全話一挙配信するドラマ『お茶にごす。』に主演しています。

『お茶にごす。』は、『今日から俺は!!』などで知られる漫画家・西森博之さんによる、同名コミックの実写ドラマ化。
強面で威圧的な雰囲気から、むやみやたらと喧嘩を売られ、“中学最強の不良”と恐れられた『悪魔(デビル)まークン』こと船橋雅矢(鈴木伸之)が、高校に入学し、ひょんなことから茶道部に入り、平穏な日常を手に入れようとする学園コメディです。

めるもでは、鈴木さんにインタビューを実施、単独初主演ドラマに懸ける思いを聞いてまいりました!

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――『今日から俺は!!』に続いて、西森さんの作品に出演となりました。

鈴木伸之:本当に、西森先生の作品にまた出演できることが、すごくうれしくて。『今日から俺は!!』の世界観もすごく好きでしたし、『お茶にごす。』は、またちょっと違った要素もあるんです。

 

――『強面の高校生・まークン』という役どころについては、どう受け止めましたか?

鈴木伸之:今年の10月14日で僕、29歳になるんですけど「まだ制服を着られるのかな……」という不安もありながら、やらせていただきました(笑)。「そんなに僕って不良かな? 今まで何作品不良をやったんだろう」と思うくらい、不良役が多いんですよ。けれど、それってある種ひとつ自分の形ができてきたことであり、皆さんが僕に抱いてくださるイメージができたということなので、すごくうれしいんです。

今回は、“中学最強の不良”として有名なまークンが高校生になり、茶道部に入って改心していくーー人間として成長していく過程がみどころです。本当に楽しい撮影でした。

 

――鈴木さんとまークンの共通点は、何かありましたか?

鈴木伸之:漫画のまークンは、目つきがきりっとしていて、見た目がすごく怖いですし、周囲からも恐れられているんです。僕も身長が185cmあってつり目なので、第一印象では「怖い人なのかなと思った」と言われることも結構ありまして。しゃべらないと怖いみたいで、そこはまークンと通じるのかなと思っています。まったく違うところは、まークンは僕の比にならないくらいピュアな男なところですかね。

 

――ピュアなところは、鈴木さんご本人にはない……?

鈴木伸之:どうなんですかね!? 僕、天然なところもあるので、そういうところはピュアに映っていたらいいな、と思いますけど(笑)。ちゃんとしようと心がけていますけど、周りからは「えっ!」と驚かれることも多々あるというか。

 

――茶道に関しては、お稽古もして臨みましたか?

鈴木伸之:はい。今回、北見宗幸先生に教えていただきました。所作や道具の名前まで一から教えていただき、2ヵ月間週2回くらいの頻度かな、お稽古していました。正座(のお辞儀)も『真行草』と3種類あるんですよ! いろいろ勉強になりました。

 

――お茶を好きにもなりましたか?

鈴木伸之:僕ずっと野球をやっていたので、茶道もですけど文化系の部活にまったく縁がなく今まで生きていたんです。最初は「どうなんだろう?」と思いながらやっていましたけど、始めてみると奥が深くて。新しい経験がたくさんあって、学べることが多かったので、すごく刺激になりました。先生に「ここのお茶がおいしいよ」といただいたものを、タンブラーに入れて現場に持っていっていたくらい、お茶が好きになりました。

 

――本ドラマにおいて、共演者の皆さんとの掛け合いはいかがでしたか?

鈴木伸之:1ヵ月間、地方ロケみたいな感じで泊まり込みの撮影をしていたんです。共演者の皆さんには、すごく仲良くしてもらいました。僕が茶道部員の中で一番年上だったんですけど、僕が一番はしゃいでたんじゃないかなってくらい(笑)、みんなでワイワイしながら撮影していました。休憩の合間にはトランプをやったり、スマホゲームをしたり、話したりして。
あとは今回、交換日記をしたんです。みんながその日起こったことをいろいろ書いて回して。日記を見返すと、改めて仲が良かったんだな、と感じますね。

 

――交換日記とは珍しいですね。鈴木さんが書いて、翌日はほかの共演者に渡す、みたいなことですか?

鈴木伸之:そうです、そうです。一人ひとりが書いていって、本当にいろいろなキャストさんが書いてくれました。実は、その交換日記は視聴者プレゼント企画だったんですよ。最初、プレゼントすることを知らなかったので、最後に僕がもらえるのかなと、ひそかに思っていたんですけど(笑)。

 

――(笑)。親友・山田航役の瀬戸利樹さんとは関係性を築くために、何かされましたか?

鈴木伸之:利樹とは以前、『ストレイヤーズ・クロニクル』で共演していたので、二度目でした。同級生で親友の役柄だったので、休憩中も、ジュースを買いにいくときも、お昼のお弁当も、とにかくずっと一緒にいて仲を深めていきました。一応僕のほうが年上なので、僕が利樹に声をかけたりはしますけど、利樹もすごく優しい人なので乗っかってきてくれたりして。わちゃわちゃやっていました。

 

――やはりそうしたオフカメラでの関係性が、お芝居の下敷きになっているんですね。

鈴木伸之:台本に書かれていない利樹と僕のシーンとか「ここ、どうしようか?」と、ふたりですごく話し合いながら案を出して、監督とも話したりしましたね。例えば、野間口(徹)さん演じる縦島洋先生と初めて茶道室で会うシーンでは、縦島先生が「何だ? このふざけたやつらは!」みたいな感じで入ってくるんです。そう思ってもらえるように、どういうお芝居にするか、畳の上で利樹とふたりで考えながらお芝居を作っていきました。注目してほしいです。

 

――強面の表情でひょうきんなことをやるというギャップの面白さが、同時に、まークンのお芝居の面白さでもあるように思います。意識したことはありますか?

鈴木伸之:まークンは、自分的にも今までやったことがないような役でした。シュールな笑いというか、独特の世界観にチャレンジさせてもらった意識があったので、怖さは常に持ちつつ、けれどちょっとコミカルに見えるように、というのは、ずっと意識してやっていましたね。見た目の怖さとのギャップを出すために、なるべく素っ頓狂な感じを意識しながら演じたり。

最初、原作の漫画を読ませてもらったとき、まークンの目つきの悪さがすごく印象的だったんです。冗談を言うときも、どんな場面でも、すごい目つきが悪く描かれていて。そこは原作通り、とにかく目つきの悪さを意識しつつ、不良ですけど、どこかかわいらしさを残して演じていました。

 

――第1話からまークンの心の声、ナレーションが長く印象的でした。そのあたりは、いかがでしたか?

鈴木伸之:『今日から俺は!!』もそうでしたけど、最近、心の声を話す作品が結構多いですよね。心の声をやりながらお芝居することが、新しい形になりつつあるのかな、と思いながらやっていました。台詞をしゃべらないで表情で見せるのは難しいんですけどね。今回、心の声が1話から最終話までたくさん出てくるので、それも『お茶にごす。』の世界観のひとつとして捉えてもらえたらうれしいです。

 

――まークンが、茶道部部長・姉崎奈緒美にほのかな恋心を抱くエピソードも出てきます。鈴木さん自身の学生時代のキュンキュンエピソードやモテたエピソード、お話できる範囲で教えてください。

鈴木伸之:……。キャーキャーエピソード、あれば話したいし、自慢したいんですけど、本当に全然モテなかったんです。モテていないんで、ないんです……。

 

――意外です。野球部だと他校試合もあったかと思いますが、遠征先でキャーキャー言われるとかは、ありませんでしたか?

鈴木伸之:遠征先も男しかいない感じだったので、あまり……なかった(笑)。あと! 野球部だったので坊主だったんですよ。サッカー部は、髪の毛を伸ばして遊ばせていたから、すごくモテていました。だから、「髪型で判断されるのかな……」って、ちょっと思っていましたね……。皆さん、髪型で判断しないでくださいね!!(笑)

(取材・文:赤山恭子)

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ドラマ『お茶にごす。』は、Amazon Prime Videoにて3月5日(金)より全12話一挙配信(テレビ東京では2021年放送予定)

キャスト:鈴木伸之、瀬戸利樹、萩原みのり、久間田琳加 ほか
原作:西森博之『お茶にごす。』(小学館『少年サンデーコミックス』刊)
公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/ochanigosu/
(C)西森博之/小学館 (C)「お茶にごす。」製作委員会

WRITER

  • 赤山恭子
  •        

  • エンタメ雑誌編集部に勤務後、ハリウッド映画の版権を買い付け日本国内で販売するディストリビューターを経て、フリーの映画/エンタメライターに。現在は、監督・俳優のインタビューを中心に、現場取材、映画紹介コーナーほかも担当。相手の心に寄り添い、時に突っ込みながら深めてゆくインタビューが持ち味。

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