森七菜&神尾楓珠CMで再注目! “豪華すぎる”『3年A組』生徒役キャストを振り返る

クランクイン!

 女優の森七菜と俳優の神尾楓珠が出演する携帯電話会社の新TVCMが先日から放送され、POPなグラフィックと弾けるような笑顔の2人の共演が話題だ。SNSには「ふたりとも顔面偏差値、高すぎ!」「組み合わせが神」と反響の声が多く上がり、「ブレイク中の3Aコンビ!」「3Aコンビ最強」と2人が出演した2019年1月期放送のドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)に言及する声も集まっている。『3A』放送から2年。森、神尾のほかにも主演級作品やNHK朝ドラ、大河ドラマに出演など著しく成長を遂げている生徒陣を改めて振り返ってみたい。

■永野芽郁、今田美桜、片寄涼太ら出演で当時から生徒陣キャストが話題に

『3A』は、主演・菅田将暉が教師を演じ、受け持つ3年A組の「最後の授業」を行う10日間を描いた学園ミステリー。第56回ギャラクシー賞ほか、数々のドラマ賞を受賞した話題作で、菅田の熱演に負けず劣らず、生徒たち個々の存在感も光った。

生徒役には、NHK朝ドラ『半分、青い。』(2018年)でヒロインを務めた永野芽郁をはじめ、『花のち晴れ~花男 Next Season~』(2018年/TBS系)で人気を集めた今田美桜、『義母と娘のブルース』(2018年/TBS系)で主演・綾瀬はるかの義娘役で演技力を発揮した上白石萌歌、AKB48卒業後にNHK朝ドラ『とと姉ちゃん』(2016年)に出演し、女優としてブレイクした川栄李奈、NHK Eテレ・子ども向け番組『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』のまいんちゃんとして知られ、子役から活躍していた福原遥が出演。アニメ『妖怪ウォッチ』のテーマ曲「ようかい体操第一」で紅白歌合戦にも出場した元Dream5の大原優乃はグラビア誌をにぎわせていたが、本作で初めてドラマレギュラー出演を果たした。

男性陣ではLDHの人気グループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太、今田と同じく『花男 Next Season』C5メンバーで一躍脚光を浴びた鈴木仁などがそろい、放送当時から生徒キャストの豪華っぷりが話題だった。

■生徒役キャストがその後映画・ドラマに名を連ねる

本ドラマ出演後に大ブレイクしたのは、堀部瑠奈役で抜群の演技を見せた森。同年7月に公開された『天気の子』では、ヒロイン・天野陽菜の声を担当。繊細で透き通るような声で観客の心をわしづかみにし、同作は大ヒットを記録。翌2020年1月に公開された岩井俊二監督の映画『ラストレター』では一人二役を演じ、「第44回日本アカデミー賞 新人俳優賞」にも輝く。その後、連続テレビ小説『エール』にヒロインの妹役で出演。秋ドラマ『この恋あたためますか』(TBS系)、公開中の映画『ライアー×ライアー』と主演作が立て続き、勢いはとどまるところを知らない。

そのほか女優陣では、魚住華役の富田望生は、直後からNHK朝ドラ『なつぞら』など映画・ドラマに立て続けに出演し、今や、若手随一のバイプレーヤーの呼び声も高い。熊沢花恋役の堀田真由は、若手女優の登竜門と言われる『ゼクシィ』の13代目CMガールに選ばれ、『3A』で共演した鈴木仁と新婚カップルとして再共演し話題に。森と同様、朝ドラ『エール』にも出演している。

金沢玲央役の新條由芽は、28日に最終回を迎えた戦隊シリーズ『魔進戦隊キラメイジャー』(テレビ朝日系)で1年にわたりヒロイン・キラメイグリーン役を務め、親子層にも認知を広げた一方、今月ファースト写真集『ゆめいろ』で抜群のスタイルを披露。男性コミック誌・週刊誌の表紙を飾るなどグラビアで活躍中だ。

さらに、結城美咲役の箭内夢菜は、1月にバラエティー番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系/毎週日曜19時58分)で出川哲朗率いる出川ガールに抜てきされ、初登場でいきなり過酷なロケに挑戦。福島弁を話す飾らないキャラクターが「かわいらしい」と反響を呼んだ。

急成長を遂げた男性俳優といえば、真壁翔役で迫真の演技を見せた神尾。『3A』後にドラマ・映画に立て続けに出演し、舞台、バラエティー番組のMC、写真集の発売とマルチな活動が目を引く。『3A』での好演にもにじみ出ているように、ポイントとなる出演でも鋭い目つきや色気で独特の存在感を醸し、主演作では、安定の演技力でどんな物語でも引っ張ってくれる。女性誌「ViVi」による2020年上半期『NEXT国宝級イケメンランキング』で1位も獲得するなど、最も注目される若手俳優の一人だ。

そのほか、逢沢博己役の萩原利久は、子役時代からさまざまな作品への出演を重ねている俳優だが、近年、実力派へと確かな足取りを見せている。2019年に映画『十二人の死にたい子どもたち』で共演した北村匠海は、筆者が当時インタビューした際、荻原について「僕が“ああ、演技すごいなあ…”と思ったのは萩原利久くん」とベタ褒めしている。業界内でも注目度の高い荻原は、まさにブレイク前夜と言えるだろう。

萩原に加えて、石倉光多役の佐久本宝と瀬尾雄大役の望月歩は、森・堀田同様、朝ドラ『エール』に出演。望月は大河ドラマ『麒麟がくる』後半に細川忠興で登場している。須永賢役の古川毅もボーイズグループ・SUPER★DRAGONの活動に加え、現在公開中のホラー映画『犬鳴村』にも出演するなど、大忙しだ。

■若手輩出の「学園ドラマ」が増加

『3A』放送から2年経ち、生徒役を演じたキャストの解像度が上がった今、あらためてその豪華さに驚くばかりだが、またを作品を見直すことで、新たな楽しみ方もできるのではと感じる今日この頃。

また、一時期学園ドラマが減少していた時代があったが、『3A』以降、古田新太主演『俺のスカート、どこ行った?』(2019年4月期・日本テレビ系)、田中圭主演『先生を消す方程式。』(2020年10月期・テレビ朝日系)、今期も藤原竜也主演『青のSP(スクールポリス)─学校内警察・嶋田隆平─』(カンテレ・フジテレビ系/毎週火曜21時)、山田裕貴主演『ここは今から倫理です。』(NHK総合/毎週土曜23時30分)と作品も増えてきている。若手俳優・女優の輩出に必要不可欠な作品として今後も良質な学園ドラマに期待したい。(文・赤山恭子)

当記事はクランクイン!の提供記事です。

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