呪術廻戦、進撃の巨人、チェンソーマン…大注目のアニメ制作会社【MAPPA】作品大総括!

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アニメーション制作会社の名前ってどれくらい挙げられますか?

スタジオジブリや東映アニメーション、京都アニメーション、最近だと『鬼滅の刃』で知られるufotableなどはピンとくる人も多いのではないでしょうか?

そんななか、今注目を浴びているアニメーション制作会社があります。

それが“MAPPA”。

『呪術廻戦』『進撃の巨人』など、今話題になっている作品を制作しているのがMAPPAなのです。今後もさらに知名度を上げそうな気配のあるMAPPAについて、一挙に解説して参ります!

 

 

MAPPAとは?

株式会社MAPPAは、2011年に設立した今年10周年を迎える東京のアニメーション制作会社です。MAPPAを設立したのは、プロデューサーの丸山正雄さん。『カードキャプターさくら』などで知られるMADHOUSEを退職して、MAPPAを設立しました。

このMAPPAという会社の設立を語るうえで忘れてはいけない作品が、2016年に公開されたアニメーション映画『この世界の片隅に』。MAPPA設立以前、『この世界の片隅に』の片渕須直監督は、丸山正雄さんとアニメ化の企画を相談し、本作の制作のために会社を設立したといいます。つまり2011年時点で、実は『この世界の片隅に』のプロジェクトは動き出していたのですね。

MAPPAのアニメーションの特徴は?

MAPPAの特徴が分かる驚異的なポイントは2点。

同時並行で多くのアニメーションを制作できると生産力と、会社の出自と同じく挑戦的な企画に取り組んでいけるチャレンジ精神です。

MAPPAがTVアニメの制作に携わったのは、2012年の『坂道のアポロン』が初めてだったのですが、そこからたいして時間の経っていない2014年には『残響のテロル』『進撃のバハムート GENESIS』『牙狼 -炎の刻印-』と、畳みかけるようにTVアニメを制作していきます。早い段階で制作ラインも増強し、同時に複数のアニメーションを制作していける体制を築いていきました。

そして『この世界の片隅に』をなんとかして形にしようとした精神を、今もなお継承しており、難しい原作や企画にも果敢に取り組んでいきます。新作として制作されるアニメは、いずれもこれまでになかったような作品ばかり。毎回驚かされる企画が飛び出してくるのがMAPPAの特徴です。

 

 

現在放送中のTVアニメは?

MAPPAには今、最盛期とでもいうような大きな波が来ています。

特に注目を浴びているのが、2020年10月から放送中の『呪術廻戦』。原作は週刊少年ジャンプで連載されている人気漫画です。動画配信サービスの総合ランキングでも、毎週上位に食い込む人気を獲得し、アニメのスタートから原作漫画の人気もさらに上昇。アニメの放送をきっかけにコミックスの売り上げが伸び、この2021年1月には、累計発行部数は2,500万部に到達しました。呪いをテーマに“ダークファンタジー”に踏み込んだ少し怖い内容でありながら、学園物でもあり、少年漫画らしいバトル要素も軽快に繰り広げたりと、なかなかキャッチーな内容。ここぞで見せる美麗アニメーションも話題となっています。

 

そしてもう一作、同じく放送中の話題作が『進撃の巨人 The Final Season』。言わずと知れた月刊少年マガジン連載の『進撃の巨人』の最終章を描いたアニメとなっています。実は『進撃の巨人』のTVアニメは、それまでWIT STUDIOという別のアニメーション会社が制作をしていました。しかし物語の最後を飾る今期からMAPPAがバトンタッチを受けて制作をすることになりました。このアニメーション制作会社の変更は、もともとWIT STUDIOの打診をきっかけとしており、代わりに制作を行える会社として引き受けてくれる会社が限られているなか、実力ともに受け入れることができた会社がMAPPAだったそうです。

 

 

MAPPA作品で注目しておきたいアニメは?

MAPPAにとって大きなターニングポイントとなる作品がいくつかあるので、以下に挙げている作品をチェックしてみると、MAPPAのことをより知れるのではないでしょうか。

 

ユーリ!!! on ICE

『モテキ』の久保ミツロウさんと『LUPIN the Third -峰不二子という女-』の山本沙代さん二人の原案で制作された作品が『ユーリ!!! on ICE』

フィギュアスケートを題材としており、GPファイナルを目指す男子フィギュアスケート選手の成長を描いた作品。
フィギュアスケートを題材にしたアニメはこれまでになく。滑走しながら踊るという独特の動きは、アニメーション化が難しいとされていました。そんな難しい題材を見事にアニメ化したのが本作。まるで実際の演技を観ているかのような、映える動きを再現しています。

東京アニメアワードフェスティバルでは、放送当時の2018年の一般投票によって結果が決まるアニメファン賞において見事1位を獲得。現在は続編となる劇場版を制作中です。

 

ゾンビランドサガ

MAPPAはアイドルアニメにも挑戦しています。しかもまさかのゾンビ物とのミックス作品として話題になった『ゾンビランドサガ』。1話目でいきなり主人公が死んでしまうという衝撃的な展開で注目を浴び、数多あるアイドルアニメの中でも異彩を放ちました。

原作のないアニメオリジナルの企画でありながら人気を獲得し、2021年4月には新シーズンとなる『ゾンビランドサガ リベンジ』の放送も決定。引き続き盛り上がりに期待ができる作品となっています。

 

ドロヘドロ

近年のMAPPAの大きな転機となった作品として挙げられるのが、2020年に放送されたTVアニメ『ドロヘドロ』
原作は、映像化は不可能とされていた暴力描写ありゴア描写ありという唯一無二ともいえる曰く付きの作品。そんな『ドロヘドロ』を、MAPPAは見事アニメーション化することに成功しました。

本作では3DCGと手描きアニメを織り交ぜたており、パッと見では手描きアニメーションのようですが、実際は3DCGをふんだんに使った作品となっています。原作の過激な要素もしっかりと映像化。暗い雰囲気と明るいノリも再現してくれています。

 

 

MAPPAのこれからの制作予定作品

MAPPAの挑戦はまだまだ止まりません。
今後制作が発表されているアニメがあります。それが『チェンソーマン』です。

週刊少年ジャンプにて連載され、『このマンガがすごい!2021』のオトコ編の第1位に選ばれた話題作です。そんな『チェンソーマン』が、2020年12月にTVアニメ化が発表されましたが、そのアニメーション制作を担当するのが、何を隠そうMAPPA!

『呪術廻戦』『進撃の巨人』に続いて、人気少年漫画の原作作品に挑みます。
『チェンソーマン』は過激であったり残酷な描写も豊富なアニメーション。アニメ化の難しいであろう題材を、いかにしてTVアニメ化するのかに注目です。

『チェンソーマン』の具体的な放送時期はまだ発表されていませんが、現在放送中の『呪術廻戦』『進撃の巨人 The Final Season』、さらにこの4月からは『ゾンビランドサガ リベンジ』、7月には『平穏世代の韋駄天達』……と、MAPPAの新作アニメーションの予定が詰まっている状態。息をつく暇もないほどMAPPAの快進撃が続きます。気になるアニメを探している人は、今こそ現在進行形で挑戦を続けるMAPPAに注目してみてはいかがでしょうか?

 

MAPPA公式サイト:mappa.co.jp

WRITER

  • ネジムラ89
  •        

  • 缶バッジ販売専門店「カンバーバッチ」のオーナー兼アニメ映画ライター。アニメ映画情報マガジン「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」をnoteにて配信中。その他いろんなとこでアニメ映画話を執筆中。古今東西関係なくアニメ映画を中心とした有益な情報を多くの人に提供できるようにやっていきます。

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