『ひぐらしのなく頃に』入門編!放送中の最新シリーズ『業』はファンほど驚く!?

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※画像は『ひぐらしのなく頃に 業』公式サイトのスクリーンショット

 

シリーズ完全新作として、昨年末から話題になっているアニメ『ひぐらしのなく頃に 業』

皆さんは観ていますか? 古くからこのシリーズに親しんでいる人ほど、その展開に驚愕するというケースが続出。私も先の見えないストーリーに毎週驚かされています。

今回は、そんな『ひぐらしのなく頃に』について、どんなシリーズで、最新シリーズ『ひぐらしのなく頃に 業』ではいま何が起きているのか?、オススメのシリーズ鑑賞順序は?など、「ひぐらし」シリーズ未体験の人に向けた『ひぐらし入門編』として、シリーズを解説していきます。

未見の人はもちろん、すでに視聴しているけど過去作はどんなだったっけ?という人にも読んでいただければと思います。

 

 

『ひぐらしのなく頃に』とは?

『ひぐらしのなく頃に』はもともと、竜騎士07さんをはじめとした同人サークル『07th Expansion』によって制作されたサウンドノベル。出題編と解答編の二部構成、8編の物語が制作されたミステリー作品です。

物語は、架空の田舎村・雛見沢で展開されます。都会から村に引っ越してきた前原圭一が、村の友人たちとの学校生活を経ていくうちに、血にまみれた悲劇に巻き込まれていくストーリーとなっています。面白いのは、第一部の出題編でその悲劇が描かれており、第二部の解答編では、その名の通り出題編で描かれた悲劇を回避するためには、一体どうすれば良かったのか、が描かれます。

出題編は引き込まれるような恐怖演出やタガが外れた凄惨さ。解答編ではそんな惨劇を踏まえて、悲劇を回避する爽快感と複数の物語の裏に隠された、ある人物の熱いドラマが明らかになる、という何重にも用意された仕掛けが魅力の作品となっています。

シリーズはその後、小説・漫画・実写映画などが制作されるほどの人気作となり、2006年にはTVアニメ化を果たしています。第1期では主に出題編が描かれ、翌年2007年には解答編を主に描いた第2期が制作されました。アニメ化によってさらに人気が高まり、OVAシリーズなども制作されるほどとなりました。

 

 

従来ファンに衝撃を与えた完全新作『ひぐらしのなく頃に 業』!

アニメシリーズは、小説版を原作にした2013年放送の『ひぐらしのなく頃に 拡~アウトブレイク~』を最後にしばらく制作されなくなります。というのも原作で描かれたストーリーは、全てアニメ化を済ませてしまったから。

もう続編はないと思われていましたが、2020年に驚きのニュースが飛び込んできます。なんと、新作アニメ『ひぐらしのなく頃に』が放送されることが発表されたのです

タイトルやキャスト陣はそのままに、制作陣などが変更され、キャラクターデザインも一新。前作から時間が経っていることもあり、リメイク作品ではないかと思われていました。

しかし、ついに放送が始まった2020年10月。初回の放送は大方の予想通り、『ひぐらしのなく頃に』の序盤のエピソード『鬼隠し編』を新たな制作陣で描いた印象のものに終わるのですが、早くも大きな動きを見せたのが第2話。序盤では登場しないはずの物語の鍵を握るキャラクターが冒頭に登場し、今作のタイトルがただの『ひぐらしのなく頃に』ではなく、『ひぐらしのなく頃に 業』であることが明らかになります。

これまでの物語と比べると若干の違和感を挟みながらストーリーが展開し、そして次回予告で、ついにこれまで観ていたのが『鬼隠し編』ではなく、『鬼騙し編』だったことが判明します。まさに従来のファンがリメイクアニメだと予想していたその裏をかいて騙してくる、というあっと驚かせる“ひぐらし”らしい嬉しいサプライズが用意されていたのです。

 

 

『ひぐらしのなく頃に 業』はどんな展開に?

そんなわけで『ひぐらしのなく頃に 業』は、旧来のシリーズをなぞっているようで、どこか旧シリーズとは違うストーリーとなっていました。

そんななか大きな転機を迎えるのが、第14話の『猫騙し編』。
このストーリーをきっかけに、なぜ以前のアニメシリーズに近い物語が描かれていたのに少しずつ展開が違ったのかや、この新作では何が起こっているのか、という具体的な秘密が明かされていくことになります。そして物語は2020年2月末時点で、なぜそれが起こってしまったのかが紐解かれていく、という展開を迎えています。

『ひぐらしのなく頃に 業』は、結果的には、これまでのアニメシリーズを踏まえた続編のような立ち位置のシリーズだったわけです。

 

 

実はこれだけあった!“ひぐらし”のアニメシリーズ

そうなってくると、『ひぐらしのなく頃に 業』を100%楽しむためには、やはり旧シリーズは観ておきたいところ。ですが、実は“ひぐらし”のアニメシリーズって結構な数が存在します。

ここからは、それぞれのシリーズの違いを一挙に紹介していきますね。

 

ひぐらしのなく頃に(無印)

2003年に放送された最初のTVアニメシリーズが『ひぐらしのなく頃に』
『鬼隠し編』『綿流し編』『祟殺し編』『暇潰し編』『目明し編』『罪滅し編』の全6編で構成されており、原作と同様、前半は出題編、後半は解答編が描かれます。全26話の2クール作品でした。本編中には暴力シーンや出血シーンがあるので、鑑賞の際には心して臨む必要があります。

 

ひぐらしのなく頃に 解

2004年に放送されたTVアニメシリーズ第2期が『ひぐらしのなく頃に 解』
第1期に続く物語が描かれ、『罪滅し編』『厄醒し編』『皆殺し編』『祭囃し編』の、原作の解答編にあたる4編が描かれます。物語は第1期で明かされなかった謎が明らかになり、この第2期で完全な完結を迎えます。

 

ひぐらしのなく頃に 礼

2009年に、TVアニメではなくOVAとして制作されたアニメシリーズが『ひぐらしのなく頃に 礼』

すでに原作のエピソードを描ききった前作に対して、今作では、特典やファンディスクなどで配布されたエピソードをアニメ化するという試み。『羞晒し編』『賽殺し編』『昼壊し編』の三部で構成されている外伝的な作品となっています。

 

ひぐらしのなく頃に 煌

原作の登場から10周年を迎えた2011年~2012年にかけて発売されたOVAシリーズが『ひぐらしのなく頃に 煌』

主にオリジナルエピソードが中心のアニメシリーズとなっており、『罰恋し編』『妖戦し編』『結縁し編』『夢現し編』の4編が制作されています。本作も『礼』と同じく外伝的な物語となっています。悲惨な展開はない、軽い気持ちで楽しめる内容となっています。

 

ひぐらしのなく頃に 拡~アウトブレイク~

“ひぐらし”シリーズを題材にした対戦アクションゲーム『ひぐらしデイブレイク』の登場をきっかけに制作された短編『ひぐらしアウトブレイク』を原作にしたOVAが『ひぐらしのなく頃に 拡~アウトブレイク~』

当時登場した『CR ひぐらしのなく頃に 頂』のプロモーション用に制作された作品でもある、少し特殊な立ち位置の作品です。

 

『業』の予習方法はこれがオススメ!

『ひぐらしのなく頃に 業』を存分に楽しむのであれば、TVアニメシリーズ第1期『ひぐらしのなく頃に』と第2期『ひぐらしのなく頃に 解』は観ておくべきです。

『ひぐらしのなく頃に 業』のベースとなっている物語がこの2シリーズで履修できるので、お手軽です。『礼』や『煌』などのエピソードは外伝的な内容なので、第1期~第2期のシリーズを観て、もっと登場人物たちの活躍を観たいという人向けの内容となっています。

もちろんTVアニメではなくノベルシリーズや漫画シリーズを追う方法もあり。

Nintendo SwitchやPlay Station 4にて発売されたゲーム『ひぐらしのなく頃に 奉』では、それまでのシリーズのエピソードを収録しているので、ゲームを遊ぶ感覚で『ひぐらしのなく頃に』の物語を追うことができます。ひぐらしのファンには、アニメよりも原作派を主張する人もいるぐらいなので、原点から辿りたい人にはオススメです。

漫画シリーズは編ごとに作画担当が交代しながら、スクウェア・エニックス社より刊行されています。漫画シリーズはTVアニメシリーズよりも原作に近い内容となっているので、こちらで予習するのもアリですし、読みごたえがあります。

TVアニメ、ゲーム、漫画。予習の方法にもバリエーションがあるのが“ひぐらし”シリーズの強みです。『ひぐらしのなく頃に 業』は、元ネタを知れば知るほど楽しめるようにできているので、気になった人は、ぜひこれを機に“ひぐらし”の世界に踏み込んでみてはいかがでしょうか。

WRITER

  • ネジムラ89
  •        

  • 缶バッジ販売専門店「カンバーバッチ」のオーナー兼アニメ映画ライター。アニメ映画情報マガジン「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」をnoteにて配信中。その他いろんなとこでアニメ映画話を執筆中。古今東西関係なくアニメ映画を中心とした有益な情報を多くの人に提供できるようにやっていきます。

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