大阪市のセルフスタンドで灯油とガソリンを誤販売 詳細を消防に聞いた

しらべぇ

(写真提供:製品評価技術基盤機構(nite))
大阪市危機管理室は、浪速区のセルフガソリンスタンドで「ハイオクガソリンと灯油を間違って販売した」と公表。ハイオクガソリンが混入した灯油をストーブなどに利用すると、異常燃焼し、火災発生の危険性がある。

■地下タンクに誤って補給


大阪市消防局によると、誤販売が起きたのは浪速区桜川3丁目の「Dr.Drive桜川店」。灯油とハイオクガソリンをタンクローリーから、地下貯蔵タンクへ補給作業を行った際、灯油とハイオクガソリンをそれぞれ誤って補給。そのまま気付かずに販売してしまったという。



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■購入者は至急連絡を


その販売が行われた時間帯は、2月22日(月)午後9時00分頃~2月23日(火)午前3時30分頃まで。ハイオクガソリンの混入疑いのある灯油は3件販売されている。内訳は22日午後9時19分に5.48リットル、同日午後11時09分に23.81リットル、23日午前1時35分に16.98リットルだ。

灯油の混入疑いのあるハイオクガソリンは、7件計298.63リットルで内訳は調査中。購入者は購入先のスタンドまたは06-6641-0119(浪速消防署)等に連絡するように呼びかけている。

■誤給油で過去に火災が発生


独立行政法人製品評価技術基盤機構(nite)によると、2014年度から2018年度までに、石油ストーブ・石油ファンヒーターへのガソリン誤給油による出火事故が16件起きているという。死者も7名出ており、負傷者も18名におよぶ。
(写真提供:製品評価技術基盤機構(nite))

■誤給油製品は点検が必要


灯油の引火点は40℃以上とされているが、ガソリンが混入すると引火しやすくなる。また、カートリッジタンク式石油ストーブにガソリンを誤って給油した際に、点火後すぐには出火しない場合がある。

その後しばらく時間が経過した時点や、燃焼中断後の再点火時に出火する場合があるため注意が必要だ。niteの担当者は「石油ストーブや石油ファンヒーターにガソリンが混入した場合はそのまま使用ぜずに、メーカーの点検を受けたほうが良い」と述べた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・おのっち

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