岐阜県山岡町が誇るヘルシー食材“細寒天” 「90年近く脈々と続いた地場産業を続けていきたい」

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吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。2月13日(土)の放送では、「山一寒天産業」三代目の西尾幸久(にしお・こうきゅう)さんに、「細寒天」についてお話を伺いました。


岐阜県恵那市山岡町の冬の風物詩

岐阜県恵那(えな)市山岡町。この町の冬の風物詩は、寒天の天日干しです。

寒天は寒天でも、この地でつくられているのは「細寒天」。

一般的に知られている「角寒天」よりも強度が高く、羊かんなどの和菓子に使われている“細い”寒天です。

そもそも寒天の原料は、「天草(てんぐさ)」と呼ばれる海藻。

天草を釜で煮詰めて固め、冬空のもとにさらして水分の凍結と解凍を繰り返し、乾燥させることで、パリパリの状態に仕上げていきますが、「細寒天」は固めたあとに、まず、羊かん状に切ったものを筒に入れて、ところてんのように細く突き出してから、よしずの上に広げて乾燥させます。


天日干しで乾燥させる「細寒天」

寒天の原料は海産物ですが、寒天づくりの適地は山間部。

天草の水分を蒸発させるためには、雪が少なくて、夜の冷え込みが厳しく、昼はカラッと晴れる山あいの気候風土が必要です。

そんな条件を満たしているのが、風が少なくて、昼夜の温度差が激しい山岡町。細寒天の生産量の8割を占める名産地となっています。


寒天づくりに適した気候風土

山岡町で細寒天づくりが始まった当初から創業しているのが「山一寒天産業」。

「細寒天は、工場内でつくる工業製品ではないんですね。外で天日干しをして、凍結させて乾燥させるという、職人の技でつくられる手づくりの製品です。昭和30年代は、山岡町でも80ぐらいの会社があったでしょうか。それがいまは8社だけ。規模は10分の1に減っていますが、それでも90年近く脈々と続いた地場産業を続けていきたい」と西尾さん。


豊かな自然環境と熟練の職人技からなる「細寒天」

豊かな自然環境と熟練の職人技。その両方があって、初めて生まれる天然の食材「細寒天」。

羊かんだけでなく、いろいろなレシピが楽しめるので、ぜひ多くの方に食べてほしいと西尾さんは語ります。

食物繊維が豊富なヘルシー食材「細寒天」を、ぜひ“おうちごはん”に取り入れてみてはいかがでしょうか。

<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55~14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/miraizukan/

当記事はTOKYO FM+の提供記事です。

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