全国販売がスタートした「lil HYBRID (リル ハイブリッド)」開封の儀!


フィリップ モリス ジャパンのたばこスティックとリキッドを組み合わせた喫煙用デバイス「lil HYBRID (リル ハイブリッド)」が、2月15日より全国販売を開始した。たばこスティックとリキッドの長所を併せ持つという、この新デバイスの特徴を探ってみたい。

○高温加熱型と低温加熱型のハイブリッド

「lil HYBRID (リル ハイブリッド)」は、フィリップ モリス ジャパンが「煙の出ない社会の実現」に向けて発売した喫煙用デバイスだ。韓国のたばこ会社「KT&G」との協業で発売される製品となり、海外発売は日本が初となる。

昨年10月の宮城県・福岡県でのテスト販売において非常にポジティブな声を得られたため、このたび全国販売に踏み切ったという。2月19日にはコンビニ、一部の鉄道コンビニ、一部のたばこ取扱店でも販売がスタートした。

その特徴は、200度以上の高温でたばこを加熱する「IQOS」のような高温加熱型たばこと、40度以下で加熱し蒸気化させたグリセリンにたばこのニコチンやフレーバーを付着させる「PloomTECH+」のような低温加熱型たばこの特徴を併せ持っていることにある。

税込価格は、デバイス:6,980円、たばこスティック(20本入り):500円、リキッドカートリッジ:60円。本体カラーは「マット・ブラック」「コバルト・ブルー」「メタリック・ブロンズ」「プリズム・ホワイト」の4色が用意される。

専用のたばこスティック「MIIX」では、たばこ本来のスムースな吸いごたえを楽しめる「レギュラー」、ミントの利いたクールな爽快感のある「アイス」、柑橘系のフルーティなフレーバー「ミックス」の3種類が展開される。

リキッドカートリッジが別売という点が目新しいが、たばこカプセルとリキッドカートリッジが独立した低温加熱型たばこでは「それぞれを消費するタイミングがズレる」という話をよく聞く。必要に応じて購入できるこの方式は、ユーザー目線からもありがたいものだろう。実際、テスト販売でもリキッド別売には好意的な意見が多かったそうだ。

○充電も速い最新仕様のデバイス

それでは実際に開封から使用までの流れを追いつつ、その特徴を探っていきたい。パッケージを開けると、キッチリと収納された「lil HYBRID」本体、USB-A to USB-Cケーブル、USB-A用充電アダプタ、クリーニングピン、クリーニングスティック、マニュアルが確認できる。

デバイスのサイズはH112×D33xW22mm、同じ一体型の「iQOS 3 MULTI」と比べると高さは同程度だが直径が大きい。手持ちで困るサイズ感ではないが、それなりの大きさは感じるだろう。底面にある充電端子はUSB Type-Cとイマドキの仕様。満充電までの時間は約1時間40分(100分)だが、高速充電30分で50%まで充電できるのは心強い。

本体上部を覆うキャップの上部にはスライド式のふたが取り付けられており、ここを開けるとたばこスティック「MIIX」の差し込み口が確認できる。キャップは上に引っ張ると外れる仕組みを採用。リキッドカートリッジの2カ所のゴムプラグを取り除いてから、形状に合わせて装着すると準備完了だ。

○これまでの不満を解消する4つの特徴

lil HYBRIDの1つ目の特徴が「オートスタート」だ。lil HYBRIDは、バッテリー充電容量およびリキッド残量を表示するボタン以外、操作ボタンを一切備えていない。たばこスティックを差し込むことで自動的に加熱が開始され、25秒後に喫煙が可能となる。喫煙を行う際にハードウェアボタンに触れる必要がないため、故障を心配する箇所が1つ減るというメリットもあるだろう。

2つ目の特徴は、動作に関する状況がアニメーション表示される「ディスプレイ」。たばこスティックを差し込むと、ディスプレイ上に差し込みアイコンを表示し、ついで加熱アイコンを表示、そして数字によるカウントダウン表示が開始される。さらに、加熱が完了すると振動でも通知。そして喫煙時には、残りパフ回数や時間切れ前の警告などを表示してくれる。

このディスプレイ表示機能は喫煙時のみならず、充電時やキャップ着脱時、スティック装着時、エラー報告、バッテリーやリキッドカードリッジの残量表示にも利用される。本体のステータスがわかりやすいのは、lil HYBRIDの大きな魅力といえる。

3つ目の特徴は「連続使用」。フル充電で約20本、一度に3本まで連続して使用できる。lil HYBRIDは1本のたばこスティックで「14パフ」または「4分20秒」の間、使用することが可能。これを3回続けて利用できることになる。

そして4つ目の特徴が、「クリーニング不要」だ。たばこスティック「MIIX」の底は「Y字型中空アセテートチューブ」と呼ばれる形状で作られており、喫煙後にも残りカスが残らない。加熱式たばこのメンテナンスは面倒で、かつパーツの破損を招くこともあるため、これが軽減できるのは大きな魅力だろう。連続使用時にも安心だ。

○気になるlil HYBRIDの味わいは?

lil HYBRIDの実際の味わいはというと、たしかに高温加熱型たばこと低温加熱型たばこの両方の特徴を併せ持っているといえる。キック感は高温加熱型のようにしっかりしつつも、低温加熱型のように雑味が少ない印象。それでいて、低温加熱型のような比較的多めの水蒸気と、高温加熱型で感じるニコチン感があり、喫煙欲をしっかり満たしてくれそうだ。

匂いはぐっと高温加熱型たばこ寄りだ。もちろん高温加熱型に比べれば軽減されるものの、低温加熱型のような匂いの少なさを期待すると肩透かしを食らうだろう。このデバイスの感想は、人によってかなり異なるものになりそうだ。

新型コロナウイルスの影響もあって場所は限られるものの、全国9店舗のIQOSストアでは試喫もできるという。気になる方は店舗に問い合わせてみると良いだろう。
○スモークフリーのポートフォリオを補完する新デバイス

2016年にIQOSが発売されて約5年。火を使わず煙も少ない、紙巻きと比べ有害成分も少ない高温加熱型たばこや低温加熱型たばこは、すっかり喫煙具の主流の1つとなった。

フィリップ モリス ジャパンは近年、公共性の高い場所において、IQOSに限らない「加熱式たばこ」専用の喫煙ルームの設置を加速させている。これは、同社がメーカーを問わず加熱式たばこのような喫煙具を推奨し、ひいては「煙の出ない社会」実現への取り組みを進めていることを表すものといえる。

今回発売された「lil HYBRID」も、そんなスモークフリー社会を目指すためのポートフォリオの1つと見て良さそうだ。紙巻きたばこやIQOSを利用している方も、ぜひ一度この新しいデバイスを体験してみてほしい。

当記事はマイナビニュースの提供記事です。

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