【米ビルボード・ソング・チャート】オリヴィア・ロドリゴ5週連続首位、カーディ・B初登場2位

Billboard JAPAN



オリヴィア・ロドリゴの「drivers license」が5週目の首位をキープした、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

1月23日付チャートで1位に初登場した「drivers license」は、前週から若干減少したものの、2,760万再生を記録してストリーミング・ソング・チャートで2位に、29%増加の16,000ダウンロードを売り上げて、デジタル・ソング・セールス・チャートで4位、週間オンエア数を16%増加させて、エアプレイ・チャートでは11位から7位に、自身初のTOP10入りを果たした。今週で4週連続、その週に最もオンエア数が伸びた曲に贈られるAirplay Gainerを獲得している。

1位に初登場した曲が5週以上キープしたのは「drivers license」が以下のタイトルに続く歴代10曲目で、自身が唯一クレジットされている女性アーティストによる初の首位獲得曲としては最長記録となる。

16週 マライア・キャリー&ボーイズⅡメン「ワン・スウィート・デイ」(1995年~1996年)
14週 エルトン・ジョン「キャンドル・イン・ザ・ウインド」(1997年~1998年)
11週 ドレイク「ゴッズ・プラン」(2018年)
11週 パフ・ダディ&フェイス・エヴァンス「アイル・ビー・ミッシング・ユー feat. 112」(1997年)
10週 アデル「ハロー」(2015年~2016年)
8週 マライア・キャリー「ファンタジー」(1995年)
6週 レディー・ガガ「ボーン・ディス・ウェイ」(2011年)
5週 バウアー「ハーレム・シェイク」(2013年)
5週 アリアナ・グランデ「7 rings」(2019年)
5週 オリヴィア・ロドリゴ「drivers license」(2021年)

惜しくも首位デビューを逃したが、カーディ・Bの新曲「Up」は2位に初登場して自身9曲目のTOP10入りを果たした。そのうち4曲が1位を獲得していて、初のNo.1タイトル「ボーダック・イエロー」(2017年 / 3週)から5年連続でTOP10にランクインするという記録も更新した。

2月5日にリリースした「Up」は、初週3,120万再生、37,000ダウンロードをそれぞれ記録して、ストリーミング、セールスの両チャートでは1位に初登場した。ストリーミング・チャートでは5曲目、セールス・チャートでは4曲目の首位獲得となる。売り上げが好調だった理由として、バージョン違いの3種によるダウンロード・オプション、パッケージ違いのCDなどが挙げられる。

また、R&B/ヒップホップ・ソング・チャートでは6曲目、ラップ・ソング・チャートでは5曲目の1位を獲得し、それぞれ記録を更新した。ストリーミングとセールスは大差をつけたが、初週ということもありラジオのオンエア数が「drivers license」に及ばず、Hot 100での首位デビューを逃がす結果となった。なお、そのエアプレイ・チャートでは50位に初登場している。

続いて3位は、先週に引き続きザ・ウィークエンドの「ブラインディング・ライツ」がキープ。さらに「セイヴ・ユア・ティアーズ」が先週の8位から4位に最高位を更新し、TOP5に2曲を同時ランクインさせた。

両曲は、2月7日に開催された【第55回スーパーボウル】のハーフタイム・ショーでパフォーマンスされ、その反響を受けていずれもポイントが上昇。「ブラインディング・ライツ」は、エアプレイが2%増加の5,870万回、ストリーミングが45%増加の2,180万回、セールスは247%増加の30,000まで上昇し、今週最も売り上げが伸びた曲に贈られるSales Gainerを獲得した。「セイヴ・ユア・ティアーズ」は、エアプレイが14%増加の3,210万回、ストリーミングが45%増加の2,170万回、セールスは152%増加の14,000にそれぞれ上昇。こちらは、その週に最も再生数が伸びた曲に贈られるStreaming Gainerを獲得している。

両曲が上昇したもうひとつの理由が、今週のアルバム・チャート“Billboard 200”で2位に初登場したコンピレーション・アルバム『ザ・ハイライツ』のリリース効果によるもの。本作はキャリア10周年を記念したベスト・アルバムで、「ブラインディング・ライツ」と「セイヴ・ユア・ティアーズ」も収録されている。両曲は昨年4月にリリースした4thアルバム『アフター・アワーズ』からのシングルだが、Billboard 200のルールとして、複数のアルバムに収録された曲のポイントは、その週にアクティビティが最も多い作品に割り当てられるため、「ブラインディング・ライツ」と「セイヴ・ユア・ティアーズ」のユニットは、『アフター・アワーズ』ではなく、アクティビティが多かった『ザ・ハイライツ』に加算された。なお、『アフター・アワーズ』からは1位を獲得した1stシングル「ハートレス」含む3曲がTOP5入りしている。

今週新たにTOP10入りしたのは、先週の13位から10位に上昇した故ポップ・スモークの「ホワット・ユー・ノウ・バウト・ラヴ」。週間ストリーミングは1,100万再生、セールスが2,000といずれも若干数減少しているが、ラジオが好調で、前週から9%増加の4,370万回までオンエア数を伸ばし、ランクアップに繋げた。

ポップ・スモークのTOP10入りは、同曲が収録されたアルバム『シュート・フォー・ザ・スターズ、エイム・フォー・ザ・ムーン』がNo.1デビューした2020年7月18日付チャートで6位に初登場した「フォー・ザ・ナイトfeat.リル・ベイビー&ダベイビー」に続く2曲目で、アルバムは発売から半年以上経過したにもかかわらず、今週も6位にランクインする驚異的なロング・ヒットを記録している。

ポップ・スモークは、昨年2月に米ハリウッド・ヒルズの自宅で射殺され、帰らぬ人となった。同年7月には、殺害事件に関与した疑いで5人が逮捕されている。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは2月19日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「drivers license」オリヴィア・ロドリゴ
2位「Up」カーディ・B
3位「ブラインディング・ライツ」ザ・ウィークエンド
4位「セイヴ・ユア・ティアーズ」ザ・ウィークエンド
5位「ムード」24kGoldn feat.イアン・ディオール
6位「34+35」アリアナ・グランデ
7位「ゴー・クレイジー」クリス・ブラウン&ヤング・サグ
8位「レヴィテイティング」デュア・リパfeat.ダベイビー
9位「ポジションズ」アリアナ・グランデ
10位「ホワット・ユー・ノウ・バウト・ラヴ」ポップ・スモーク

当記事はBillboard JAPANの提供記事です。

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