小南光司「すみません、できません」2.5次元舞台を辞退していた過去と転機<Twitterドラマ『はつ恋とビー玉~10の約束~』インタビュー>

 

舞台『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』や、『KING OF PRISM -Over the Sunshine!-』など、人気2.5次元舞台に多数出演する俳優の小南光司さんが主演を務めるドラマ『はつ恋とビー玉~10の約束~』が、2021年2月5日(金)よりTwitterにて配信スタートします。

本作は“初恋”をテーマに、天王洲運河と京浜運河に囲まれた場所にある小さな島・天王洲アイルで育った幼なじみの優希(ゆき)と武流(たける)が織りなす恋物語。東京23区内初となる“オリジナルTwitterドラマ”です。

小南さんは大人の雰囲気で武流を好演しますが、「素の自分とはぜんぜん違います(笑)」と告白。インタビューでは、役者を目指すきっかけをはじめ、2.5次元舞台への出演を一度は断っていたことなどを明かしてくれました!

 

 

ーー品川区をデートでめぐるという恋愛ドラマですね。

小南光司:実は恋愛ものは初めてだったので、「ついに来た!」という新鮮な気持ちと、マネージャーさんたちも台本読みながら「キュンキュンする」って言っていたので、いろいろな意味でうれしかったですね。あとは品川区さんのPRを兼ねたTwitterドラマということで、そこにかなりのプレッシャーを感じてしまいました。僕を選んでくださってすごくありがたかったのですが、自分で大丈夫かなと最初は不安でした。

 

ーー緊張のまま撮影に入ってしまったと(笑)

小南光司:すごく素敵な場所にたくさん行くことになるわけですが、純粋にすがすがしい気持ちになれたんですよね。僕が勝手に重く感じていた自分へのプレッシャーが消えて、すごくラフにのびのびできた感じでした。なので撮影前と後でのギャップが、僕の中では大きかったです。

 

ーー拝見していると、それほど緊張しているようには観えなかったです。

小南光司:よく言われるんですよ、大人っぽいって。でも口を開くと子どもっぽいって(笑)。武流くんは僕と1歳しか違わないのですが、かなり大人のイメージがあったので、そう見えるのかもしれません。

 

ーーロケ地が「理想のデートコース」みたいにもなっていますよね。

小南光司:僕自身はインドア派で外に出るタイプではないのですが、僕が思う女性が喜びそうなデートプランは、まず「しながわ水族館」で待ち合わせをして、イルカショーを観て、そこで気持ちをバッと上げる。お腹が空いたら武蔵小山の商店街で食べ歩きをして、そのあとに「東品川海上公園」へ行く。そこでお話をしたりしたら、最後は大井競馬場(東京メガイルミ)ですね。イルミネーションを観たいですね。

 

ーー品川区は、宿場町の町並みが残るエリアもあり魅力的な土地です。

小南光司:『大井競馬場』にイルミネーションとか、魅力的な場所がたくさんあったので、品川区の魅力が伝わればいいなと思います!

 

ーーインドア派なんですね。

小南光司:最近は桃鉄ですね(笑)。オンラインで。スマブラが得意な先輩がいるので特訓させられたり、スマホゲームも。休みの日は家でつまみを作って、飲みながらゲーム、アニメを観る。それが幸せ。最高の時間です!

 

ーーTwitterのプロフィールに<『鋼の錬金術師』は僕のバイブルです>って書いてありますよね。

小南光司:一番ですね。ダントツで一番です! 最初はただカッコいいだけでしたが、いろいろなことを教えてくれるんです。僕の中では人生を教えてくれる作品だなって思っていて、すごく素敵な作品です!

 

ーーところで12月の誕生日にはバースデーイベントもやられていましたが、26歳になって気持ちに変化などありましたか?

小南光司:そうですね。疲れが取れにくくなって、傷が治りにくくなりましたかね(笑)。体の異変に気づいてしまい、徐々に年齢とともに思うところが出てきましたが、それに負けないようにフレッシュな少年の心を忘れずにしていきたいと思っています。

 

ーーそういう少年の心を忘れないことは、仕事にもプラスになりそうですか?

小南光司:僕は先輩方と一緒にいることが好きなのですが、いつまでも弟でいたいっていう(笑)。そういう新鮮な気持ちで作品に挑むっていう意味でも、純粋な目で作品を観るっていう意味でも、少年の心は持っていたいですね。

でも、誕生日のたびに言っているのですが、大人っぽくなりたい、色気がほしい、もう少し落ち着ていたいと(笑)。どうしてもひょうきんになってしまうんです。稽古中にも楽しくなると先輩をイジってしまったり、そういうことがけっこう多いので、落ち着いた大人になりたいなとは思っています。できるかどうかわからないのですが、毎年言っているので、たぶん今年も実現しないと思うんですけど(笑)。

 

ーーその大人になりたい思いは、俳優として成長したいということと意味的には近いですか?

小南光司:そうですね。お芝居の色なども、いまはいろいろな役をいただいていて、それを吸収してどう出していくか、それが日々の課題でもあるのですが、26歳になってーー20代後半はいい役者さんもたくさんいらっしゃるので、その人たちに負けないように、歳相応じゃないですけれど、もう少しひとつふたつ重みがあるお芝居ができたらいいなと思っています。

 

ーーそもそも俳優を目指そうと思ったきっかけは?

小南光司:21歳か22歳くらいの時ですね。もともとモデルをやっていて、当時から映画やドラマは好きでしたけど、お芝居をしている自分は想像できなかったんですよ。事務所に入ってお芝居をしている自分が想像できなかった。好きな俳優さんもいたので、こういう方たちみたいになれたらいいなあと、うっすらですけど思っていました。

福士蒼汰さんの『ストロボ・エッジ』が公開している頃で、当時の事務所の人に勧められて観に行きました。初めて少女漫画原作の映画を観ましたが、主演の方たちは素晴らしいお芝居で、映像も素晴らしかった。

その時、素人ながらにも気になったのが、ライバル役で出ていらした山田裕貴さんが、なんて魅力的な人なんだろうと。芝居のシの字もわからない僕でしたが、僕もそういう人になりたいと思ったことが、大きなきっかけでしたね。

 

ーー転機は何でしたか?

小南光司:ありがたいことにいろいろな作品に呼んでいただいて、主に2.5次元と言われているジャンルの作品に出させていただいていますが、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』という作品がありまして、アプリゲームが原作なのですが、とても人気がある作品で、その中でもとても人気のある役をいただきました。2.5次元と言われた時に、怖気づいて断ったんですよ。

 

ーーどうしてまた?

小南光司:たくさんの方に愛されている原作があって、僕みたいな人間にはできない……僕はできませんと、プロデューサーさんに言ったんですよ。すみません、できませんと。当時の自分には「断ってんじゃねえ!」と言いたいですけど、本当にプレッシャーに弱くて、逃げたい、怖いと思ってしまった。でも、いろいろな人に相談して、やらせていただくことになり、3、4年続く人気シリーズになった。いろいろな方に知っていただいて、そこからいろいろな映像、舞台に呼んでいただくことになったので、それが転機になっていますかね。

 

ーーファンの方は、断らなくてよかったと思っているはずです(笑)

小南光司:そうですね(笑)。僕は今でも自信がないタイプなので、かなり気にするというか、メンタルがお豆腐みたいな感じで、いろいろな方やファンのみなさんが支えてくれていて。時には怒られながら、なんとか頑張って全力でやっている感じです!

 

ーーその全力で撮影した作品が、ついに配信になりますね。ファンのみなさんに一言お願いします!

小南光司:片想いをしている女の子に想いを伝えようとするお話なのですが、その気持ちの背中を押してくれるスポットがたくさん出てきます。きれいに撮っていただいている品川区の街並みが素敵なことと、初恋の甘酸っぱい感じもあいまって、大人なんだけど少年少女のようなドラマになったかな? これを観て、品川がこんな素敵な街なんだって思ってもらえたらと思います。

いまこういうご時世ですが、気軽に行けるようになったら、ドラマの場所をぜひめぐってみてください!(取材・文:takashi.tokita_tokyo/写真:齊藤幸子)

 

 

Twitterドラマ『はつ恋とビー玉 ~10の約束~』は、2021年2月5日(金)18:00より配信開始。

キャスト:越智ゆらの、小南光司、土屋りほ、数井琥恩、松岡里英 ほか
公式サイト:https://twitter.com/hatsukoi_bdama
(C)品川区

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  • takashi.tokita_tokyo
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  • 「映画生活(現ぴあ映画生活)」初代編集長を経てフリーに。映画とディズニー(主にパーク関連)をメインによく取材しているが、パリとクルーズが未体験なことはナイショです。また、ディズニー好きが集まって、あることないことを語り尽くす無害なポッドキャスト「田組fm」が、SpotifyやApple Podcastなどで配信中。

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