【ネタバレ考察】ついに“RUM”の正体が判明!?原作漫画が大きく動いた『名探偵コナン』の最新エピソードを徹底解説!

『名探偵コナン』98巻

 

2021年は『名探偵コナン』にとって大きな意味を持つ1年となりそうです。
というのも2021年はついにTVアニメ『名探偵コナン』の放送開始から25周年を迎え、放送1,000回という大きな節目となっています。

そしてもうひとつ注目しておきたいのが、アニメシリーズでなく原作漫画。実は今、漫画『名探偵コナン』が大きな転機を迎えようとしているのです

 

 

漫画『名探偵コナン』がついに100巻到達!発売は2021年?

現在、漫画『名探偵コナン』は単行本が98巻まで発行されています。この98巻の発売が2020年4月15日。現在コナンは年間2巻ペースで刊行されているので、99巻、そして記念すべき100巻は、今年2021年に発売される可能性が高そうです。

もちろん従来通り、単行本に収録されるのは週刊少年サンデーで連載されているエピソードなので、100巻に収録されるのは、2020年後半に連載されたエピソードであることが予想できます。

そしてその収録されるであろうエピソードが、『名探偵コナン』の物語の根幹に迫る、大きな事実が発覚するストーリーとなっているのです。

今回はその重要なエピソードである『FBI連続殺人事件』の内容を、単行本発売に先駆けて紹介します。

※以降はネタバレを含みます。未見の方はご注意ください。

 

 

『FBI連続殺人事件』とは?

『FBI連続殺人事件』とは、2020年10月7日に発売された週刊少年サンデー2020年45号から掲載がはじまった『名探偵コナン』の新シリーズ。この号の表紙にはコナンの背後に迫るジンの姿が描かれ、本編の内容同様、“黒の組織”の登場を予感させるものとなっていました。

肝心の内容はというと、コナンたち少年探偵団の面々が通りの向こうで何か大きな物が落ちた音を聞いたところから始まります。慌てて駆けつけたコナンたちの目の前には、おそらく高所から落下したであろう男の死体があるのでした。

その男の身元を調べたところ、FBIの捜査官であることが発覚します。慌てて周囲を確認すると、コナンの目に止まったのは、なんとビルの上にいた黒の組織の幹部・ジン。この捜査官も組織の手によって殺されたと悟ったコナンは、危険を感じて自宅に戻ります。

異変を感じたのも束の間、そこに集まっていたのは、なんとFBIの捜査官たち。彼らも危険を感じ、対策を立てるべく工藤家の屋敷を拠点にしていたことが発覚します。実はコナンが発見した男だけでなく、多くのFBI捜査官が黒の組織の手によって殺害されていることがわかり、FBIが利用していた暗号が解読されていたと悟ります。
そこで、それを逆手に取ろうと考えたのがFBI捜査官のアンドレ・キャメル。暗号を使い、黒の組織をおびき寄せる作戦を思いつきます。

 

生きるか死ぬか、キャメル捜査官がピンチに!

順調に黒の組織をおびき寄せることに成功したかと思われたその時、黒の組織側にも動きが生じます。それが組織のNo.2とされる“RUM”の登場。彼によって、黒の組織はさらにFBIの計画の裏をかき、捜査官らを次々に狙撃していきます。

そしてついにその銃口は、キャメル捜査官にも迫ります。器用なドライビングテクニックによって、組織から振り切ろうとするものの、黒の組織のメンバーであるキールの狙撃が命中。車ごと海に転落してしまいます。

キャメル捜査官は、コナンや赤井のフォローもあり、なんとか水中から脱出することに成功するのですが、たどり着いた無人島・海猿島へ、黒の組織が追い討ちをかけにきます。そしてとうとう追い詰められたキャメル捜査官。一発の銃弾がキャメル捜査官の胸を撃ち抜き、彼は再び海に落下してしまいます。

黒の組織のスナイパー・キャンティによって狙撃されたかと思われたキャメル捜査官でしたが、それも実は赤井の作戦であり、キャメル捜査官はあらかじめ、血糊を仕込んでいたのでした。こうしてキャメル捜査官はなんとか命を救われます。

ピンチがチャンスに、そしてチャンスが再びピンチに変わる怒涛のシリーズとなりました。

 

ついに判明?RUMの正体とは?

ここまでならただの黒の組織との対決を描いた特別編。『FBI連続殺人事件』が思わぬ真実を明かしていくのはここからです。

かつて、赤井秀一がスパイだとバレるきっかけを作ってしまったキャメル捜査官のエピソードが再びピックアップされるのですが、時を同じくして、一人の老人がそれを回想するシーンが描かれます。その老人こそ、かつて赤井をスパイだと見抜くきっかけを作った男。彼がカツラや差し歯などを使って、なんと毛利小五郎に弟子入りした板前・脇田兼則に変装する決定的なシーンが描かれます。脇田兼則こそが、黒の組織に通じる人物であることが発覚する瞬間でした。

ちなみにこの回想エピソードは過去にも、単行本58巻「キャメルの過去」、TVアニメでは第502話「赤と黒のクラッシュ 潔白」で描かれています。当時も、組織の人物であることは示唆されていましたが、まさかあの老人が脇田だったとは……10年越しの衝撃です。コナンや赤井も、未だ彼の正体に気づいていない今、一体どうなってしまうのか……この事実を知ると、より不安が増していきます。

 

安室へのメールは伏線か?

ついに脇田兼則の決定的なシーンが描かれた『名探偵コナン』。ここ数年、RUMの正体が誰なのかという謎を残しながら展開されてきましたが、ついにその答えが明かされた、と言ってもいいのではないでしょうか。

実は、以前から脇田がRUMの正体ではないかという話題が上がっていました。かつてRUMから安室に届いた工藤新一の情報を求めるメールには「Time is money!」というフレーズが添えられていました。日本語訳をすると「時は金なり」となるこのフレーズ。文字を入れ替えると<WAKITA KANENORI>になるというアナグラムの仕掛けがあることからも、脇田こそがRUMではないかと噂されています。

 

まだまだ謎が深まる三人の容疑者たち

ただここで忘れてはいけないのが、RUMではないかと疑われているその他の容疑者たち。

これまで怪しい人物として挙げられていたのは脇田だけではありません。帝丹小学校でコナンたちのクラスの副担任を務めている若狭留美警視庁捜査一課の管理官である黒田兵衛。この二人も、RUMの特徴である「隻眼」を思わせる特徴であったり、それぞれが場面ごとにキレ者であることが描かれたりと、怪しい状態ではありました。

これらの人物たちの言動の真意は未だ明かされていないですし、演出上は脇田がRUMであることを示唆するようにできているものの、脇田自身がRUMであると明言したわけではありません。
今後それらの謎が明かされていくタイミングや、いずれ来るであろうコナンたちがRUMの正体を知る展開で、さらなる事実が判明してもおかしくはないでしょう。

また、さらにその裏をかく次の展開がある可能性もゼロではないことを念頭に置きながら、今後のコナンの展開を予想していくのが面白いのではないでしょうか

 

 

アニメに映画に盛り上がる“コナンイヤー”

ここまで盛り上がりを見せるコナンですが、肝心の100巻の発売はもう少し先。まだ猶予があるということで、それまでは他のメディアのコナンも楽しみながら、ゆっくり待っていることにしましょう。

 

TVアニメでは現在、放送1,000回記念プロジェクトとして、これまで放送されたエピソードの中から、伝説の神回を再起動(リブート)するというプロジェクトが発表されています。

どのエピソードが作り直されるかは明らかになっていませんが、現在それを予想する企画が展開中。

 

さらに映画でも、大きな新展開が発表されました。2020年公開予定だったものの2021年4月16日(金)へ延期となってしまった劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』。今回はその公開に先駆け、2月11日(木)~3月4日(木)の3週間限定でTVアニメシリーズ特別総集編『緋色の不在証明』が劇場公開されることが決定しました

本作ではこれまでの赤井ファミリーの活躍を描くだけでなく、新映像となる『赤井秀一からのシークレットメッセージ』や『緋色の弾丸』の新予告映像も映像特典として用意されているとか。
漫画だけでなくTVシリーズも映画も盛り上がりを見せるコナンワールド。2021年は、相当満足できる1年となりそうです。

WRITER

  • ネジムラ89
  •        

  • 缶バッジ販売専門店「カンバーバッチ」のオーナー兼アニメ映画ライター。アニメ映画情報マガジン「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」をnoteにて配信中。その他いろんなとこでアニメ映画話を執筆中。古今東西関係なくアニメ映画を中心とした有益な情報を多くの人に提供できるようにやっていきます。

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