
2021年1月25日、俳優の中条あやみさんがバラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演。
イギリス人の父親とのエピソードを披露した際に、痴漢に遭ったことを明かしました。
中条あやみ「振り返ったら知らないおじさんが…」
「自分の身は自分で守れ」という教えだった中条家。父親からは「死ぬこと以外はかすり傷だから。小さいことでうじうじするな」と育てられたといいます。
中条さんは、空手の黒帯である父親からもしもの時のために護身術を教わっており、たびたび2人で練習することもあったのだとか。
「実践をしたことはある?」と聞かれた中条さんは、過去に経験した恐怖を語りました。
学校から帰っていたらスカートを後ろからペロンとめくられたので「友達かな?」と思って振り返ったらなんか全然知らないおじさんが…。
一瞬友達だと思ってたからびっくりしちゃって「え?誰!?」って。
すごいずっと見てくるんで、ムカついてきちゃって(戦いに)行こうと思ったんですよ。
当時雨だったから、傘を持っていて、それで戦おうと思っていこうと振り上げた瞬間に、バーッて猛ダッシュで逃げられちゃったのでいけなかった。
しゃべくり007 ーより引用知らない男性からスカートをめくられた中条さん。
父から教わった護身術を試そうとしたところ、男性は逃げていったといいます。
中条さんのエピソードには、さまざまな声が上がっていました。
・小さい頃からかわいいから、お父さんが護身術を教える理由も分かる。
・傘で戦おうとするなんて強すぎる…。
・痴漢する人、許せないですね!何もなくてよかった。
警察庁によると2020年1~11月までのわいせつ事件は約7千件認知しているも、検挙数は84%にとどまっているのが現状です。
また、中条さんは立ち向かおうとしましたが、不審者を相手に攻撃をしかけると、さらなるトラブルや事件に巻き込まれる可能性もあります。
性犯罪は許される行為ではありません。護身術を身につけなくても安心できる世の中にするには、一人ひとりが「犯罪は許さない」という意識を持ち、助け合いたいものです。
[文・構成/grape編集部]
出典
しゃべくり007/
政府統計の総合窓口