三浦春馬くんの爽やかさと好演が最高です。映画『君に届け』を絶対観るべき理由!「原作との違い、ここがいい。」

うちのテレビは映らない。

こんにちは、ライターの藤間紗花です。

 

我が家の43インチの液晶テレビには、地デジ放送が映りません。チャンネルボタンを押しても映るのは暗闇だけ。

 

ではなぜ液晶テレビがあるのかといえば、大きな画面でAmazonプライムビデオなど動画配信サービスを楽しむためです。

 

この連載では、テレビでネット動画を楽しむ私が、個人的おすすめをレビュー&レコメンドしていきます。

 

映画の中でもいい。たまにはときめきたい……。

突然ですが、みなさんは日々「きゅんきゅん」ときめいていますか?

 

私は結婚してから3年が経とうとしています。夫婦仲は良好なものの、夫に抱いているのはもはや“家族愛”。まして学生時代の同級生であり、出会ってから20年も経つ私たちが、お互いの行動にときめきを覚えることはほとんどありません。そんな中、私の心にとある感情が芽生えました。

 

「ときめきたい……めちゃくちゃかっこいい男の子に……!」

 

もちろんこれは浮気心ではありません。いわば、中学生の頃に教室の窓から校庭を見下ろし、憧れの男の子が部活に打ち込む姿を眺めながらキャーキャー言っていたあの頃のような感情。アラサーとなった今、もはや日常の中では出会えない無垢なときめきを感じたくてたまらなくなったのです!

 

日常の中で出会えないのなら、映像の中で出会うしかありません!「めちゃくちゃかっこいい男の子が出てくる爽やかなラブストーリーで、できるだけあの頃の私と世代が合うような作品はないか!?」と、血眼でアマゾンプライムビデオのリストをスクロールしているとき、ぴったりの作品を見つけました。

 

その作品とは、映画『君に届け』です!

 

 

『君に届け』は2010年秋公開の映画。原作は『別冊マーガレット』にて2006年から2017年まで連載されていた少女漫画です。

 

 

原作は私がまさに主人公たちと同年代だった高校生の頃大流行しており、こっそり友達が持ってきたコミックスを教室で回し読みしていました。一巻読み終わるごとに友達と感想を伝え合い、「マジで風早くんと付き合いたい」と切実なトーンで呟きあっていましたっけ……。

 

 

実写版映画が公開された当時はタイミングが合わず、劇場へ足を運ぶことはなかったのですが、あの頃のピュアなときめきを取り戻したい今、これ以上に最適な作品はないでしょう。今回は、映画『君に届け』についてご紹介します!

 

ひとりぼっちだった貞子と爽やかなヒーロー。

まずはあらすじをご紹介しましょう。

 

主人公は、友達のいない女の子・黒沼爽子(多部未華子)。

内気な性格と長い黒髪のせいで、同級生たちからは某ホラー映画に登場する“貞子”のようだと恐れられていますが、実は類い稀に見ない優しい心の持ち主。

 

爽子は「みんなの役に立てるように」と、ゴミ箱の中身を分別したり、花壇の世話をしたりと、いつも影から善行を働いていました。

その行いをほとんどの同級生が気がつかない中、たった一人気が付いていた人がいました。それがクラスメイトである風早翔太くん(三浦春馬)です。

 

風早くんは爽やかで甘いルックスの持ち主でありながら、爽子にも挨拶してくれたり、困っているときには手を差し伸べてくれたりと、分け隔てなく誰とでも仲良くできるクラスの中心的人物。男子からも女子からも人気があり、風早くんの発言にはみんなが耳を傾けます。

 

そんな風早くんに、爽子もひそやかな憧れを抱いていくように……。

 

夏休みを目前にしたある日、風早くんはクラスメイトたちに肝試しイベントを提案します。これをきっかけに爽子にはあやね(夏菜)や千鶴(蓮沸美沙子)といった初めての友達ができ、憧れの風早くんともクラスメイトとも少しずつ距離を縮めていくことになるのでした。

 

風早くん、意外と嫉妬深い!

 

さて、爽子のヒーローとなった爽やかで優しい風早くんですが、実は嫉妬深いという意外な一面も持ち合わせているんです。

 

たとえば、こんなシーンがあります。ここからはちょっとだけネタバレを含みます……!

 

風早くんと爽子の距離が縮まっていくにつれ、風早くんに片思い中の美少女・くるみ(桐谷美玲)は爽子を邪魔に思い、2人の仲を引き裂こうと画策します。

 

爽子の口から「(私にとって)風早くんは特別な人」という言葉を聞いたときには、「(そう感じているのは)他の男子と話したことがないからでしょ」と決めつけ、千鶴の幼馴染である龍(佐々木大介)とも話してみたらいいと提案しました。

 

くるみの強引な作戦で龍と爽子に2人きりの時間を持たせる一方、くるみは風早くんに「体育祭の練習中、爽子は龍のことばかり見ていた」と嘘をつきます。その途端、風早くんの甘いルックスに陰りが……。さらにはくるみと歩いている最中、龍と爽子が2人きりで話している姿を見かけたことで、風早くんの嫉妬心は爆発してしまうのです。

風早くん、爽子をその場から連れ去ったーーー!!!

 

キャー!見た目に反して強引ー!!(興奮)

 

しかも、動揺する爽子に対し、正気を取り戻した風早くんは「ごめん。我慢できなかった」と言うではないですか。素直か!

 

もうニヤニヤが止まりません。そうそう、こういうウブなときめきが私はずっと欲しかったのですよ……。

 

俳優陣によって命を吹き込まれた新たな『君に届け』。

 

 

映画『君に届け』のストーリーは、原作7巻までの展開がベースとなっています。ストーリーは限りなく原作に忠実なものの、俳優陣の演技により映画ならではの深みが出ているところも本作の魅力!

 

まず爽子役の多部未華子さん。気性の激しい役やコミカルな役も軽やかに演じきる彼女ですが、「実際に爽子がいたら、きっとこんな感じ!」と思えるような、地味で暗~い演技が素晴らしい。か細い声で一生懸命自分の想いを吐き出すシーンでは、思わず「爽子、がんばれ……!」と声をかけたくなってしまいます。

 

 

そしてなんといっても風早くん役の三浦春馬くん。まず顔がめちゃくちゃかっこいいわけですが、原作の風早くんがちょっとやんちゃな雰囲気なのに対し、春馬くん演じる風早くんは少し大人びた優しい雰囲気をまとっています。

 

そんな優しい風早くんが、正義感や嫉妬心により、スッと表情を強ばらせるところがちょっとダークでセクシーなんですよね~~!

 

風早くんは原作でも自分のことを「爽やかなんかじゃない」と言いますが、三浦春馬くんは風早くんの内にある人間らしい感情を表現するのがすごくうまいなと感じました。

 

原作を読んでいた立場からすると「映画はあくまで別の作品」という感想を持ちましたが、それは悪い意味ではなく、俳優陣によって命を吹き込まれた新たな『君に届け』になっていると感じました。

 

映画を観れば原作が読みたくなり、原作ファンの方は映画で一味違う君に届けを楽しめるはず!

 

気になった方は、ぜひ映画『君に届け』をチェックしてみてください!

 

映画『君に届け』が気になった人はコチラから!

 

原作本『君に届け』が気になった人はコチラから!

 

WRITER

  • 藤間紗花
  •        

  • 自然と犬を愛するフリーライター。埼玉県出身、東京都在住。山に登る以外は、だいたい家で動画を観ています。

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