TikTok60万フォロワーの4人組・新しい学校のリーダーズ。無名だけど世界デビュー

日刊SPA!

 セーラー服に腕章、ハイソックスに上履き。SUZUKA・MIZYU・KANON・RINの4人の女子からなる「新しい学校のリーダーズ」。’15年の結成以来、激しく迫力あふれるダンスと際立つ存在感で人々をざわつかせている彼女たちだが、いったい何者なのか!?

◆何者かは、見る側が決めてくれれば良い

――いきなりですが、みなさんはアイドルですか? アーテイストですか?

MIZYU パフォーマンス集団ですかね。

SUZUKA 最近つけたのは「歌い踊る青春日本代表」です。ただ、視点、見え方はいろいろな数あっていいかなと。それだけ私たちの見え方があるってことだから。

RIN 「アイドル」でも「アーティスト」でも、どう感じるかはその人次第だと思います。

――「青春」という言葉、記憶のはるか彼方かもしれない……。

SUZUKA いや、いくつになっても、青春は自分で呼び起こすことができるんです。それを私たちはライブを通してお客さんにいっぱい伝えていきたい。私たちのライブを見に来てくださるお客さまたちがノドを潰す勢いで声援をおくってくれる姿を見てると『青春やなぁ』って思う。「あんたらめちゃめちゃカッコええで!」って。

◆瞬間的なキャッチボールを大切にしたい

――みなさんのパフォーマンスから伝わってくる「衝動」が気持ちいいです。

SUZUKA 伝える側も受け取る側も、やっぱり衝動的なものが一番「いい!」ってなるんですよね。なんかこう、すごく深く考えたものをだされても、「深く考えたんやろうな」って感じするんです。私たちは「これおもろいやん!」言うてつくったものを「これおもろいやん!」って見て欲しいんですね。ライブでも、瞬間的なキャッチボールみたいなものは大切にしたいです。

――動きを見ていると、みなさん世代ではないかもしれませんが、山海塾や寺山修司の世界がオーバーラップしました。

SUZUKA !!! 私、山海塾さん、めっちゃ愛してるんです! 全身で好き……いや、好きとか言えないくらい。私たちと照らし合わせるとかではなく、私はあの世界観に言葉に表せないくらいすごいものを感じるし、めっちゃインスピレーション受けているので、山海塾さんの名前を出していただいたのはめっちゃ嬉しいです。

MIZYU パフォーマンスをつくる時、「その曲をどう表現するか」が軸にまずあって、曲の登場人物として自分は何なのか、この「ドラマ」に自分はどうあるのか、という自問自答があるんです。私たちはライブパフォーマンスアーティストですけど、演劇、舞台のような表現がある。歌って踊るだけじゃない、4人だからこそ出来るパフォーマンスをつくっています。

◆新しい学校のリーダーズは「仕事」じゃない

――みなさんの場合、日常において「仕事」という言葉は頭に浮かびますか?

SUZUKA ないです。リーダーズは「仕事」じゃないです。

MIZYU 家で家事してることのほうが「仕事」って感じする。

RIN めちゃめちゃわかる。

MIZYU 「洗濯干さなきゃ……仕事だ!」っていう。それを終わらせてからリーダーズの活動に行く、って感じですね。

KANON リーダーズは別物っていうか、「やりなさい」って言われてやってることじゃないし、やりたいからやってることだし、重たく言うと今の私にとっての「人生」っていうか。楽しくてやってるから仕事っていう感じではないです。

◆いつか「日本をこの4人にまかせてもいい」と思ってもらいたい

ジャンルに囚われない彼女たちのインパクトは、TikTokでも人気を呼び、フォロワーも世界中から60万人を超えて増殖中。1月20日には『NAINAINAI』が全世界に配信され、ついに海外デビューを果たした。

――海外進出に対するみなさんの思いを聞かせてください。

SUZUKA 「日本の女の子4人がヤバいぞ」って噂、立てさせたいですね。噂からどんどんどんどん私たちの沼に入っていけばええんちゃうかなって。

KANON デビューから今までの5年間つくり上げてきた私たちの感覚とかやってきたことを持ち続けたまま、世界を意識した新しいものに取り組んで進化したいです。

MIZYU まだまだ日本でも無名ですけど、いつか「日本をこの4人に任せてもいい」と思ってもらえるくらいの信頼度を得てたいです! 私たちはライブが武器だと思っていて、でも実際に来られる人は限られているし、全世界に行けるわけじゃない。だから、オンラインライブの開催や、TikTokもそうですけど、映像コンテンツをいっぱいつくって、気になった人に見てもらえる機会を増やしていきたいですね。

◆2021年の抱負は「おっぱい見たい」!?

――では最後に、2021年の抱負を聞かせて下さい。

SUZUKA 世界デビューも果たし、今まで自分たちが蓄えてきた武器たちをしっかりと爆発させていくっていうことを、しっかり気持ちよくやっていきたい。まだまだ全然進化しないといけないから、もっといろんな準備をして、その次にあるステージでめちゃめちゃ爆発する!

――個人的には?

SUZUKA おっぱい見たいです。

――……え!?

SUZUKA 理想のおっぱいが見たいです。ちなみに、『タイタニック』のおっぱい(※ケイト・ウィンスレット)が完璧です。あと、今年は私の頭の中にある「色」とか「形」を立体的にしたいです。作品を沢山作りたいです。

MIZYU 去年は自分のなかで戦ったり、トレーニングしたり準備に特化した年だったけど、今年は戦うフィールドが全世界になり、自分たちが表現する角度とか見せ方も変わって、今まで以上に日本を意識するようになると思うので、より一層、日本を愛していきたいです。個人的には早寝早起きできるようになって、余裕のある女性になりたいです。ここ5年間以上掲げてもできてないので、自分を叩きつけて寝ていきたいと思います。

◆ふつふつと沸き上がる感情を発信していく2021年に

KANON 私も去年はすごい準備期間でした。今年は海外も含めて発信できる機会が増えて、蓄えなきゃいけないこと、考え方を変えなきゃいけないこと、たくさんあると思うので、自分のなかの戦いと発信していくこと、どっちも頑張りたいです。個人的には、広く言うと「優しい人間」になりたい(笑)。

SUZUKA バチクソ優しいよ!

KANON もっとみんなを愛して包み込んでいきたいなって(笑)。あとは、お菓子づくりが好きで、SUZUKAが好きなバナナマフィンとかよくつくるんですけど、もっとちゃんとしたケーキをつくれるようになりたいです。型は買ったので、あとはかき混ぜるヴィーンっていうやつ(※ハンドミキサー)と、電子測りがあれば……。

MIZYU 誕生日にあげるよ。サプライズ感ないけど(笑)。

――RINさん、締めをお願いします。

RIN 去年、出させていただいたオンラインフェスで「JAPAN」「TOKYO」「ATARASII GAKKO!」と紹介されたとき、世界デビューをすごい実感したんです。そこからふつふつと沸き上がる感情を、表現を通じてちゃんとだしていきたい。海外って本当に広いし、簡単にいかないことも増えていくと思うんですけど、自分たちらしく地に足をついて頑張っていきたいです。個人的には、KANONはお菓子ですけど、私はご飯の担当っていうか(笑)。この前、圧力鍋をもらったので、品数を増やしてテーブルの上が豪華になる料理をつくれるようになりたいです。あと、スパイスから調合してカレーとかも!

MIZYU もてなされたい……。

言葉と動きが止まらない、無限の可能性がまばゆいほどダダ漏れの4人。彼女たちを見て間違いなく言えることがある。“青春”は永遠に不滅だ!

【「新しい学校のリーダーズ」プロフィール】

’15年結成。’17年「毒花」でCDデビュー。アジアのカルチャー、エンターテイメントを世界に発信するメディアプラットフォームの88risingから「ATARASHII GAKKO!」名義で世界デビュー。1月20日に新曲「NAINAINAI」が全世界配信された。Twitter・TikTok(@japanleaders)、Instagram(@japan_leaders)

<取材・文/中村裕一、写真/尾藤能暢>

【中村裕一】

株式会社ラーニャ代表取締役。ドラマや映画の執筆を行うライター。Twitter⇒@Yuichitter

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

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