埼玉県、新型コロナ感染者191名の氏名が公表されるトラブル 担当者の回答は…

しらべぇ


埼玉県庁が2020年12月25日午後7時に発表したホームページ上の県政ニュースで、新型コロナウイルス感染者191名分の氏名を公表していたことが、しらべぇ編集部の取材でわかった。

■感染症陽性者の氏名公表


埼玉県保健医療部・感染症対策課は、県政ニュース(報道発表資料)で新型コロナウイルス感染症陽性者の情報を公開している。その中には年代、性別、国籍、職業、症状・経過、感染源、同居家族、濃厚接触者の記載も。

昨年12月25日発表分には、通常記載されない氏名が濃厚接触者の下の欄に記載されていた。

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■誰でもダウンロード可能の状態

(画像は埼玉県公式ホームページのスクリーンショット。PDFは現在は削除されている)
この県政ニュースはPDFデータとして誰でもダウンロードすることができ、編集部が調査したところ、25日午後10時20分の段階では氏名が掲載されたままだった。データの枚数は64枚ほどで、同午後10時半には削除。

感染症対策課は取材に対して「原因も含めて現在調査中。結果がわかり次第、しかるべき対処をさせていただく」と述べた。

■福岡県でも個人情報漏洩


同様の騒動は福岡県でも。1月6日、新型コロナウイルス感染症対策本部で取り扱っている新型コロナウイルス感染症陽性者約9,500人分の個人情報漏洩が発生したと発表。氏名、居住地、年齢、性別、症状などが記載された患者一覧表が流出している。

県は2020年4月から新型コロナウイルス陽性者の入院調整のため、調整本部が作成した陽性者のデータを医療関係者間においてクラウド上で共有を開始していた。

■相談ダイヤル設置中


2020年11月30日に調整本部から医療関係者1名へ、患者情報等が含まれるファイルが入ったフォルダのアクセス件が付与されたメールを送信。その際に本来送付すべきアドレスと酷似していた男性のアドレスあてに誤送信したという。

同日に同男性が宛先を間違っていることを調整本部に連絡したが、2021年1月6日までファイルが閲覧できる状態のままだった。県は13日から「情報漏洩事案に対する専用ダイヤル」を設置し、不安等の相談に対応中だ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・おのっち

当記事はしらべぇの提供記事です。

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