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四海方正の芸能地獄耳
「おたスケ」。それはオタクのスケジュールであり、あなたのお助けとなるスケジュール。
本コラムではオタクライフを満喫したい方に向けた時間の過ごし方や情報を、アニメ大好きライターのハシビロコがお届けします。
こんにちは、ハシビロコです!
今年はぬい撮り用小物を作る、と決めた私。先日さっそくチャレンジしてみました!
今回作ってみたものはこちら。
ホタテです。貝殻とベビーホタテ、そしてお寿司(皿付き)。
なぜこんなチョイスになったのかといいますと、推しである『ダンキラ!!! – Boys, be DANCING! – 』の霧山おぼろ君の好物だからです。作中で緊張しながらも目を輝かせてホタテの殻をむいていた姿を今でも忘れない。
それほど好きならホタテをあげようと思ったものの、ホタテグッズはそれほどメジャーではない様子。大きさや色合いなど、なかなか理想通りのホタテが見つからず苦労していました。
磯丸水産でリアルなホタテと記念写真を撮ったことはありますが、香ばしい匂いがついてしまうので持ち運ぶのは現実的ではありません。
だったら作ってしまえばいいじゃない、と思うのはいつものこと。
美術の得意な友人に相談したところ「樹脂粘土で作ることができるのでは」とアドバイスをもらいました。
そこで今回は、ホタテのミニチュアができるまでの様子をお届けします!
・樹脂粘土
・クリアファイル
・ローラー(あれば)
・つまようじ
・筆
・アクリル絵の具
・スポンジ
・『ダンキラ!!! Music Collection Vol.2』特典Blu-ray
※作りたいホタテの大きさにもよりますが、樹脂粘土は伸ばして使うので少量でOKです。
まず『ダンキラ!!! Music Collection Vol.2』特典Blu-rayを再生してテンションを上げます。ここ大事。
推しの姿を鑑賞しながら樹脂粘土をこねます。クリアファイルをマット代わりにすると片付けが楽です。
樹脂粘土が乾燥しているとひび割れてしまうので、固い場合は水を含ませましょう。最初はべたつきますが、こねているうちに手にくっつかなくなります。
樹脂粘土を丸め、大まかなホタテの形を作ります。大きさはイメージの半分程度で大丈夫。
クリアファイルに樹脂粘土をはさみ、上からローラーでつぶします。
樹脂粘土は丈夫なので、かなり薄くしても問題ありません。
余計な部分を切り取り、ホタテのシルエットを作ります。つまようじやヘラなどで押さえつけると切り取りやすくなるはず。
「ホタテってなんだ……?」と思いながら立体感を付けていきます。貝殻の付け根に樹脂粘土を盛ってボリュームを出すとホタテっぽさが増しました。つまようじで筋を付けるのもおすすめです。
続いてはベビーホタテ作り。円柱型に丸めた樹脂粘土に、細く伸ばしたパーツを巻き付けるだけです。つまようじで端に筋を付けるとリアルになります。
お寿司のホタテは雪だるまのような形を作り、真ん中に細いパーツを巻き付けます。シャリは楕円型の樹脂粘土をつまようじでつついて米粒を表現しました。余った粘土はお皿に成型しています。
樹脂粘土をひと晩以上乾かしたら彩色です。「ホタテってなんだ(2回目)」と思いながら塗り進めます。
今回はクリーム色、赤、黄色のアクリル絵の具を使いました。
クリーム色の絵の具で下地を塗り、赤や黄色を混ぜて色味を調整していきます。
下地は筆で塗りましたが、ムラを出したいときはスポンジがおすすめ!絵の具を付けたスポンジをステンシルのように当てると、ホタテっぽさが出ます。
筆で塗った部分もスポンジで軽くこすると、下地になじんでリアルになりました。
そして完成したものがこちら。我ながらうまく作れたのではないだろうか!
皿は高級感を出すために黒と赤で塗りました。ホタテは100円以上の皿だと相場が決まっている。
完成後は友人に借りた小道具セットを使って撮影会。
既製品に紛れても違和感がありません。サイズは気にしたら負けだ。
ホタテを持ったおぼろ君、かわいすぎませんか!
お寿司をじっと見つめる姿も愛らしいです。がんばってよかった……!
撮影に使用した100均の背景ボードもいい味を出してくれました。ミニチュアに囲まれたおぼろ君、いつもより生き生きとして見えます。
プロの造形には遠く及びませんが、自分で作った小道具は愛着もひとしお。制作過程がとても楽しかったので、おうち時間のお供におすすめです。
それにしてもぬい撮り用のミニチュア、ますます欲しくなってしまったなあ……。