J1リーグ開幕戦の注目カードは?コロナ禍での特別ルールも継続

ウレぴあ総研

1月12日、今季の『明治安田生命J1リーグ』のホーム開幕戦のカードが発表された。昨季は1月4日に『JリーグYBCルヴァンカップ』決勝・柏レイソル×FC東京を終えたばかり。

これから各クラブとも補強も活発化していくが、まずは1月12日発表の『2021明治安田生命J1リーグ』ホーム開幕戦の対戦カードを振り返ってみたい。

【第1節】

2月26日(金) 川崎フロンターレ×横浜F・マリノス(等々力陸上競技場)

2月27日(土) 北海道コンサドーレ札幌×横浜FC(札幌ドーム)

2月27日(土) 鹿島アントラーズ×清水エスパルス(県立カシマサッカースタジアム)

2月27日(土) 浦和レッズ×FC東京(埼玉スタジアム2002)

2月27日(土) 湘南ベルマーレ×サガン鳥栖(レモンガススタジアム平塚)

2月27日(土) セレッソ大阪×柏レイソル(ヤンマースタジアム長居)

2月27日(土) ヴィッセル神戸×ガンバ大阪(ノエビアスタジアム神戸)

2月27日(土) サンフレッチェ広島×ベガルタ仙台(エディオンスタジアム広島)

2月27日(土) 大分トリニータ×徳島ヴォルティス(昭和電工ドーム大分)

2月28日(日) アビスパ福岡×名古屋グランパス(ベスト電器スタジアム)【第11節】

3月3日(水) 名古屋グランパス×ガンバ大阪(豊田スタジアム)

※AFCチャンピオンズリーグ2021の大会日程との調整が見込まれるため、第11節の一部を3月に開催。

【第2節】

3月6日(土) ベガルタ仙台×川崎フロンターレ(ユアテックスタジアム仙台)

3月6日(土) 柏レイソル×湘南ベルマーレ(三協フロンテア柏スタジアム)

3月6日(土) FC東京×セレッソ大阪(味の素スタジアム)

3月6日(土) 横浜FC×大分トリニータ(ニッパツ三ツ沢球技場)

3月6日(土) 清水エスパルス×アビスパ福岡(IAIスタジアム日本平)

3月6日(土) ガンバ大阪×鹿島アントラーズ(パナソニック スタジアム 吹田)

3月6日(土) 徳島ヴォルティス×ヴィッセル神戸(鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム)

3月6日(土) サガン鳥栖×浦和レッズ(駅前不動産スタジアム)

3月7日(日) 横浜F・マリノス×サンフレッチェ広島(日産スタジアム)今季のJリーグは昨年の王者・川崎Fと一昨年の覇者・横浜FMによる『フライデーナイトJリーグ』で幕を開ける。

1月12日のメディアブリーフィングで村井満チェアマンは「土日に観戦ができない人にサッカーをお届けするのに『フライデーナイト』というのは貴重な機会。

昨年は平日と週末のスケジュールがほぼ埋まっていたため、金曜日に開催ができなかったが、今シーズンはその可能性も許容できる。フライデーナイトで安全な環境で楽しんでもらいたい」とファン・サポーターへ向けて語った。

神奈川ダービーだけではない。札幌×横浜FCでのカズと小野伸二の再会や神戸×G大阪の関西ダービー、浦和×FC東京、福岡×名古屋と大分×徳島の昇格組の一戦などなど、開幕戦の見どころは尽きないが、ここで今季のレギュレーションを確認したい。

今季は20チームによるホーム&アウェイのリーグ戦で順位を争いJ1の下位4チームが自動降格し、J2の上位2チームが自動昇格するサバイバルとなる。

試合開催可否の基準は昨季より1人少ない13人登録、13人揃わなければ責を負うチームが代替日を探さなくてはならない。

代替日を決められなかった場合は「みなし開催」とし、0-3の敗戦となることが昨年末のJリーグ理事会で決まった。

1月12日のJリーグ実行委員会では、昨季のコロナ禍での特別ルールの継続にも言及。昨季に続き、「交代枠5人」と「飲水タイム」を継続する方向で話し合われた。

原博実専務理事は「交代枠5人」について「監督が思い切った采配ができ、若い選手の出場時間が多くなったデータもある。多くのクラブから継続の希望が上がった」として、「飲水タイム」については「飲水タイムがあればお客さんもトイレに行ける。リスクを下げるためには『継続した方がいいのではないか』と提案した」とメリットを口にした。

「交代枠5人」がもたらすメリットは若手の出場機会の増加だけではなく、選手の疲労軽減や故障リスク減少、さらに総ゴール数が『2019明治安田J1』が797得点だったのに対し、『2020明治安田J1』は866得点に伸びたことも挙げられる。

「交代枠5人」と「飲水タイム」の継続は次回の実行委員会で正式に決定する運びとなった。

また、この日にはNPB、専門家チームとの『第23回新型コロナウイルス対策連絡会議』もウェブ会議システムで行われた。

2021年最初の会議では、『ルヴァンカップ』決勝で実施された感染予防の調査データが共有されるとともに、Jリーグ、プロ野球のキャンプでの感染予防対策が話し合われた。

専門家チームの3人は以下のようにコメントした。

「今一番大切なことは各地域がどのような状況にあるかをしっかり確認し、キャンプを張れるかどうかを理解すること。受け入れ側が『難しい』と言うのであれば、それは避けるべき」(東北医科薬科大学・賀来満夫教授)

「キャンプ地は宮崎、沖縄が多いが、どこで開催するにしても、地元の理解がないといけない。大きな問題は地元の医療がひっ迫している地域があること。医療体制をひっ迫させないためにどうすればいいかが今回の議論の中心になった」(愛知医科大学・三鴨廣繁教授)

「沖縄や宮崎がウェルカムでなければ実現は難しい。ただ、まだ時間が少しあるので感染を下火にさせて、できるだけ予定通りできる方向を探っていくのが大事」(東邦大学・舘田一博教授)

昨季2週間に一度行ってきたPCR検査の頻度をキャンプ中は増やしていくことや無観客を含めたキャンプ見学のファンへの対応なども議論された。

村井チェアマンは「行政、知事からの中止要請があれば、リーグが判断することもあるが、現状ではキャンプが行われる前提で万全の対応をしていく。全クラブがPCRを実施してからキャンプ地に入るのを前提としている。ウイルスを持ち込まないのは当然の話。ファンには申し訳ないが、現地でのファンサービスは、今回は一切できないと考えている。無観客かどうかは協議が必要だが、まずは感染防止第一でしっかりキャンプを行いたい」と現時点で方針を明かした。

村井チェアマンが覚悟している通り、今季も困難なシーズンとなるだろう。それでもJリーグは昨季の知見と経験、新たなエビデンスをもとに難しい舵取りを担っていく。

1月4日・国立競技場でFC東京の2009年以来となる3度目の優勝を見届けた村井チェアマンは、次のようにコメントを寄せた。

「2021年も引き続き困難な状況は続くことでしょう。それでも私たちは歩みを止めず、国民の皆さまの健康を第一にしながらも、スポーツの持つ可能性を信じ、サッカーを届け続けます」と。

当記事はウレぴあ総研の提供記事です。

あなたにおすすめ

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ

あなたにおすすめ