チェルフィッチュ×金氏徹平『消しゴム山』東京公演が開催

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2021年2月11日(木)~2月14日(日)あうるすぽっと(池袋)にてチェルフィッチュ×金氏徹平『消しゴム山』東京公演が開催される。

本公演は、チェルフィッチュが美術家・金氏徹平と取り組んできた「消しゴム」シリーズの最新公演。両者はこれまでに、劇場版『消しゴム山』 (2019年10月 KYOTO EXPERIMENT2019)、美術館版『消しゴム森』(2020年2月 金沢21世紀美術館)、 日常空間版『消しゴム畑』(2020年5月~オンライン)を通して、異なる形式の中で人とモノと空間と時間の新しい関係性を提示することを試みてきた。

今回の『消しゴム山』東京公演では、上演と合わせて聞くことでエクストラな消しゴム山が姿を現す“エクストラ音声ガイド貸出(骨伝導イヤホンの貸出、視覚障害の方優先)”や、子供や障害のある方のための”鑑賞マナーハードルの低めの回”を実施。また、日本初のバリアフリーと多言語で鑑賞できるオンライン型劇場 『THEATRE for ALL(シアターフォーオール)』と連携してライブ配信を行うことで、広くバリアフリーに力を入れていくという。チケット販売は、1月16日(土)10:00より開始される。

チェルフィッチュ主宰・岡田利規

岡田利規(おかだ としき) (C)宇壽山貴久子
岡田利規(おかだ としき) (C)宇壽山貴久子

消しゴム山、というのは根本的に新しい演劇をつくるということに着手したいと考えたわれわれがつくってみた山ですが、〈根本的に新しい〉ということについてもう少し具体的に、どこを新しくしたいと思っているかというのを補足するならば、人間を中心にすえたナラティヴの中で生きる人間のための・そんな人間にとっての問題とされていることを扱うための、容器としての演劇を、なにかそうではないものへとずらしていくというか拡張していくというか、そういうことがしたいと思ったのです。それは人間にとって、演劇の観客であることのできるフツーに考えたら唯一の存在であるはずの人間にとって、この先必要となってくることだろうとも思ったのです。

美術家・金氏徹平

金氏徹平(かねうじ てっぺい) (C)川島小鳥
金氏徹平(かねうじ てっぺい) (C)川島小鳥

何処でも無い場所、何時でも無い時間、誰でも無い人、何でも無いモノ、これらを作り出すことは僕にとっても永遠のテーマですが、演劇という場にその可能性を感じています。それらを立ち上げよう、積み上げようとすることそのものが「消しゴム」シリーズであると言えるかもしれません。その最初の作品である「消しゴム山」は「森」を巡り、「石」を手に取り、「畑」を耕したことによって、変形して見えるかもしれません。同 じ山でも見る場所や季節や天候によって、その存在感、距離感、スケール感が全く違って見えるように。

当記事はSPICEの提供記事です。

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