ジェームス・ディーン生誕90周年『エデンの東』 『理由なき反抗』 『ジャイアンツ』期間限定で劇場上映

クランクイン!

 俳優ジェームス・ディーンの生誕90周年を記念し、『エデンの東』『理由なき反抗』『ジャイアンツ』の主演3作品が、東京・新宿ピカデリーと大阪・なんばパークスシネマにて1月29日より13日間の期間限定で上映されることが決まった。新宿ピカデリーでは4Kで上映される。

1931年2月8日生まれのジェームス・ディーンは、テレビやラジオ、映画の端役を経て、舞台俳優を志しニューヨークに出て、アクターズ・スタジオでリー・ストラスバーグに師事。ブロードウェイの舞台に出演中、エリア・カザン監督に見いだされ、映画『エデンの東』の主役に大抜てきされた。その後、ワーナー・ブラザースと立て続けに契約を結び、爆発的な人気と共に『理由なき反抗』『ジャイアンツ』に主演。瞬く間に多くの若者たちの心をつかみスターとなったが、人気絶頂の中、『ジャイアンツ』クランクアップ1週間後の1955年9月30日に自動車事故に遭い、24歳の若さで早世した。

『エデンの東』(1955年)は、旧約聖書の「カインとアベル」を下敷きにしたジョン・スタインベックの原作を、エリア・カザン監督が映画化したジェームス・ディーンの本格デビュー作。父親の愛情に飢えた孤独な若者キャル(ディーン)、品行方正な兄アロン(リチャード・ダヴァロス)、そして兄ばかりを溺愛する厳格な父親(レイモンド・マッセイ)という、複雑な感情うずまくひとつの家族を描き出す。アカデミー賞4部門にノミネートされ、キャルの勝ち気な母親を演じたジョー・ヴァン・フリートは、助演女優賞でオスカーを射止めた。

『理由なき反抗』(1955年)は、ティーンエイジャーの社会や大人への不満・反抗を繊細に描き、ジェームス・ディーンの最高傑作との呼び声も高い作品。ニコラス・レイ監督の力強い演出のもと、荒ぶるティーンエイジャーをディーンが極限まで演じ切り、本作でアカデミー賞助演女優賞/助演男優賞にノミネートされたナタリー・ウッドとサル・ミネオとともに、戦後米国の悩める若者のサブカルチャーを見事に代弁した。米議会図書館の国立フィルム登録簿に加えられ、1998年に米映画協会が発表した「偉大なアメリカ映画100」にも選ばれた。

『ジャイアンツ』(1956年)は、ジョージ・スティーブンス監督が家族の葛藤とその時代の世相を描いた大河ドラマ。原作はエドナ・ファーバーのベストセラー小説。アカデミー賞で10部門にノミネートされ、スティーブンスは監督賞を受賞した。大牧場主ジョーダン“ビック”・ベネディクト役にロック・ハドソン、その妻レズリー役にエリザベス・テーラー、そして成り上がりの石油王ジェット・リンク役にジェームス・ディーンを配し、テキサスの人々の歴史を3世代にわたってつづった。本作がディーンの遺作となった。

映画『エデンの東』『理由なき反抗』『ジャイアンツ』は、東京・新宿ピカデリーと大阪・なんばパークスシネマにて1月29日から2月10日まで13日間の期間限定で上映。

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