黄ばんだPCキーボードは漂白&掃除どこまでキレイに? 失敗しないやり方

日刊SPA!

―[デジタル四方山話]―

毎日のように使っているPCのキーボードは、意外と汚れている。特に、露出しっぱなしのデスクトップPC用キーボードには、隙間からごみやほこりが入り込んでしまう。1年に1回くらいはクリーニングしておきたいところ。

筆者が愛用しているのは、PFUが販売している高級キーボード「HHKB」。10年前に購入した「HHKB Professional Type-S」で、約3500日間、毎日約3万タイピングはしているのに一向に故障する気配がない。筆者の収入のほぼすべてを生み出しているガジェットなのだから、感謝を込めて掃除をしキレイにしたい。

◆想像以上の汚さを覚悟してキートップを外すべし!

まずは、キーリムーバーでキートップを外す。キーリムーバーは数百円で販売されているが、マイナスドライバーなどでも代用できる。キーを戻すときに参照するため、作業前にキー配列を撮影しておくと便利だ。

キートップを外すと、余りの汚さに悶絶するだろう。毎年クリーニングするし、キレイな環境で使っていたつもりだが、それでも大量のごみ、特に髪の毛が入り込んでいた。別に、キーボードの上で頭をかいたりしていないのに不思議だ。

外したキートップは、中性洗剤を薄めた水でジャブジャブ洗って干しておけばいい。キーボードは掃除機でごみを吸い取る。キートップはタオルに置いて完璧に乾かす。水が残っていると故障の原因になるので、しばらく放置しよう。

本来であれば、乾いたキートップを戻して完成。撮影しておいた画像を見ながらはめていけば簡単に元に戻せるだろう。これで、また1年間気持ちよく利用できる。

◆10年もののキーボードの黄ばみは普通の掃除ではムリ!

しかし、10年も使っていると、どうにも本体の黄ばみが気になる。なぜかHHKBのキートップは10年経っても新品同様なのだが、本体はどんどん黄ばんでくる。どんなに洗剤でゴシゴシこすっても落ちないのだ。そこで今回は、漂白剤に漬けてみようと思う。もちろん、ここから先は故障の可能性があるので、チャレンジする際は自己責任で行ってほしい。

背面のネジをはずして本体を開いてみると、上下に基盤が配置されており、ケーブルで繋がっている。慎重にコネクタを外し、基盤のネジを外したら、キーボードの3枚おろしが完成。上下の本体だけをバケツに入れて、漂白剤の「ワイドハイターEXパワー」を4.5リットル投入し、屋外に放置した。

夕方引き上げて、水洗いして拭き上げたのだが、余り白くなっていないことに気がつく。黄ばみは薄くなっているものの、白とは言えない。その後、詳しい人に相談したところ、まず漬けている時間が短すぎるし、天気の悪い時期だと意味がないそう。漂白剤に漬けつつ、強い紫外線に長時間晒さなければならないのだ。これは、夏にもう一度チャレンジしようと思う。

◆背面のゴム足がいつの間にかない!そんなときは……

それでもある程度はキレイになったので、気持ちがいい。基盤を戻してキートップを装着し、さて使おう、と思ったらうまくタイピングできない。キーはきちんと入力されているのだが、キーボードが少しずつずれていくのだ。

背面を見たら、ゴム足の片方がなくなっていた。時すでに遅しで、そのゴム足は漂白剤と共に流されてしまっていた。通常であれば、どうするべきか悩むところだろうが、筆者はいい口実ができたとニヤリ。

バード電子からHHKB用の吸振マットが発売されているのだ。価格は約3000円だが、クッション性が高い上に、より滑りにくくなるのがウリ。欲しいと思ってはいたのだが、10年素のまま使い続けていたのだから、このままいくか……と諦めていたアイテム。速攻で購入して貼り付けてみた。

ゴム足より高いので、紛失は気にならなくなった。打ち心地もいい感じ。大満足と思ったのだが、数日使っていて手首が以前より疲れることに気がついた。

「押下の力が変わったのだろうか?」といろいろ調べたところ、キーボードが高くなっていることが原因と判明。マットの厚さは3mm。おそらく、以前よりも1~2mmほど高くなっている。このわずかな差でここまで負担が変わるのかと驚いたが、仕方がない。またまた口実ができたとニヤリ。HHKB用のパームレストを買えば解決するはずだ。とはいえ、ここから先はキーボードの掃除の話ではなくなってしまうので、また別の機会に。

キーボードの掃除は手間はかからないので、もし何年も同じキーボードを使い続けているという人はぜひチャレンジしてほしい。気分的にも衛生面でもよくなること請け合い。ちなみに、ボディの黄ばみを取る作業は、今の時期ではなく梅雨明けにした方が無駄手間にならなくていいかもしれない。

―[デジタル四方山話]―

【柳谷智宣】

お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「Wi杯」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる

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